御案内のとおり、日本の電信電話、特に電話の拡張というようなものは、敗戦前までは、ほとんど一般住宅いわゆる庶民に対しては提供できないような状態になっておりました。つまり戦争中までは、ほとんど一般電話というものを抑止しているというような状態で、あげて軍事に使ってきたような実態でございます。ほかの国は、電話の発達というものはきわめて早期からやられておりまして、しかもそういうような特殊なやり方をやっておりません。したがいまして正常に伸びてきておるわけでございますが、ようやく日本では戦後になりまして、あらためてこの電話の需要というものが、一般につくような形になってきております。したがいまして、過去の沿革が、やはり今日のような積滞現象を呈したも
