現在までは遠洋訓練は行つておりません。近海、日本を一周したという訓練が一番大きい訓練であります。将来もいわゆる遠洋訓練として遠く南洋方面へ出かける、世界を一周するということはただいまのところ考えておりません。
現在までは遠洋訓練は行つておりません。近海、日本を一周したという訓練が一番大きい訓練であります。将来もいわゆる遠洋訓練として遠く南洋方面へ出かける、世界を一周するということはただいまのところ考えておりません。
現在まで借りております五十隻は上陸支援艇と向うで称しているものでありまして、いわゆる上陸用舟艇ではありません。今度借りようと思います十七隻のうちにはいわゆる上陸艇、LSTと称するものが入つております。これはわが方で使うのは輸送船及び工作船として使う、そういうつもりでおります。
上陸訓練を絶対にしないとまだきめたわけではございません。陸と海との共同の訓練を行うということはすでに考えております。その際に海上自衛隊の船によつて、陸上自衛隊員が輸送されてどこかへ上陸をするというふうな演習を行うことは、おそらく考えるようになると思います。
どこへということはありません。ただ上陸をする演習をやるのであります。
自衛隊というのはわが国を自衛、防衛する任務なのであります。外国へ上陸するなんということは考えておりません。
穗積委員の御質問とも思えぬような御質問でありますが、たとえば東京付近から北海道方面に、自衛のための必要があつた場合に、船で輸送する、あるいは九州方面に必要がある場合に船で輸送するということが、陸で輸送することと相まつて必要なことは当然に予想される。もつともこのための演習や何かが莫大な経費を要するという種類のものではないと思います。
船で輸送するというのは正規の港等が使えない場合だけを考える必要はないのであります。正規の港が使える場合でも船で輸送して適当なこともあります。しかしそういうことでなく、今おつしやるように、いわゆる港でないようなところへ上るという特殊の演習をやることもありましよう。いわゆる外部から直接の侵略があつた場合に対処するということの任務が新しく与えられようとするのであります。そういうふうなことがあることを想定して訓練をすることは当然のことであろうと思います。
警備隊の任務は、現在までは御承知のようにわが国の治安を維持するという任務であります。そうした意味でその第一線の任務を行いますものは、海上保安庁の警備船であります。従いまして、現在までそうした警備の任務にわが方の警備船が面接ついたという例は、きわめて乏しいのであります。その例は、警備といいますよりも、災害救助の意味でつきましたのは、さつき申しましたように、近畿の水害、このたびの北海道の漁船の遭難、そのほかは機雷の発見処理等のために、津軽海峡あるいは日本海等において行動をしたという程度であります。
自衛の問題、防衛の問題は、当面これは艦艇貸借の問題でありますから船の問題で出ております。陸においても空においても、自衛力漸増、防衛力漸増という形において増強をして行く方針を適当と認めて、その線に沿つて行つておるわけでございます。船のことだけを考えて上陸演習だけをやるつもりは持つておりません。そうして、そういうものは必要でないというただいまの穗積委員のお言葉、これは御意見として承つておくことが適当であろうと思います。つけ加えて申しますならば、私どもはその御意見には賛成いたしません。漸増の方針をとるつもりであります。
別にそういうふうなものを記録に残してはおりません。なくても一向さしつかえません。
向うへ防衛計画は六十八隻だとか、それに十七隻足したとかいう話をしたことはございません。
この船は海上場自衛隊の船として使います。海上自衛隊の法律に書いてありますように、わが国の安全と秩序を維持するという目的に使用いたします。
これは政府がわが国の安全と独立を守るという範疇のものであると判断をした場合に、任務につかせるのであります。今仰せになりましたようなものをここでちよつと抽象的に……(穗積委員「抽象的じやない、具体的です。」と呼ぶ)判断することはいかがと存じます。
現在持つておりますのは、借りておりますもののほかは掃海船であります。機雷を掃海する船が三十一隻、これは小さいもので、トン数にしまして全部で一万二千三百八十一トンでございます。このうちには何といいますか試航船としての、千五、六百トンの桑栄丸というのが入つております。そのほかはバージその他の雑船でございます。その他には二十八年度の予算で認められました千六百トン型二隻千トン型三隻を中心とした若干のもの、合計九千何百トンばかりのものが認められており、二十九年度では三百トンの駆潜艇八隻を中心とした、三千何ぼでありましたか、二千トンばかりの、前に御説明申し上げたと思いますが、そういうものが認められておりまして、これはこれから建造に着手するという
何百何十隻で何トン必要だというふうなことが的確に言えない、これはいろいろの事情もあります。対抗すべき兵力等の関係もあります。そういうことでありまして、現在持つておるものに、さらに十七隻を加えたという程度のものでは不十分であるということは言い得るわけであります。
これは前々申し上げましたように、本来ならばある程度の目標を立て、長期計画を立てまして、そのうちの二十九年度分ということで参るべきものであります。そういうふうにいたしたいということで勉強をし研究もいたしましたが、不確定要素があまりに多くして、どうしてもそういうものをつくり得ない。しかしながら、大ざつぱにそういうことを一応研究の念頭に置きつつ確定し得る二十九年度をつくつたという経過になつておるわけであります。
来年度というのは三十年度ですね。――三十年度におきます計画は、先ほど穗積委員の質問もありましてお答えをしましたが、まだ決定いたしておりません。そうしてこれは単に財政だけの問題ではございませんで、要員の募集、訓練その他の問題とも関連をいたしますので、来年度は事情許すならば十七隻以上、今の二万七千トン以上のものを欲するかどうかということは、まだお答えいたしかねる段階であります。
これは予算に関連し、いわゆる自衛力、防衛力漸増の問題に関連をすることでありまして、私の個人的意見と申しましても、保安庁次長という職にあります以上、単純な個人的意見とはどなたもお考えになりません。もう少し固まりませんと申し上げかねるのであります。
十五日土曜日午後一時ごろからでございましたか、米国の三軍記念日のお祝いがあるということでわれわれに招待状参りまして一私も参つたのであります。それは事実であります。私も昨日読売新聞を見ましたが、英語であいさつがあつて、あとで向うの人が日本語に訳してくれました。いわゆるレセプシヨンでウイスキーなんかごちそうになりまして、得意でない英語などあまり聞いておりませんし、だれもあまり気をつけておらぬようでありましたが、そこに書いてあるようなことがありましたかどうか記憶はございません。しかし全体としての感じはただ三軍記念日についてのごあいさつであり、私もあとであいさつを述べましたのは一誓いろいろごやつかいになつてありがたい、将来もよろしく御援助を
たいへんおもしろくない御質問の仕方で、私はウイスキーに酔つぱらつたと申しません。ウイスキーを飲んでおつた、そういういわゆるレセプシヨンのあいあいたる話合いの中の向うのごあいさつであつたということを申したにとどまるのであります。私の言うたことは、新聞に書いてある通りに言うたのではありません。私の申したのは、今も言つた通り、いろいろ今まで保安隊、警備隊等の育成についてごやつかいになつておることを、ありがたい、将来もよろしくお願いをすると言つたので、ヒギンス少将の言つた通りなんということは申しておりません。