国民の租税担税力についてのお話でございましたが、国民所得の租税負担について見ますと、日本は、統計の上から見ればイギリスとかドイツに比べて低いのでありますが、実際上において相当高いので、でき得るだけ減税に持つて行きたいことは、私どもの常に考えておるところであります。従いまして、低額所得者に対しましては、今度税の減収をはかつた次第であります。さきに数回にわたつてはかりまして、千三百余万人あつた所得税納税者が今日は約千万人になつておりますが、また今度の税制改正によりましても約五十万がこれから税を出さないでよいことになるのであります。さらに税制調査会の意向だと二十四万円まではというお話でありましたが、それは、その当時税制調査会は、自然増収等
