いやしかし大臣、異例のことだからあれはよく了解せい、そういうことでは私は話は済まぬと思います。あの繊維交渉の経過をずっと見ていまして、ほんとうに国民は率直にいいまして、一体日本に外交があるのだろうか、こういう率直な疑問を、外務省に対する不信感というものを持ってきた、これは私は一例として言っておるだけなんです。 ことしの一月十六日だったかの新聞、私は的確には覚えていないのですが、毎日新聞に、米中の接近について、香港の岡田総領事と駐米大使である牛場氏との間に激論が戦わされた、こう書いてあります。あなた、新聞をお読みになりましたか。この二人の米中接近に対する——これは外務省内における重要なポストにおる人ですね。香港の総領事という重要な
