私は、この場合非常に疑問を持つのです。今度あなた方の計画でお作りになる船の最新式の兵器、それから最新式の航海用具、たとえばジャイロ・コンパスのようなもの、あるいは電波兵器などは、日本よりアメリカの方が非常にすぐれているのがあるのじゃないか、おそらく大部分がアメリカの持っておるところの兵器をこれにつけるのじゃないかと思うのですが、いかがですか。
私は、この場合非常に疑問を持つのです。今度あなた方の計画でお作りになる船の最新式の兵器、それから最新式の航海用具、たとえばジャイロ・コンパスのようなもの、あるいは電波兵器などは、日本よりアメリカの方が非常にすぐれているのがあるのじゃないか、おそらく大部分がアメリカの持っておるところの兵器をこれにつけるのじゃないかと思うのですが、いかがですか。
そうしますと、実物を向うからもらう場合、費用はどうなるのですか。現在の艦船の建造費の中には入っているのですか、いないのですか。
従来日本の軍艦に関する兵器その他一切のものは全部日本でできたのでありますけれども、現在においては残念ながら戦後軍需品生産の会社はほとんど壊滅しておりますから、おそらく上五インチ砲でも日本で作ることはむずかしいのではないかと思うのですが、現在五インチ砲は日本でできるのですか。
この船を大体三隻作りますのは、二カ年計画でお作りになるということを伺いましたが、これを入札にされるとすると、日本の造船所のどこかに入札されるわけですが、艦船を完全に作り得るところの資格を持っている造船所というものは、日本に幾つありますか。
戦争前は日本の造船所は大体駆逐艦の建造くらいには欠事かなかったのですけれども、現在においては、遺憾ながら政府が計画しておられるような二千三百トンの船を作り得る造船所というものは五社と言われたが、五社であるか三社であるかわかりませんが、きわめて少いと私は思う。従ってどの会社とどの会社にこれを作らせようという御腹案はあなたの方にあると思うが、これは入札でやるのですか、どういう方法でこれを作らせることをおやりになるのか、伺いたいと思う。
先ほど防衛庁長官が、この船の主機は四万五千馬力と言われたが、エンジンはどういうエンジンをお作りになるのですか。
エンジンの種類を聞くのです。タービンだろうと思うのですが、どういうタービンをお作りになるのですか。そうしてまたそのタービンの名前をあなたの方でおっしゃれは、造船所は一つか二つにきまっちゃうんです。
今度新たに作られる軍艦といいますか、この駆逐艦にはロケットをおつけになるのか、あるいは誘導爆弾というようなものをおつけになるのか、それを伺いたい。
対空は。
さっきはいかにも世にも珍しい最新式の船のようなことをおっしゃいましたが、対空ロケット砲もなければ誘導爆弾の装備もない。どこが新しい船ですか、ざらにある船ですよ。あなたには珍しいかもしれぬけれども。(笑声)おそらくそっちの方の専門家の方々から言えば、まだまだ不満足でしょう。こういうことは私はむだだと思うんだ。むだなものをなぜあなたの方はこんなにして喜んで、ただだからといってお作りになるのか、世の中でただほどこわいものはないということを言うじゃありませんか。(笑声)作ったあげくにアメリカにやった、アメリカからはあらためてまたもらった……。戦争後に、日本で食糧のないときに、いろんな食糧をもらったことがありますね。ただでもらうたと思って、国
どうせそういうことをおっしゃると思っておった。あなたのおっしゃるように、均衡のとれた防衛計画を立てられるような国なら、こんな貧乏な国ではありませんよ。アメリカから頭を下げて物をもらわなくてもいい国なんです。金がないのですよ。やりたくても、ないから、工面をしてこんなことを考えているのでしよう。そうだとすれば、ないものならばないなりに——さっきあなたは僕に説明してくれた。小山さんは、よその国でいきなり侵略されている国も今あるんだ、そういう国は手を上げていろと言う、世界の政治家の考えとは逆な考え方をしていると笑われた。私は、あなたの嘲笑を甘んじて受けますよ。しかしどうですか、今の日本のような金のない国がああいうようなことを言って、均衡のと
そうすると、結局私の質問したことに対して御答弁がないのですね。ないのですか、できないのですか、それという考えがないのですか、どれを重点的にやるという考えはないのですか。経済的なことを考えてやるんだ、それは重点的じゃないですよ。陸海峯のどれをやれば一番経済的に防衛の実が上るかということを考えなければならぬのでしょう。どこを一番先にやるのですか。防衛の実の上るのはどこです。逐次全部をやっていく、そして均衡のとれたものにするが、さしあたって一番経済的に効果のあるのはどこだ、こういう考えがなければならぬでしょう。それを伺うのです。
この重点的にやるということは、数をやるとかなんとかいうんじゃないのです。防衛の力です。力というものは、必ずしも数が多いから力というものでもなければ、あるいは数が少なければ、幾らいいものでもあまり少なければ、これはやはり防衛にならないのです。防衛の力を言うのです。だから、十八万の軍隊があるから、これは経済だ、人間が一番安いからということをあなたがおっしゃれば、これでは話にならないのです。私の考えていることは、今の日本の現在の立場において、もし今あなた方が防衛計画をどんどん増強なさるようないろいろな面の御心配があるとするならば、どこの面が一番先に心配だから、まずその面を充実させるということがなければならぬでしょう。ただ世界じゅうを見渡し
雲をつかむようで、一向にどうも要領を得ない。この金の支払いはどういうふうに支払うか。これは大蔵大臣にお伺いいたしますが、金の支払いは分割払いをするようだが、総体において、六十七億円ですか払うようになっていますが、しかし差しあたって十二億円、次の金、次の金と払うのですか、どういうふうな支払い方法になうて払うようになりておるのですか。
そうすると、三十三年度はどうなりますか。
兵器の建造というものは、一刻を争うものなのです。今日の最新式の兵器は、明日ほかの兵器ができると、それは決して最新式の兵器でなくて、非常に効力の劣った兵器になる。これは全部そうなんです。兵器は、全部一番新式の、そして一番能率のいいやつが兵器であります。ほかにさらにそれ以上のものができたときには、それは役に立たなくなっております。この計画で、この設計で一生懸命三年でお作りになって、三年後に国際情勢の変化とか、それから今の科学技術の進歩というものを考えますと、これじゃとても間に合わないように思いますが、防衛庁長官、これでいいのですか。
私は、実に驚き入った御答弁だと思う。こんなことは言いたくもないが、わかりよく言いますと、在来世界で、どんな優秀な日本の兵器でございましても、あの原子爆弾ができてきた、水素爆弾ができてきたとたんに、ほかの兵器は全部無力になったじゃないですか。無力にならぬとあなたはおっしゃいますか。たとえば、現在防衛庁が十八万か二十万の軍隊を持って、そして戦車を使い、バズーカ砲をかついで、あちらこちらに演習をして一生懸命やっておられる。たまたま青竹でぶんなぐられて死ぬやつができたり一生懸命働かされております。それほど一生懸命やって訓練を受けた兵隊が、たとえば、原子爆弾が一発落ちたらどうなるか。あの演習を見ていると、昔の演習と同じですよ。穴を掘ったり、あ
これは、ますますあなたと私とは意見が違っちゃう。かつて潜水艦というものがほんとうに完全に使われたのは、第一次歌州大戦のときです。それまでは、小さい潜水艦というもののあることば知っておったけれども、海上においてあれほど激しい活躍をするとはだれも思ってなかった。ちょうど私はそのとき二十五才でありましたが、小さな船に乗りまして、ヨーロッパに行うたんです。自分の船には、潜水艦を砲撃するところの大砲も、二門ちゃんと持っておるのです。持っておって、訓練をしておる。それでありながら、潜水艦に撃沈された。そのやられたときは、ほんとうに天気の晴れた、波の平らな、畳のような海で、どこに潜水艦が出てもわかるときなんです。それですらも、月にとまらないで、自
そういう情ない防衛ならやらぬ方がどうですか。私はさっきも言った。やるならだれが攻めてきても防げるような防衛をやりなさい。やれなかったら、むしろよけいなことをして、そうして毛を吹いて傷を求めるようなことはやめたらいい、こういう考えで、私はこれ以上質問したところで、どうせ今のような御答弁ならしようがないですから、これでやめますが、しかし、もう少しあなたの所管事項に対して熱心に勉強していただきたい。それだけを御注意申し上げておきます。
ただいまの大臣のお言葉で、当局の方の相当これに対して今後の万全をはかりたいという御意思はわかります。しかし私どもが非常に残念に思いますのは、毎年の行楽季になりますと、必ず遭難、転覆あるいは墜落等の事故が起る。そうしてそれも相当おびただしい数字に上る人命の殺傷がある。まことにこれは私は遺憾なことに思います。ことに運輸大臣の監督下における海上の遭難は、すでに洞爺丸事件から紫雲丸事件になり、相模湖の事件があり、また今回の事件がある。このように相次いでいろいろな事件が起っている。何とかしてかかる不幸なできごとを根絶させたい、こうわれわれは思うのであります。当局においてもその点についてとくと留意を願いたい。すでに私は昨日海運局長にも意見を申し