物価問題は政府だけではなかなか効果的な措置がとれないわけであります。特に自由経済体制の中におきまして政府が価格介入をいたしますと、それはまた逆にいろいろな波及効果を呼びまして、むしろそのために全般的なインフレマインドに火がつくという可能性もなきにしもあらずであります。したがいまして、政府といたしましては、八項目から成る総合的な物価対策をともかく弾力的に、かつまた危険が予知される場合には早目早目に行動するということを決めておるわけでございますが、同時に、こうした卸売物価に対しては最も直接的な関係のある経済界の方々に要請をしたわけでありまして、特にわれわれとしましては、海外要因による原材料の引き上がりの部分については生産性向上でもってひ
