絶対ありません金は……。
絶対ありません金は……。
絶対ありません。
絶対渡した覚えはありません。
絶対そういうことはない。絶対そういうことはない。私はそういう人を知らない、二人とも知りません。会つたこともないのです。私は知らんです。
それは了解して頂きたいのですが、その点は今、先程申上げた書類は全部検察庁に送つてあります。今それは捜査の進行中なんでして、私はそういう佐藤の事業について逐一調書を取つてありますが、その今お尋ねのような問題は私からは申上げられないですな。
それじやどういうふうに言つたらいいでしよう。(笑声)
名前は出て来ております。併し内容は、これは記憶も明瞭でもありませんし、捜査中ですから、私から申上げられないのです。
それは限定されるとそうだというようには私は申上げにくいのですね。併し過去の経験からそういうふうな感情を持つておるのです、私は。
それは自供した佐藤の調書はありますが、その或る部分は虚僞の事実であつて、或いは状況とか金額とかいうような問題は本当であるか、或いは一方に何か大きなものを匿しておつて、ちよびつとその小さいものを出すというような場合もあるのです。ですから私は先ず私の調書も取る相手の、或いはこれは勘といいますか、捜査上の勘といいますか、先ず私には本当の、それは外に何か別の明題が残されておるかも知れませんが、併しとに角あの状況を私に話したことは大体本当だ、こういうふうに思うのです。
今委員長さんのお尋ねの問題は、つまり社交上に金をばら撒いた点についてこれはどうだという、つまり刑事上の問題です。どうだというふうに私は感じたので、先ず私はその調書を取る状況から、いろいろ過去の経験から見て、私共はこの中は嘘を言つておる、一応嘘でも調書へ取れという場合もあるわけです。又同じことを二回取る場合もあるのです。だんだん真実に近寄つて来る、つまり同じ事項でも五回くらい取る場合もあります。そういうような状況から見て、私はほぼこれは先ず匿しのないところだと思つて調書を取つておるわけです。だからいきなり聞いていきなり書くというようなことをする場合もあるし、しない場合もある、何遍も……。これは余談に亘りますが、調べというものは本人がま
その点先程私はお答えしたと思うのですが、今読み上げられた問題はそれだと断定し兼ねる。何故かというと、私は沢山の調書を取つているので、少しも私はメモを持たないのですが、従つて他に漏洩することを惧れて私はメモを持たないので、どうもここに臨むのに検討して見たわけでもなし、一切書類は全部送つてあります。飯塚係長を通じて検察士に送つてあるので、今読み上げられてもそれに間違いありませんというわけにも行かないし、そういうことは記憶にないし、はつきりしないから、更にそれが又犯罪になるとかならないとか、贈賄になるとかならないとか、その問題は今捜査中でありますから、申上げられないです。
その程度に記憶しております。はつきりどうも記憶がないのですが……。
そういうことはない。
それはどういう意味でお話になるか存じませんが、伊藤事件を如何にして証拠を蒐集して起訴まで持つて行くかということに忙殺されておりましたので、私としてそういう余裕はありません。
分りません。
ありました。
ありません。一応釈放して……。
ありません。
はあ。
ありません。それはこの調べは参考に申上げますが、捜査二課の二係長の飯塚警部を主体として、或いは他の刑事を使つてやつた場合もありますが、そういうことは絶対にありませんね。