それは場所はどこでしようか。
それは場所はどこでしようか。
それは私は知りません。
知りません。
私は聞いておりませんですね。
はあ。
そういうことはどうも記憶にないし……。
調書を見れば答えられると思うのですが、どうも今のところそういう限定したことをお尋ねになつても、はつきりしたことは言えないのですが……。
それは先程お尋ねのときに答弁をした通り、つまり直接の当時の詐欺の犯行状況ですね、それとその経営しているところの事業面において、どういうふうな経過を辿つて詐欺を決意し、詐欺の犯行を企図して、そうしてやつたかということも、心証を取らなければ、この事件というものは、それは先ず上乘ではないのです。従つてこの佐藤という男は確か昭和二十一、二年頃から国富繊維株式会社というものを創設して、社長となり、繊維を取扱い始めたのですが、大体その資本金の運営、それからその闇の融資問題、そういう社交上の問題というようなことから調べて来た、その間に出て来た問題だということを答弁したわけなんです。
どうもそれも調書を見ないとどうもはつきり申上げられないのです。
どういうところをお尋ねになるのですか……(笑声)どうも私は直接の詐欺犯行の中核となる問題と、その前後関係をはつきり明瞭にしなければ、詐欺問題というのは成立たないのです。つまり詐欺をやつた、金を騙してとつた、相当の金額があつて、返し得る状況にあつて、尚且詐欺をやる人物もありますが、本当に詐欺を働く者は、外に借金があつて金が一銭もない、あらゆる状況、前後の状況を調べて、どうしてもこれは拂う気はなかつたのだ、品物を売ると称して品物を入れる気はなかつたのだというところの心証をとらなければ、これは実際の捜査上からいつて上々ではないということを先程申上げたので、その間における過程なんで、私は限定されて……。聞かれると記憶がない。
だから今申上げた通りなんです。
吉田首相と、福田代議士の問題は一緒に事情をそのまま調書にとつたと思います。増田官房長官のはやはりこれも一回通して調書をとつて、私は二十四、五回調書をとつたのだが、参考人から聞いたそういうものを入れると、これは二十四、五回ではない。実際私は恐らく数十回とつておるだろうと思います。そういう関係で私は記憶が明瞭でないのですが、調書の中に増田官房長官から礼をいわれたようなことも内容にあると思います。調書をとつてあります、それは。
それは覺えないですが……、そういう噂はあつたですね。
それは一種の捜査技術ですが、その点はどうも……。明瞭に申上げられないですが……。
ちよつと忘れました。
出生地は確か北海道だつたと思うのですが……。大体中大に席を置いて相当苦心した男ですが、戰争後に発達した会社ですから……。
大体一番最高潮であつたのは何といつても昭和二十三年の初め、二十二年二十三年ですね。あと昭電疑獄で以て小菅に收容されて、出て来て直後は言行を調べても分つたのですが、非常に貧弱なものでした。
そういうことは……。
記憶しております。
調書に取つてありますけれども……、全部調書に取つてあります。