これはかねて総理大臣が国会におきまして表明いたしておりますように、現内閣は憲法改定をする意図は全く持っておりません。私も閣僚として同様の答弁を申し上げます。
これはかねて総理大臣が国会におきまして表明いたしておりますように、現内閣は憲法改定をする意図は全く持っておりません。私も閣僚として同様の答弁を申し上げます。
憲法について教えるということの意義については、私は十分認識いたしておるつもりでございます。ただいま局長から答弁申し上げましたように、このことを決して軽視しておる趣旨ではございませんけれども、ただいまの御意見はきわめてごもっともでございますので、研究をさしていただくつもりでございます。
いろいろの経緯もあるようでございますから、早速これを取り調べまして、御期待の方向で研究をいたすつもりでございます。
御意見の趣旨は十分理解いたしましたから、遅くも年内に、それまでに十分検討いたしまして、結論をお耳に入れるつもりでございます。
憲法について御発言がございましたが、これは専門家の御意見でございますから、私は傾聴いたしたわけでございます。 明治憲法について三権分立ということを書いたからと申しまして、現行憲法を廃止して明治憲法に戻れというような趣旨ではございませんし、明治憲法を礼賛したわけでもございません。ただしかし、明治の維新というものは、封建国家、封建体制を打倒して近代国家を生誕させた変革でございましょうから、近代国家の骨格を定めた憲法には進歩的な側面もあった、これは否定できないと思うのでございます。いささかでもそういう点について書くと、これは何か非常に反動的なやり方であるような御批判をいただくということは残念に思っておるわけでございます。 なお、調
これはことごとくの教科書も記載いたしておりますように、日本が過去において行ったことに対するきわめて厳しい反省の上に立って世界の平和を築き世界の平和に貢献していかなければならない、これが基本的な国策である、こう信じておるわけでございます。
戦争に対する反省の立場を貫くべきだという御意見には私も全く御同感でございます。
寡聞にして存じておりません。
細菌戦術とかあるいは人体実験ということにつきまして断片的に記述されたものをかつて読んだ記憶がございますが、ただいま御指摘のことについて詳細のことは存じておりません。
文部省は、検定に際しまして、過去の事実を隠蔽する、ただいまそういうお言葉でございましたが、あるいは歪曲する、このような意図を持って検定を行った事実はない、こう承知しております。
日本が中国との間に起こしました戦争の性格につきましては、人それぞれ評価、判断を異にしておると思います。私自身は、自分の考えておりますこと、先ほど率直にこの場で申し述べたわけでございますが、まあ当面、閣議においてこれが侵略戦争であったという政府の統一見解を求めようというような気持ちまでは持っておりません。
かつての戦争が、それについてわれわれが重大な責任を感じなければならない行為であったと同時に、厳しく反省しなければならない行為であるということにつきましては、ことごとくの教科書が書いているところでございます。そのような認識の裏づけとして南京事件を含めて歴史の教科書は客観的な記載をしておる、このように私は考えておるわけであります。
かつての戦争が弁護することのできない戦争である、正当化することのできない戦争であるということについては、ことごとくの教科書が書いておるのでございます。繰り返しになりますが、そのような認識の裏づけとして歴史の教科書は客観的な事実を記載いたしておるわけでございまして、たとえばある教科書において「日本の侵略」という見出しが「日支事変・上海事変」と改めましても、この見出しのもとになされておる記述そのものには全く改変が加えられていないわけでございますから、これは十分説明することによって先方の理解を求めることができるに違いない、こう私は信じておるわけでございます。したがいまして、これも繰り返しになりまするが、ただいま教科書の記述を原稿本のとおり
たとえば「進出」という言葉を原稿本のとおり「侵略」と改めることが現に行われております正誤訂正のルールに乗るか乗らないかということについては、先ほど来いろいろこの場で御論議のあったところでございます。私はさようなことを問題にいたしておるわけではないのでございます。現行の制度に乗せることができないから、したがって中国側の要求に応じられないというようなことを申すつもりはないのでございまして、るる申し上げておりますように、当方の立場、当方の真意を誠意を持って説明することによって問題が解決できる、こう考えておりますので、ただいま改訂については考えておらない、かような次第でございます。
御意見の趣旨も念頭に置きまして、円満な解決のために全力を傾注してまいりたいと思っております。
内政干渉だと思うかどうかという御質問でございますが、それに先立ちまして、私は問題を望ましい姿で解決する上において、先方の申し入れに対してこれを内政干渉という言葉で批判することはきわめて好ましくないことだと考えております。
こういう問題を解決いたしますためには、互いに思いやりを持ち合わなければいけないと考えておるわけでございます。そういう意味で私は、中国なり韓国の要求を謙虚に受けとめておるわけでございます。私自身はそのような気持ちでございますということをただいま申し上げるのでございまして、同僚の発言を真正面から批判をするということはひとつ御容赦いただきたいと思います。
教科書の検定は中正な、偏らない態度で行わなければならないことは当然でございますから、調査官の選任につきましては従来とも十分意を用いておると考えております。ただいま仰せのことはこの場で初めて承ることでございます。引用なさった印刷物が信憑すべきものであるかどうか存じませんが、これが事実だといたしますればまことに驚くべきことと申さなければならないと思います。これから先も調査官の任用につきましては十分留意をしてまいるつもりでございます。
検定という非常に大切な仕事に当たります調査官につきましては、それにふさわしい人材を得ることができるように、またあわせて処遇についても、今回のことも一つの契機といたしまして、真剣に研究してまいりたいと思います。
問題は教科書の検定、文部省がみずからの責任と権限において行いました教科書の検定に端を発しておるわけでございますから、これを総理にお預けしてしまう、あるいは外務省に任せっ放しにしてしまうということができるはずの問題ではございません。そのように考えております。