尾
尾津久子
證人
1948-05-21
参議院・司法委員会
とにかく、そんなような氣が……。書類というようなのを出すからというようなことを話しも聞いたのですが、岡田さんから聞いたような氣がするのですけれどもね。
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とにかく、そんなような氣が……。書類というようなのを出すからというようなことを話しも聞いたのですが、岡田さんから聞いたような氣がするのですけれどもね。
あるような氣もするのですがね。
え。
私にですか。そういう話は聞きません。岡戸さんの話ではですね。何とかの判事をしておつたとか、控訴院判事をしておりましたとか言いましたよ。とにかく偉い人だということを聞ききました。
ちよつと聞いたか、聞かなかつたか。
そうですね。
知りませんね。聞いたかしら。ちよつと覚えはないけれども。
あるような氣もするし、ないような氣もするし、どちらか分らないのです。
ええ。
岡戸さんではありません。自分のうちの裁判のときに、廊下で会つた時にですね。何とかよく頼んでありますから、こういう時にいつたのかも知れませんね。
裁判所では又会いましたけれども。
自分の紹介して貰つたときは堂々とやつて、裁判所で会つたのは一回です。
今の話に、それを元林さんというのは私知らなかつたのですよ。向うから私に声をかけられたのです。
ええ。
ええ。
あります。そのときは……。
執行停止になる前ですか。
までに私は三日に一回ですかね。四日に一回しか行かないのです。
私は、家庭のことしか言いませんでした。
したときに、元林さんに会つたときに、明くる日心配になりましたから行きました。金のことだから相談に行きましたよ。ところがそんなことは駄目だ、断れと私は主人に言われました。金もないのに、そういうことをやつて、変に見られてはいけないから、そういうものは絶対に断れと、金があればいいが、ないから駄目だ。一般に收賄とか、何とか言われるといけないと、主人に固く断られました。