フィリピンに対しては、政府ベースの援助と民間ベースの協力と両方あるわけでございますが、まず、賠償――これを援助に入れてもいいのかどうか問題もございますけれども、賠償は、これは昭和三十一年の七月に日比賠償協定がございまして、総額五億五千万ドル相当の日本の生産物と役務を二十年間にわたって供与するということになっております。いま、四十五年三月末現在でございますけれども、その供与の総額は三億五千四百八十万ドルでございます。 次に、円借款でございますけれども、これは昨年の二月に調印をいたしました交換公文によりまして、フィリピンの南北を縦貫いたします幹線道路、これの建設とか改修のために供与することにいたしました総額三千万ドルがございます。こ
