たいへん広範囲にわたるむずかしい問題でございますが、まさしく先生が御指摘のように、保険ではカバ一できない分野というのが、これはかなりたくさん残されておると思いますし、また、率直に申し上げまして、その分野がほかの国に比べて立ちおくれが見えるのではないかという気もいたします。逆に申しますと、いままでの日本の社会福祉系統の経費というのは、どうも医療中心的な感じを少なくとも私は受けておりまして、まさしくおっしゃいますように、老人対策とか児童対策、母子対策、心障者対策というところにこれからの新しい光が当てられなくてはいけないのであろう。その場合に、どこまで保険でいけるかと申しましても、それはおっしゃいますように限度があろうと思います。したがっ
