三百二十万トンが多いか少いか、これはいろいろ見方があるかと思います。私どもといたしましては、終戦直後の窮乏いたしました食糧事情を考えますと、やはり国内生産力の増強もさることながら、輸入につきましても、できるだけたくさんゆとりを持ちまして入れたいという気持がございます。従つてこれをぎりぎり詰めますれば、あるいは二百八十万とか二百四十万という数字も出るかと思いますが、そこはやはり若干の安全を考えまして、三百二十万トンという数字を出しておるわけでございます。輸入実績を申し上げますと、四八アメリカ会計年度で二百八万トン、それから四九アメリカ会計年度では二百四十七万トン、五〇年では三百二十四万八千トン、さような数字でございます。
