ですから先程も申上げた通り、吉田首相の問題は調書を取りました。こう言つているのです。
ですから先程も申上げた通り、吉田首相の問題は調書を取りました。こう言つているのです。
それは知つていません。
ちよつと頭に浮んで来ません。
釈放です。
いや私の方では拘留を請求しないのですから、その点は……。
はあ。
勿論通じました。
飯塚係長と一緒に岡崎部長検事に行つて申上げたように思うのです。意見具申だけは。
決定はなかつたのです。若松検事が、その際調べ中でしたが、調べる前か、調べる途上において、これは拘留を続けて、更に容疑の点だけは調べるべきだ。そうもしなければ調べは困難になるということだけは具申してあると思うのです。
私と飯塚係長と一緒ですね。
岡崎部長検事ですね。
警視庁に帰つてから電話だと思いますが、その点明瞭じやありませんが、釈放と決定するからというような通知があつたように思うのです。
そうです。まあいろいろ噂が出まして、やはり僕が心配しますから、主任の身辺を窺うようでは、この事件はこれで恐らく打切りになるか、或いは中止するか、そういうふうな感じはするものです。従つてその際に主任がぐしやぐしやしておれば、これはもう捜査というものは当然できませんですから、いや全部僕がやるから、もう覚悟しているし、どうしても遂行しなければならんのだから、どういう迫害があつても、どういうことがあつても、主任が言つたようにしてやつて呉れということは当然常識として言わざるを得ないわけです。
いやいや私が部下をです。(笑声)
それはどうも言えませんね、とにかくあつた直後です。
恐らく十一月のいつ頃ですか、噂は聽いたと思うのですが、どうもその点はつきり分りません。
起訴されております。
係長が出頭の形式でやれという意向だつたのです。つまり私が中に入つて検事の強硬な意見と反対な意見だつた、こういうことです。
でき上つた調書については、その調書でなくて逮捕状を請求する請求書というものを作成せにやいかんのです。それにやはり役所のことですから上司の決裁というものを入れなくちや、私共それを執行すること、手続することができないのです。執行する場合にちよつと待てというので、取上げてそのままになつているということです。併しその調べの調書、これは正当に行なつております。
それはもう検挙したのですから、これはもう何を言うともできないのです。