いままでの高度成長期、非常に多額の自然増収がございまして、累年の減税が行われている。累年の減税を内容的に見れば、それは物価調整以上の実質的な減税が積み重なってきております。したがって、課税最低限も、大臣がしばしば申し上げておりますように、先進諸国の中でいわば一番高い、負担としては一番低い、そういうところへいまきておる。これはいままで一生懸命やってきた物価調整プラス実質の減税の結果で、そこへきておるんで、その水準をいまスタートにして、今後予想される物価調整をことしどうしてもやらなくては負担にたえられないかといって問いかけてみれば、それはがまんしていただけるんではなかろうかと、そういう御議論でございます。
