運輸大臣、いまあなたは地元から条件の提示を求められたのでと言っています。富里は、あなたのほうへそういう条件を提示しているのですか。
運輸大臣、いまあなたは地元から条件の提示を求められたのでと言っています。富里は、あなたのほうへそういう条件を提示しているのですか。
あなたはいま、地元というのは当該地区である富里であると答えておられる。富里はあなたのほうにこういう条件など出してないですよ。なぜかといえば、村は反対を全会一致で議決しているわけです。出すはずはないのです。県当局は、この問題についてはもはやタッチしない、静観している。千葉県知事は静観して、地元を説得することは不可能であると答えている。こういう突き当たった壁をあなたのほうはどう打開して、空港公団を発足させようとするのか、その具体的対策があるなら、それを伺いたい。
そうしたら、あなたのほうで地元へ提示したという四つの条件について、まず土地の価格について伺いましょう。
これは、価格はいまもって提示できない状態である。そうしましたら、次は、代替地の問題はどうなるのですか。
じゃ、知事が地元を説得し得る価格というものを幾らと、知事はあなたのほうへ要求してきているわけですか。
そうすると、代替地も、原則としては一対一にしたいんだと言うけれども、じゃ代替地の所在地はどこになるのですか。
そうすると、非常に微妙なということで、知事から提示された価格については、あなたのほうでは千葉県知事には答えてあるということですか。ここで発表できなくても、千葉県知事に対しては答えてあるということなんですね。
じゃ、補償額を尊重するということであるならば、知事はどんな価格をあなたに提示してきていますか。
事務的な交渉では先ほど、と言うが、私が言っているのは、具体的に千葉県知事はどんな補償額をあなたのほうに求めてきているのかということを聞いているんです。あなたのほうの提示する補償額じゃないです。千葉県知事の求めてきておる補償額です。
そうすると、あの富里地区の中でも、場所によって価格が違うということを、運輸大臣、あなたは言われましたが、富里一村の中でも、それほど大きな価格の差があるとあなたのほうでは考えておられるのですか。 それともう一つは、千葉県知事との間には、具体的な価格については何もやっていないということなんですか、それともやっているということなのか、その点……。
そうすると、いままでの段階で、千葉県知事との間には、少なくとも価格などについて、坪幾らであろう、反幾らであろうと、価格の問題について知事との間にあなたのほうでは、事務的であろうが何であろうが、折衝されたということを確認してよろしいのですか。価格は全然何にもやっていないのか、それともやっておるのか。
幾らあなたとやっていても時間がなんだが、価格についてはまだ全然触れてないということなんですか。知事の要求する補償額は尊重するということは、あなたのほうで知事に言ってあるだけで、具体的な価格についてはまだ何もやっていないということですか。
そうすると、まだまだ価格の問題などについては、知事の提示した額は尊重するという程度のことをあなたのほうでは伝えてあって、具体的には何も触れてないということですね。それでよろしいのですか。
それなら、さっきから言っているでしょう。あなたは価格の問題についてやっているのでしょう。やっておりながら、やっていないようなことを言うから、そういう問題になるのです。そうすると、千葉県知事との間には、具体的にこの問題について処理に当たっていたのですね、いまは知事は静観であっても。
そうしますと、知事がいま静観の立場、地元の説得は不可能に近い状態であると言っているのは、それはそれでよろしいとして、あなたのほうで、知事が地元へ行って説得すべき価格を提示されないのですよ。だから、知事は地元へ行かれないのじゃないですか。それはどうなんです。知事との間に価格の大きな食い違いがあるんじゃないですか。
そうしますと、やっているのか、全然やってないのかということです。あなたのほうで内定を発表してからもう半年になろうとするのに、いまもってその価格についてお互いに額を出さなかったら、どうしてこれを打開しようとするのですか。出したものが折り合いがつかないで停滞しているのか。それとも、両方とも全然出してないのか、その点だけ伺っておきます。
そうすると、あなたのほうで基準を示す段階にあるわけですね。
土地を必要とするのは政府なんでしょう。あなたのほうなんですよ。空港公団であってもいい。千葉県知事は別に土地を必要としてないわけです。千葉県知事が幾らで買えという額をあなたのほうへ提示してあるのか、ないのですか。
この問題はどうも隠しておるようだから、土地の問題に触れますが、七百万坪というのは飛行場の敷地でしょう。飛行場の最小限に必要な敷地が七百万坪でしょう。そうしますと、かりにこれだけが飛行場である。これが七百万坪である。これから一メートル離れたところに民家があったとして、これはあなたのほうで買い上げる対象にはならないのかどうか。ここに危険区域もあれば、騒音の地域もあるでしょう。そういうものを含めて七百万坪なのか、その点どうなんですか。
いや、私の聞いておるのはそうじゃないのです。残地なんか出るのは当然のことですが、そうでなく、七百万坪の敷地を確保し、飛行場を確保するために、危険区域というものがあるでしょう。それは全然考えていないのですか。