これは自動車局長を責めるということは非常に心苦しいのです。こういう結果を招いたのは、一つの政治的な配慮にあるとも言い得るのです。だから私は事務当局のみを責めようとは考えておりません。しかし少くともこういう事態にあれば、その背景のいかんにかかわらず、公正妥当、厳正に厳然たる処置をとらるべきだと思うのです。競争のあまりあるいは規定の運賃料金を守らない。族客を争奪のあまり旅客に十分選択の自由を与えないというようなことは、良識ある経営者のやるべきごとじゃないと思う。少くとも交通機関という公共性をわきまえないもののやり方であると思う。たといその交通機関が私企業であったといたしましても、それが今日交通運輸機関に関する限り、あるいはまた医療等の公
