これに国家検定の合格の証紙を張りつけて市販したのです。そうすると、国家検定合格の証紙というのは——国家検定というのはだれがやるのですか。だれがやるかという点が一つと、合格の検定証紙をどこへだれが保管しているのか、その点。
これに国家検定の合格の証紙を張りつけて市販したのです。そうすると、国家検定合格の証紙というのは——国家検定というのはだれがやるのですか。だれがやるかという点が一つと、合格の検定証紙をどこへだれが保管しているのか、その点。
そうすると、千葉県の場合は千葉県知事が検定証紙を保管しなければならないということに理解していいわけですね。 そうすると、たとえば千葉県内にあったどこかの製薬会社がこういう仕事をしておった場合に、検定証紙はだれが保管するのです。
そこで非常に重大なのは、千葉県知事は検定証紙を保管しなければならない責任者である。その責任者が不合格のものに検定証紙を張りつけてそして市販したということは、これは重大な犯罪でしょう。これは犯罪以外のものではないでしょう。その後厚生省はこの報告を受けてどんな処置をとったのです。
国立予防衛生研究所で検定して不合格だと決定したワクチンを、何でそのまま製造所へ保管さしておくのか。不合格品は使えないでしょう。使えなかったら廃棄処分なり何なりしなければいけない性質のものでしょう。それをそのまま検定合格証紙と製品とを一緒に同一人に保管さしておくなんということがあり得ますか。
これは私の聞いておるのでは、千葉県知事が自民党員であるがために、自民党政権が千葉県知事をかくまって、すでに知っておったにもかかわらず、新聞発表したのは十二月の二十七日なんです。もう新聞やその他が休刊に入る時期に発表しております。四月から六月にわたって不正販売されたワクチンが、しかも十二月の二十七日になって発表するなどという、こんな怠慢な行政がありますか。しかも、千葉県知事は厚生官僚の出身なんです。だから、あなたのほうで知らないなんということはないでしょう。十分に知っていながらやっておる。どうなんです。
そうすると、不合格品に廃棄処分を命じないで、合格証紙と一緒に千葉県知事に保管させておいた責任はだれが負うのですか。これは当然厚生省が負わなければならないでしょう。
一つ重大な問題は、不合格品を一部活用することがあり得るといま言われたが、この不合格品をどうして活用するのですか。
それでは二つ聞きますよ。 不合格品を廃棄処分しなければならないものを、合格証紙と一緒に千葉県知事に保管させた責任は、これは千葉県知事じゃないでしょう、厚生省にあるのでしょう。一つはその点を聞いておきます。 それから、不合格品を学問的に一部活用できるということはどういうことなんですか。学問的に検討した結果、不合格か合格かということを決定するんでしょう。どうなんです。その二点。
そうすると、千葉県知事が不合格品を所有し、合格検定証紙も所有していた。その責任はすべて千葉県知事にあって、行政上厚生省には何にもないということですか、どうです。
そうすると、これは千葉県立の血清研究所であったからということをあなたのほうでは言うが、では製薬会社に対しても合格証紙と不合格品とはそのまま管理、処理させておくのか。
ともかく、この問題は厚生省が重大な責任を負うべきだと思うというのが一つ。 それから、時間がありませんので先に進みますが、このワクチンが三共株式会社、畑中薬品、全国ワクチン株式会社、この三社に流れている。これは幾らで出すのですか。
このワクチンを使用された人たちはいわば被害者ですね、そうでしょう。その被害者に不正な不合格品を売りつけて、それを使用させて、そうして千葉県は利益を得ているのですよ。そういうことになるでしょう。その金は一体どういうことになりますか。
これは千葉県の受くべき利益と、それから製薬会社が受くべき利益、得た利益があるでしょう。これは千葉県だけではないですよ。製薬会社その他が得た利益もあるのですよ。それは明らかに接種された人たちから詐取した金ですよ。詐欺によって得た金ですよ。したがって、千葉県だけではなく、関係した業者は全部この金を吐き出さなければならぬわけです。そういうことになるでしょう。その点はどうですか。
千葉県は千葉県として、原価計算してこれを販売しているでしょう。それに問屋やいろいろな製薬会社が関与した分まで含むというのは、どうして計算できるのですか。
これは千葉県が処分をすべき性質のものでなくて、接種した人たちに返さなければならないでしょう。そうでしょう。不合格の薬品を接種さしておいて、金を取っているでしょう。したがって詐欺ですよ。詐欺だということがわかったら、金を返すべきでしょう。
まだ結論は出ていないと言ったって、これを使用したのは昨年の四月から六月にかけて使用して、いま三月ですよ。この問題が起こってから、間もなくもう一年になろうとしているのに、いまもってその対策を立てない、処理もしない。そんな行政がありますか。
それはあなた、いまあなたの答えていることを聞くのなら、それは千葉県議会でやりますよ。そうじゃないですよ。厚生省としては、この問題に対してどんな対策、どんな処理の方針を持っているかということを聞いているんです。
しかし、薬事行政は厚生省が握っているのでしょう。千葉県知事じゃないでしょう。こういう事件が起こっているんだから、これに対しては厚生省としてこういう方針で臨みます、こうしますという方針がなければならないはずでしょう。それを聞いているのです。大臣いかがですか。
金を返せば済むという性質のものじゃないですよ。そうでしょう。親たちが非常に心配して、右往左往しながらワクチンを求めてやっているのに乗じて、不正のワクチンを注射しておいて、三十九万人以上に及ぶ子供たちに接種しておいて、そして、それが不正であった。一年になろうとしていても、いまもって何の対策も講じていない。金は取りっぱなし。千葉県当局は、少なくとも全国に対して謝罪すべきだけの責任がありますよ。そうでしょう。しかも両課長に全部責任を負わせて、両課長を諭旨免職にして、県の首脳部は平然としていでしょう。厚生省は、報告を聞かなければ何の対策もできませんと言あう。一体これはどういんだ。薬事行政不在でり、全くこれは行政だよ。
厚生省を聞いているのですよ。千葉県知事が何を処分しようが——千葉県知事は二重人格者である、二重の立場であると言ったでしょう。したがって、厚生省が断固たる措置をすべきですよ。そうでしょう。最高の責任者である千葉県知事友納武人に対して、厚生省として十分な行政処分をきめて、それをやっておりますか。