私は、いま説明がありましたことしの梅雨前線の豪雨、特に去る六月二十五日の熊本、阿蘇、天草、長崎等に災害をもたらしましたもののうち、特に熊本市の坪井川水系を集中的に襲った、一時間に七十七ミリという熊本気象台始まって以来の集中的な豪雨——降り始めましてから四時間以内に最高水位五・二メートル、警戒水位を二、三メートルもオーバーするといったような物すごい鉄砲水が人家を荒らし回ったわけでありまして、床上床下浸水戸数は三千戸を超えておるということも言われております。熊本のみならず、九州方面は台風常襲地帯でもありますし、また梅雨前線の集中豪雨の常襲地帯でもありまして、たび重なる災害を受けておりますけれども、どうもそれだけの対策が平素講ぜられていな
