尾
尾津久子
證人
1948-05-21
参議院・司法委員会
家の連中としては今まで岡戸さん達が入つている。自分は別として……。その前には岡戸さんだとか事務の者しか來ないです。店員とか、そういう者は全然來ないです。ただ名前が知れているから、知らない人がどんどんと入つて來ますが。
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家の連中としては今まで岡戸さん達が入つている。自分は別として……。その前には岡戸さんだとか事務の者しか來ないです。店員とか、そういう者は全然來ないです。ただ名前が知れているから、知らない人がどんどんと入つて來ますが。
椅子は振り上げません。
ただ昂奮をしたといだけで、どういうふうにしたか、かつとしてひよつと立つたのです。こう持つてすつと立つたのが、主人が振り上げたように……。
私共は性質をよく知つておりますが、かつとしてひよつと取つてこう立つたのですから、それを知らない人は持つて振り上げると思つたのではないかと思います。
まあ知らない人はびつくりしたでしようね。
誰がですか。
知つている人はそう恐ろしがらないでしようけれども。知らない人は尾津さんという人は怖い人だと思うでしよう。
身内の人は立上りません。
私が止めたのです。まあ靜かにして呉れと……眞後におりましたから……。
あの中に入つていてですか。
そんなことは言いません。
そういうふうなことはないです。
ないです。
さあ、それは私分らないです。家の主人は暴力を振うというような人じやありませんけれども……。
私が一番信じているわけですから……よく性格は分つているのです。長年、五年でも六年でも一緒になつているのですから……。
家にいない方が多いです。
夜も盡間もいない方が多いです。忙しい体ですから……。
そこにはいろいろありますから……。
半々としたら間違いないです。
分つております。