幾つかの点の御指摘ございましたが、一つは、五十五年度に何とかいわゆる特例債をゼロにしたいという中期計画なり財政収支試算なりを今回の税制調査会の答申の際に参考としてお使いになっているわけで、その数字が扱いとしては御承知のように(注)に入っております。したがって、固定的にこの計数をいま決めてしまって判断することを適当でないということを本文でおっしゃりながら、しかし、ほかに手がかりがないから計数的な参考として使ったという立場をとっておられます。 その場合に、五十五年度に特例債を何とかゼロにしないと将来にわたって非常に問題を残すし、それは世代間で、現在の世代が楽をして、その元利償還費を後の世代に残していくことではないか。俗な言葉で申せば
