そうすると、一年を経過しても、いまもって――出すということはいいとして、出す費目や、そういうものについては結論を得ていない。八千万出すということは間違いないですね。
そうすると、一年を経過しても、いまもって――出すということはいいとして、出す費目や、そういうものについては結論を得ていない。八千万出すということは間違いないですね。
その問題はあとにして、あと今井さんにちょっと伺いますが、三里塚のカントリークラブとの交渉はどういうぐあいになっていますか。
房総興発会社は、千葉県の南総地区――南総地区というと千葉と房州との間くらいのところですが、この南総地区で、三里塚の空港の代替地を設定した、もう契約も結んだ、こういってこの文書を配布したんです。この文書を配布したから、会員の中から猛烈な反対運動が起こっておることは、あなたのほうも御存じでしょう。代替地をすでに設定しておきながら、いまもって空港公団と三里塚カントリークラブとの間に、何の金額も、何の契約もまだ進展していないんですか。
金額については、具体的にまだ何ら折衝してないということですか。何かあなたのほうで提示した金額と向こうが提示している金額との間に、折り合いがつかないというようなものでなくて、価格の問題については全然立ち入っていないということですか。
帝国石油の鉱区の問題については、どういう交渉になっておりますか。
そうすると、あなたのほうで着工すると言っているでしょう。もう三月までには土地取得を大体完了して着工するんだということを、この間もあなたはここで言明されておるのです。そうなると、帝国石油のあそこに持っている鉱区についても何ら妥結していない、そして民有地としては、おそらく最大の面積であるといっていい三里塚カントリークラブとの交渉も成立していないというのは、一体どういうことですか。農民だけをわあわああおったような形にして片づけて、こういう大資本や大企業者に対してはどういう交渉をやっておるのですか。
千葉で開かれた反対、賛成の公述の中で、帝国石油の常務は、天然ガスの埋蔵量を推定して、あれをとれば五億の金ができる、五億の利潤を生むことができる、したがって、五億の補償をもらわなければ反対であると言明していますよ。当時の文章を見ればわかります。それで、いまもって全然交渉してないで、彼らの言い分である五億について、あなたのほうは一体どう折衝しようというのですか。
そうすると、具体的な交渉にはまだ入っていないということですね。あなたのほうでは、農民だけはあそこを移転することについて盛んにやっておるが、どうしてこういう大企業や何かに対しては手をつけないのですか。
これは公団のほうといつまでやっていても、かみ合う点はちょっとないらしいので、航空局長に伺いますが、羽田なり大阪伊丹空港なりに、アメリカの軍用関係のチャーター機でもいいのですが、発着陸をいまでもやっているのかどうか。
大阪伊丹空港では、あそこに隣接して新明和の飛行機の修理工場がありますが、新明和には滑走路がないですから、したがって、あそこへ修理にくるアメリカの軍用機は、全部伊丹空港の滑走路を使用しているわけですね。
運輸大臣にお伺いいたしますが、成田だけじゃないですよ、新国際空港であろうと、羽田空港であろうと、伊丹であろうと、こういうところに対して、日米安保条約によってアメリカが使用の申し入れをした場合に、あなたのほうでお断わりできますか。
ところが中曽根前運輸大臣は、これを断わると言っているのですよ、私は断わると。これは軍事目的とかいうものじゃないですよ。チャーター機や、それから現に伊丹空港におりているアメリカの飛行機は、あれはまさに戦闘機で、そうして新明和には滑走路がないから、伊丹空港の滑走路を使ってあの工場へ入っているわけです、そういうようなことで使っている。現に、いまも航空局長は、羽田もたまたま使っている、こう言われておるのです。前運輸大臣の中曽根氏は、断わる、それは拒絶いたします、はっきり言っている、私は断わりますと。だから、一運輸大臣が日米安保条約によって締結された国家間の条約、あなたは、そんなことできるはずがないと言っても、私は断わります、彼はここではっき
そうじゃないですよ、中曽根氏の答えているのは軍事基地――もちろん軍事基地じゃないですよ。成田につくろうとする新国際空港も、伊丹空港も、羽田空港も、軍事基地だということは――だれも軍事基地だと思っている者はないでしょう。けれども、軍事基地ではなくて、軍事目的に使用される場合に断わりますかと言うのに対して、私は断わりますとはっきり言っている、私は拒絶しますと。これは四十二年の四月二十八日の運輸委員会で外務省の北米局の安全保障課長の浅尾新一郎氏は、ここへ来て、それは断わりません、断わりませんということを言っているのですよ。ところが、中曽根氏ははっきり断わります、私は断わります、彼一流のはったりかどうか知らぬけれども。しかし、いやしくも運輸
これは四十三年三月六日の議事録に出ています。ここにはっきりと彼は、私は断わります、私は断じて断わります――ですから、いやしくも行政を担当する一運輸大臣が、国家間で締結した条約をかってに断われるものであるならば、それは各省みんな断わればいい。したがって、安保条約はなくなっちゃいます。その点を私は言っているのです。
時間がありませんから、きょうはこれで打ち切りますが、この問題は非常に重大な問題ですから、これは場合によれば、中曽根氏をこのところに出てもらって究明しないと――究明するということになっているのですよ、このぼくの質問の最終には。そうすると、中曽根氏は軍事基地、軍事基地と言っているのです。私は、軍事基地と言っているのじゃないのですよ。軍事目的に使用されることを拒絶しますかということに対して、彼は、拒絶すると答えている。これは拒絶できない。ですから、きょうはこれでやめますが、さらにこの問題については検討を深めなければならないという点を申し上げておきます。
最初に今井公団総裁に伺いますが、これは公団が提案したのか新聞社が取材したのかは別として、少なくとも四月以降あたりから着工したいということが盛んにいわれておる。それについて空港の工事の着工する見通しはいかがでございますか。
そうすると、三月末日までに四千メートル滑走路についての用地の買収は完了したい、完了の見通しがあるわけですね。
そうすると、これは第一期工事として四千メートル一本についてのみ着工する、こういうことですか。
そうしますと、国際空港として発足するのには二千五百メートルと、他に横風用の三千二百メートル、これに対しての見通しはどうなんですか。
そうすると、新国際空港として発足するというのに、四千メートル一本の飛行場で、それが国際空港という最初からの計画の価値というか、利用価値のある条件が具備されるのですか、四千メートル一本の滑走路で。