いま総理から二つの点について、日本の経済の現在的な病理について話がありました。 その一つとして、内需が十分じゃないんだ、需要がなかなか起こらない、こういうことなんですが、需要を考えるときに、総理のよく言う公共事業等を起こして波及的な需要を喚起していくということと、それから、国民一人一人の消費能力といいますか、消費力を高めていく、こういう二つの道があって、総理は、いや、結果的に見るとむしろ前者の方が波及効果が多いんだ、こういうことなのですが、国際的に見ると、たとえばアメリカあたりでも、今度の予算ではたしか二百五十億ドルくらいの減税をやって国民の消費力を増大させる、こういう方策をとっていますね。 ところが、日本ではどうかといいま
