大蔵省にちょっとお尋ねいたしますが、わが国の貿易上の収支が、国際収支が大幅な黒字になっており、黒字を減らせと強大国やその他の国々から言われて四苦八苦しておるわけですね。そこで、そのもし黒字減らしのためならば、自国船、自国船と言うのは、いささか方角が反対じゃありませんか。いま運輸省が考えております自国船拡大強化策というのは、利子補給までして、そして強大な優秀な商船隊をつくって、わが国の輸出入の荷物をさらに多くわが国の船で運ぼうという政策は、少なくとも国際収支の黒字に悩んでおる——悩まされておるわけですね、わが国は。その悩まされておるわが国として、当面ちょっと矛盾した政策ではないか、その辺をどうお考えになりますか。
