そういたしますと、運輸省の方にお尋ねしますが、「さんふらわあ」は旅客船ですから、カーフェリーにたくさんのお客さんを乗せているわけですから、よほど気をつけなければならないのに、そういうとまっておる船にぶつけたなんというのは何とも情けない話だと思うのですよ。だから、それはカ−フェリーのフェリー事業者の方の運航管理体制に何か緩みがあったのではないかという気がしますが、その点はいかがなものでしょうか。
そういたしますと、運輸省の方にお尋ねしますが、「さんふらわあ」は旅客船ですから、カーフェリーにたくさんのお客さんを乗せているわけですから、よほど気をつけなければならないのに、そういうとまっておる船にぶつけたなんというのは何とも情けない話だと思うのですよ。だから、それはカ−フェリーのフェリー事業者の方の運航管理体制に何か緩みがあったのではないかという気がしますが、その点はいかがなものでしょうか。
定期船課長、見解どうですか。
御調査中でしょうから、的確な話はお聞きすることはできないとは思いますけれども、海上保安庁の事故の報告書を見れば、二十五日の朝、「さんふらわあ」が衝突したときは視程一千メートル以下という程度になっておりますから、一千メートル以下というのはゼロも含むでしょうけれども、まさかそんなに離れておるわけではないでしょうから、ある程度視界は明らかであったと見る。その中でとまっておる船にぶつけるというのは、カーフェリーの運航責任者としてこれほどの恥辱はないと思うのです。速やかに原因を探求して除去されることを望みます。 そこで海上保安庁長官、あなたの方は、伊豆大島と伊豆半島の間で連続して起きた衝突事件は、神長丸の沈没、十二名の船員も亡くなったよう
船長だとか航海士とかいうのはあだやおろそかでなれるものではないと思うし、資格を取って任についた以上、徹頭徹尾、必死の構えの真剣さがなければならないと思うのに、視界百メートル以下、ゼロに等しい夜において無謀航行をしたなどということは、もってのほかだと思います。これは厳重にお調べの上、対策を講ぜられることが必要だと思います。 さらに海上保安庁にお尋しますが、その際、下田海上保安部は巡視船十一隻、飛行機一機を出動させたとありますが、下田にそんなに持っておるはずないでしょう。だからどこから飛んでいったのか、間に合ったのですか。
長官、下田海上保安部というのは、巡視船は三隻持っているだけではありませんか、「しきね」、「まつうら」、「あわじ」、そのほかに何かあるのですか。
この問題については幾多の疑問点がありますし、当委員会といたしましてもさらに検討を要する問題もあろうと思いますから、質疑は一応これで終わりますが、何かしらなれによって思いがけないときに集団的なこんな事故が発生することがないように、海上保安庁としては速やかに何らかの対策を講ぜられる必要があると思う。手おくれのないようにお願いしておきまして、関連質問、一人ありますから、私の質問はこれで終わります。
大分質問が進んでまいりまして、もう最後になったのでありますが、この際、若干重複するようですが、利子補給の臨時措置法について改めてお尋ねをいたします。 まず第一に、どうもわからないことがあります。それは私どもの久保先生からも最初にお尋ねをされましたが、「わが国外航海運は、貿易物資の安定輸送をその使命としており、貿易物資の輸出入に多くを依存しているわが国経済にとって、きわめて重要な役割りを担っております。」こう いう提案の趣旨、考え方から「このまま推移した場合、外航海運がこれまでその中核としてきた日本船の維持確保はますます困難となり、貿易物資の安定輸送を確保する上で、憂慮すべき事態に直面することが予想されるのであります。」こうあ
だから、貿易物資の安定輸送を確保することが目的ですかと言っている。そういうのが目的なのか。いまの話だと、建造体制を確保するというなら造船じゃないですか。船をつくることが目的だ、それは安定輸送を確保することが目的なのか、船がなくては困るから船さえつくればいいということなのか、何ですか。
大臣、あなたに聞きますが、いま日本の貿易業者は船をつくってもらわなければ安定輸送ができぬと思っておるとお考えですか。
外国用船の輸送量がふえてきたから、日本船の輸送量が減ってきたから、そこで、日本船輸送量の割合を上げるために今度この利子補給制度をやるのだ、これがその中心だと考えていいわけですか。
これは局長でよろしいが、国際競争力のある日本商船隊とは、いまの日本商船隊でははるかに及ばぬ線でありますか。
競争力が落ちてきておるというのは、どういうことを指すのですか。具体的に何を指しているのですか。
それは運賃同盟の同士の間でそういうことが起きているのですか。どことの間で起きたのですか、運賃の格差が日本の方が高いというのは。
もっと詳しく聞きたいのですが、あなたの方の考えていらっしゃるのは、日本船というのは必ずしも現状において劣ってはいないが、外国用船に少しずつ奪われておるから何となく気に入らぬ、だから、自国の貨物は自国の船で輸送したい、自国貨物自国船主義というものを今後一層発展させるつもりでこういう造船に踏み切ったと考えるべきだと思うが、そうじゃありませんか。
海洋自由の原則、自国貨物自国船主義を主張するのじゃないということならば、なぜ日本商船隊があれだから日本商船隊を拡大せなければならぬという思想が出てくるのですか。よその船が幾らでもあって、わが国の貨物はそのよその外国船によってでもいま十分需要供給の関係はバランスをとれる状態にあるのに、わが中古船を解撤いたしましてスクラップにして、それでさらに新鋭船をつくるというのは、それは海洋自由の原則というのじゃなくて、若干自国船主義というのが表面に出てきておるじゃありませんか。そうじゃないのですか。
現在よりも悪くしなければいいのですか。現在よりも悪くしないなどと言ったら、この趣旨と大分離れておるじゃないですか。現在よりも悪くならなければよろしいなんて、そんななまぬるいものじゃないでしょう。それは積み取り比率で言うなら、輸出が日本の船によるものが二一%、輸入が四四%と下がって、戦前から考えてみたらば、何とも情けないありさまになっておることはみんな知っておる。現在よりも悪くしないなんて、あなた、そんな消極的なものですか。
いまのこういう現状は、日本が外国船の大きな大きなマーケットになってしまったのだ、悲憤やる方ないというものがどこからか出てきて、そこで日本の商船隊がんばれということになるが、商船会社は余りもうかっておらないから力を入れておらない。要領よくそろばんを合わせなければなりませんから、外国用船に逃げ込みますよ。だから、計画利子補給船三百万トン、解撤四百万トンなんですよ。これはあなたの方の出された数字を差し引きずると百万トン減るわけだ。それは新しい船ができたと言えばそれだけのことでありますけれども、大体日本の荷物を外国船によって余りかき回されたくないというのはだれでも思っておることであるし、なぜ日本の船会社がいまのようなていたらくになったかとい
大臣、私は、もう一回大臣の所見を聞きたいのですが、二、三年これで乗り切ろうというのですが、二、三年乗り切れないと思われて仕方がない。それは荷主が余り日本船を喜んでいませんよ、お気づきかどうか知りませんが。これで二、三年乗り切れますか、いまのいい方向に向かって。大臣、あなたの信念はどうですか。
荷主というものは賢いものでしてね、大臣。単にイデオロギーでは荷物は来ないですよ。だから五〇、五〇になるように、せめてわが国の輸出入貨物の半分はわが国の船で運ぶことができるほどの信用と実力といいますか、サービスと申しますか、よさをわが国の商船隊は持つべきですね。イデオロギーでやるというなら楽な話だが、そうはいかぬ。だから、なぜソ連船がわが国の貿易界をかき回そうとしておるのですか。だから、いまあなたのおっしゃったことは、それでよろしいですよ、自由貿易ですからね、それはいいでしょう、そのことは別に反対しません。反対しないけれども、自然にそうなるように持っていくというために、よほどいま政府の政策も商船会社の経営方針も変わってこなければいけな
通産省のいまのお答えというのは、一つの平均点的なお答えだと思いますが、大体日本の品物を輸出輸入する人たちは、何も日の丸の旗で運んでもらわないと品物が悪くなったりどうとかなったりすると思っておりませんね。やはりそろばんでございます。それで、日本船というものを押しつけることなんか決して喜んでおらないと思うんですね。それは一つは、いままでの円高というものが左右しておったと思う。 で、どうですか、いまのような為替レートに相なってきまして、将来の見通しから、円が安くなったというその見通しから言えば、通産省の方では日本の船に相当程度戻ってくると見通されますか。荷主の気持ちをどういうように見ていらっしゃいますか。