大臣がお見えになりませんで御不満でしようが、ひとつ私どもの考え方を申し上げたいと思います。 先ほど官房長からお話がありましたように、私どもの国の経済のかじの取り方を、きわものでなしに、これからやや長きにわたつてとらなければならぬという方針を示しておるのでありまして、朝鮮の動乱のものも、きわもの的に読み込んではおらぬつもりであります。もちろんいろいろ日本の経済に影響を及ぼす諸現象には注意深く監視は怠らないつもりでありますが、そのために特に政府の声明をかえる必要はないというふうに承知しております。
大臣がお見えになりませんで御不満でしようが、ひとつ私どもの考え方を申し上げたいと思います。 先ほど官房長からお話がありましたように、私どもの国の経済のかじの取り方を、きわものでなしに、これからやや長きにわたつてとらなければならぬという方針を示しておるのでありまして、朝鮮の動乱のものも、きわもの的に読み込んではおらぬつもりであります。もちろんいろいろ日本の経済に影響を及ぼす諸現象には注意深く監視は怠らないつもりでありますが、そのために特に政府の声明をかえる必要はないというふうに承知しております。
私がきわものと申し上げたのは、戦況から来る一張一弛を指したのでありまして、今御指摘になつたような意味とは少し違うのであります。ただ自由国家群に結びつくことは、長い世界経済の流れから見ると、それがきわもの的じやないかという御指摘だろうと思います。あるいは朝鮮の問題が、その後非常に平和的に展開するようになりますと、御指摘のようなことがあるかと思いますが、しかしそのときには、むしろ相手の国々も自由国家群に入つて来るのだというふうに考えてもいいのじやないかと思います。なおまたそういうふうに特定なグループとの結びつきで、貿易の拡大が不可能だろうというふうな御指摘でありますが、その国々の間においても、未開発地域の開発その他の問題等がありますので
御指摘になるようなことが理想でありましようし、当然世界の平和が確保され、世界の自由な国際経済というものが復帰するということについては、あなたと私は同感だと思います。しかし現実の政治の状態というものは、必ずしもそういうふうに理想だけおつかけて考えても、しばらくはむずかしいのじやないかと思う。もし御指摘のような事態が展開すれば、多々ますます弁ずるということになるので、この考え方が、私は現実に即さなければならぬ経済政策のかじのとり方からいつて、決して間違いではないと考えます。
自由国家群との結びつきの中には、今御指摘のような軍事的な面だけでは私はないと思う。いわゆる日米経済協力の問題でも、向うのいう緊急調達というような線は、今御指摘の線に近いと思いますが、ポイント・フオアに関連した未開発地域開発に関する問題は、むしろ恒久的な性質を持つものだと思います。今御指摘になりましたように、一方だけを重く見て、それだけをミス・リードするというふうに考えておりません。和戦両様といいますか、筋の違つたものまで含めて考えておるのであります。そういう意味で、軍事的な面だけでの一張一弛をきわもの的に取入れたのではないということを最初に申し上げたのでございます。
これはマーカツト声明にもありましたように、資金の面はアジア政策で援助しようじやないか、それに必要な設備、技術等の面で日本でできるだけのお手伝いをしようじやないか、そうすれば日本の生産財のはけ口にもなりますし、そのことによつて民土が上り、開発が進み、平和商品の使用も開拓されて来ると思います。
具体的にどうこうという数字はまだ私は正式に受取つておりません。またマーカツト声明にも非常に用心深くありますように、やはりコマーシヤル・ベースというものもありますので、一つは日本の経済の努力の仕方というものできまるように思いますので、今のところ幾ら幾らという数字はありません。
まだ具体的に進んでおるものではありません。ただよくいろいろな話の中に、輸出銀行などを通して、実際の問題として、こつちとしても援助する面があるのではないか、これも日本の力にも応ずることでありまして、非公式の話に出るようなことはありますが、正式にはそういうことはありません。
これはきまつた問題だと御承知願うと困りますが、たとえば一つの例として鉄のことを考えましても、日本の鉄鋼の立地からいつて、あそこで銑をつくつて、その銑を加工するような方法も考えているのではないかと思います。その点でアメリカの資本、日本の資本、技術、現地の労力と結ひついて、一貫溶鉱炉のようなものを考えて、その二次加工を日本でやるということも考えられるのじやないかと思います。しかし最初にお話申し上げましたように、具体的なものではありませんが、その方法も一つ考えられるのではないかと思います。
私の私見ですが、私は多少その方面を知つておるつもりですから、そういうふうに進展する可能性もあるということを御承知願いたいのであります。
非常に高邁な議論を教えていただいたのですが、私は世界平和の経済的基礎というものは、やはり各地域における経済的な特長というものを生かして、それを相結び合うということが一番いいのだろうと思づております。非常に今は色めがねでものをお考えくださつたような御指摘がありましたが、私の方は手ごめにしてやるという考えはもちろんございません。皆さんのお話合いで、これがよろしいという話が合いましたときにできることなんで、前の形を押し込むようなことをいまさら考えたくもございません。それならば、御指摘のように、私たちが苦労した意味がないのでありますから、そういう点はどうか御心配ないように。私はむしろ勝間田委員がもう少しわれわれの方の考え方も、虚心坦懐に聞い
大臣の御答弁で御不満だつた勝間田君に、私から説明をするというのはおこがましいかと思うのでありますが、私はいつ何時までに必ずさや寄せするという話ではなくて、一歩でも二歩でも前進するという意味で、今日本の産業の中に残つております後進性というものをなるべく取除くという方法が、一口に言えばさや寄せの根本の問題ではないかと思います。関連して船なんかの不自由な点でもつて、船賃の負担も相当加わつております。船に対する対策、それから設備の更新に関する対策等が、やはりさや寄せの根本になると思います。もつともそのほかに仮需要でもつて相当値段を上げておるような面もあるというふうに見られる面もないわけではありません。そういう面に対しては、新経済政策でうたつ
ただいま高い原材料を買つておつて、国際的に安いので売れないじやないかというのが前段の御指摘だつたと思いますが、これはお説の通りに、高い物を買つて安い物を売るということになると、どうしても赤字が出るわけであります。しかし前の御答弁で申し上げましたように、ことしのうちに国際価格にさや寄せするのだという意味ではありません。ことに今まで封鎖された経済が、世界経済につながる過渡期において起りました今のような問題は、なしくずし的に、安い原材料が入つて、ならされる面も出て参りましよう。そういうような面で、なしくずしになるという方法以外にはないだろうと思います。なおまた、そういうふうな面がある上に、政府はいろいろな物価の値上げについても、生産コスト
非常に理論的な御指摘をいただいて、お教えいただいたところは多いのでありますが、結局前段の問題は、どうして金融の措置をつけて行くかというふうな問題になるのじやないかと思います。そこで滞貨に対する金融なども、もちろんこれは政府だけが取切つてやるということでなしに、各業者それぞれ努力はしていただいております。幸い利潤等も相当上つておる部分もありますので、それとのなしくずしといいますか、キヤンセルでもつて埋め合せていただいておる面もありましよう。なお金融全体についていろいろ問題もありますので、その金融の疏通の問題は、必要なところへは流すという趣旨で努力しておるつもりであります。またもう一つの矛盾とあなたが指摘される近代化の問題などにいたしま
今御指摘のようなことですと、多少申し上げることができると思います。やはり金融の問題が、いろいろ御指摘に相なりますように、きわめて不円滑であります。特に政府の手持資金が相当の額にふえておりまして、よくいわれることでありますが、その政府資金を活用するということが第一段の問題になりましよう。今引上げ超過との調整の問題が出ましたが、引上げたものの活用の方法を進めるということで、その問題も調整できるのじやないかと思います。たとえば開発銀行の資金をもつとふやすとか、あるいは国民金融公庫の資金をもつとふやすとか、あるいはまた中小企業の設備に対する見返り資金は、月額三億というふうに数字はふやしたのでありますが、実際の活用面がそう生きておりません。こ
非常に恐縮ですが、もしそういうことでありますれば、大蔵大臣あるいは私のところの大臣に御答弁いただきたいと思います。私が申し上げてもしかたがございませんから……。
これも国政の基本問題ですから、まだ発表する段階にはなつていないだろうと思いますが、私どもがいろいろ今までの経過を、関知している範囲で申し上げま。れば、電力の問題については、過般私の方の物価庁で公聴会のときに二割という数字を発表しております。私は電力の問題は最初に申し上げましたように、やはり電力にしわが寄つておつて、今日の日本の産業が運転されておるのじやないか、日本の輸出貿易の額も、ある程度まで電力にしわを寄せながら維持されておるのじやないか、そういう意味で電力に乗つている竹馬というものをとつてみる必要があるのじやないか、ことに電力に対して内債にしろ外債にしろ、長期建設資金を導入しなければなりませんときには、やはり電力の企業経理という
まだこれも決定いたしておりません。しかし私どもが今申し上げたような気分から行つて、やはりこれは必要ではないかと考えております。まだ政府としては決定いたしておりません。
補給金を出すのに、マル公がなくてはおかしいじやないかという意見が関係方面にあるようでありますが、何から何までこれをやる必要はないので、必要なときには考えてもいいのではないかと思います。
国際経済の変化という問題、先ほど平和の問題に関しましては、勝間田委員の質疑にお答えしたつもりでありますが、国際的な物価が逆に下つたような場合というふうなことを考えますと、それは輸入原材料の値下りを通しまして、自然に調節できるような感じもいたします。また非常になずかしい世界の情勢が来たときに備えるためには、自立経済計画にございましたように、重要原材料の自給度の問題も高めるようにうたつております。御質問の点が広範囲にわたりますので、それだけお答えいたしますが、なお続けて御質問があればお答えいたします。
それは新経済政策にうたつておりますように——為替はいじらないで行きたいということを明確にうたつております。為替をいじつていろいろ調整政策をやりますことは非常に楽だと思いますし、また為替を通しまして国際物価水準にさや寄せをすることも、方法として非常にイージーだと思います。しかし為替をいじるということは国際的に非常に不信を高めることになると思いますし、近く予想される国際通貨協定への参加等の問題もありますので、むしろこの為替を柱にして、この中において骨を折るのだ、協力して行くのだというふうに考えなければならぬと思います。また政府もその線で努力するつもりでおります。