いまあなたはそう答えられているが、稚蚕飼育所は、鉄骨で、下はコンクリートでいま工事が進行しておりますよ。これは二千五百メートルの滑走路の中心点ですよ。そこでは工事が進行しておるわけです。一方では桑を切らせている。それはどういうことですか。
いまあなたはそう答えられているが、稚蚕飼育所は、鉄骨で、下はコンクリートでいま工事が進行しておりますよ。これは二千五百メートルの滑走路の中心点ですよ。そこでは工事が進行しておるわけです。一方では桑を切らせている。それはどういうことですか。
そうしますと、いま農家の諸君が借り入れ金として信連を通じて各自借りている金は金利二銭六厘、これに対する利子補給はだれがするのかという点が一つと、最終的にこの補償金の支払いをするのはどういう機関なのか、農林省なのか、千葉県当局なのか、あるいは空港公団なのか、そのいずれの機関がいま農民が借りている金の支払いを完了するのか。
農家に損失を与えないとあなたは答えられているが、それでは、その計数の基礎をどこに置くか。いいですか、いままで麦をつくり野菜をつくっていた畑を全部桑に植えかえたでしょう。そうして、全然無収穫、無収入のままおる農家もある。こういういろいろ関連した複雑なものに対して、どういう補償の基準でこれに当たろうとするのか。
絶対反対の農家は、依然として養蚕を続けている農家もある。それから、青年諸君は、この飼育所を守り抜く、どんな状態が来ようとも断じて守り抜くと言って養蚕をやっておる人たちがある。そうすると、桑を切ってしまった農家も、中止命令が出されたのだからといって桑を切っている。そして、補償については、もう一年になろうとするのに、全部借金として借用書を入れてあるでしょう。こういう処理はだれが、どの機関が当たるのかという点を明確にしてもらいたいのですよ。千葉県当局なら千葉県当局、国なら国、空港公団なら空港公団、どうなっておるのか、だれがこの処理に当たるのかという点を明確にしてもらいたい。
あなた、重大な問題ですよ。だれがどういう状況のもとにどういう条件で補償するかということすらも決定しないで、中止命令のみを出しておる。そんな無責任なことがどうして行なわれるのですか。だから、ぼくがさっきから聞いているのは、だれが中止命令を出したのだ、こう言っておる。中止命令を出しておきながら、しかも補償の具体性というものが全然ないでしょう。あなたの答弁を何回聞いていたって、出ようがないでしょう。県がやるのか、国がやるのか、空港公団がやるのか。農民は借金を背負いっぱなしですよ。この点どうなんです。あわてふためいて中止命令を出しておいて、あとで、借用書を出しなさい、金は出しますよ……。この処理はだれがやるのですか。そんな無責任なことはない
地元で混乱が起こっているという事実をあなたのほうで全然認識していないのですね。養蚕はそのまま継続するという農家、それから、桑を切ってあわてて補償金のかわりに借用書を入れて金を受け取った農家、いろいろな問題が起こっているわけなんです。あなたのほうは、あの土地の農家の全体、農業全体というものを見て、その立場から中止すべきなら中止すべきだ。いま中止しなくたって養蚕はやっていられるでしょう。現にやっている者は、もう数回取っているわけだ。それをあなたのほうで中止命令——あなたのほうでなく、一切国当局は関係なく、千葉県当局のみがこれをやったということであるのかどうか、地元の混乱というものをだれが収拾するのでしょうか。空港公団が補償するのか、県が
委員長、この問題については保留しておきます。 それから、園芸局長おられますか。園芸局長に伺いますが、成田空港の空域の中に入るところに丸朝園芸協同組合があることを御存じですか。
この丸朝園芸農業協同組合は、連合会を除きまして、単位農協としては日本一の出荷率を持っているんです。具体的に申し上げましょうか。昨年の四月一日から今年の三月三十一日までの売り上げ筒が四億三千三百万、これは米、麦、落花生を除きますよ。全部蔬菜だけです。この協同組合は、これはあなたのほうで調査されればすぐわかるが、日本一の出荷率を持っておる。しかも、国の補助、県の補助、町の補助というようなものは一切受けておらない。それから、県当局、国当局あるいは町当局から一切の指導も受けていない。独自でやっているんですよ。そうして、ここには、いま日本の農業の中で一番大きな問題になっておる出かせぎ者は一人もおらないですよ。これはこの組合員の家庭を全部あなた
私の伺っているのは、あなたのほうはこういう組合を数多くつくるという考え方はないのかということなのです。必要としないのか必要とするのかでもいいですよ。
ここの組合は、これは全部組合員が計画栽培をやっているわけです。しかも、技術指導も精神面の指導も一切国や県から受けていない。むしろここの組合員の諸君は他の地方から指導に来てもらいたいと言われて出ている実情です。いま面積から言いますと、スイカが百十町歩、百町歩以上のものですよ。バレイショが百三十八町歩、セレベスが二百七十三町歩、カンショが百二十一町歩、ショウガが百三十五町歩、白菜が百十町歩、こういう状態です。さらに、約五十町歩について梅を植えておるわけです。ただし、これは未成木です。成木になっておりません。それから、クリもそのとおりです。クリも約十二町歩。こういうぐあいで、毎日出荷しているのです。東京の市場が休みでない限りは毎日のように
時間がありませんので、次に畜産の関係をあなたに伺いますが、成田を中心に、あそこに、宮内庁の牧場を除きまして、三十四の牧場があることは御存じですか。
成田市に十三カ所、富里村が十四カ所、芝山町が三カ所、大栄町が四カ所、三十四牧場ある。これは全部、成田空港がもしできるならば、成田空港の騒音の真下に入る。これらの牧場は維持経営することができません。そういう実情にあるわけです。 私がいま言いたいのは、しかもこの間ダービーで一、二、三までの馬は全部ここで産しています。一等が新田牧場、二等が下河辺牧場、三等が東牧場です。公衆衛生学会の騒音部会の発表によっても、三キロの範囲内は人畜の住める条件じゃない。それから、有沢さんの総合政策研究会では、五キロの範囲内は人畜の住める条件ではない、SSTの飛ぶ飛行場のもとではそういうことである、こう言っているわけです。したがって、これらの牧場は全部壊滅
先ほどから園芸局長、畜産局、蚕糸局長もそうですか、関係当局に申し上げましたが、これほどのものが、政府が予定している成田国際空港の周辺で、さっき申し上げましたようにこの騒音の真下になって壊滅するのです。したがって、丸朝園芸農業協同組合の諸君が、この同三百余の車を動員してデモをやっています。われわれは自主独立でこれだけの仕事をやってきたのだ、完成してきたのだ、したがって、この土地は断じて死守する、たとえ流血の事態が起ころうとも、われわれはこの土地は断じて守らなければならない、こう言っているわけです。それから、養蚕の関係の地域もそのとおりです。あそこに、政府が予定している三本の滑走路の中に四つの団結小屋を建設して、やぐらを立てて、そうして
政務次官に伺いますが、かつて富里に国際空港が内定したときに、農林省の当局はあの現地について調査されたかどうか。
富里であれほどの問題になっておる状態の中で、あなたのほうで現地調査をしたかと聞いているのですよ。
富里で二千戸の農家を移転させるような重大な問題が起こった場合に、なぜ農林省当局は現地の調査をやらないのか。今度もそのとおりでしょう。ですから、政務次官、あらためて農林省として、先ほどからお尋ねしているいろいろな問題に関連して、もっと現地の農業の実情、農民の実情を把握されて、それを政府当局に、国際空港に関連する閣僚会議に報告してもらいたい。持ち出してもらいたいのですよ。いまのままでいけば、あれは第二の砂川のような状態になりますよ。農民はあの土地を断じて死守すると言っているのですよ。そういう状態の中で、運輸省の言い分、航空審議会の言い分のみ聞いて、農民の直接の声を農林省当局が聞かないということはないでしょう。私はそれを求めているのです。
もう時間がないのであれでありますが、最後に、農民の立場を守るという政務次官の立場を私はこれから現地の農民の皆さんへ伝えますが、いま国際空港公団の諸君は千葉県知事に向かって強制立ち入りの公告を求めているのです。しかも、統一地方選挙のさなかにやろうとしたが、これは県知事に拒まれた。そうすると、今度五月二十日からやろうという。五月二十日といったら、いま農家にとっては農繁期の最中です。この時期をねらって強制立ち入りをやろうとする。しかも、くいは、木のくいを打っておいたのでは抜かれるだろうというので、ドラムカンを埋めて、これは練習をやっているのですよ。そうして、鉄の棒を、ただ抜かれないように、下に十字のアングルを入れて、そうしてそれをドラムカ
激すると言うけれども、私が責任を負いますよ。ここに實川委員もおりますが、責任を負います。あなたたちに指一本だって、あるいはあなたたちのからだに土一粒だって触れるようなことはさせませんよ。そんな愚劣な農民ではありませんよ。農民は暴民ではないのですよ。あなたたちが最初から空港公団と同じ考えを持っておられるのは困るのです。農民は農民であって、暴民ではないのです。それを、あの土地を追い出そうとするから、難民のごとくにあの土地を追われようとするから、したがって激さざるを得ないわけであります。激するような条件に追い込んでいるのは政府当局ですよ。したがって、私は、農林当局があくまでも農民の立場に立つならば、現地調査をやって、公正な立場で、あの土地
最初に公団の総裁から伺います。 成田総裁は就任早々の記者会見で、自分が引き受けた以上は、成田空港は世界的にりっぱな国際空港をつくるんだということを言っておるが、いまでもその心境に変わりないのか。
世界的な国際空港というけれども、わずか三本の滑走路しか有しないものが、どうして世界的な国際空港であると言えるのか。