ジャストインフォメーションとして直接お話をされたわけですね。
ジャストインフォメーションとして直接お話をされたわけですね。
それは二十万ガロンだったという数字ですね。
統幕議長の記者会見で、この問題というのは最初から準備されていたわけじゃなくて、記者さんの質問に答える形でやりとりが行われています。しかし、普通は数字がなければ答えられない話です、二十万ガロンだったという話は。したがって、そのジャストインフォメーションということで伝えられている、この、防衛庁、今の防衛省、寺岡さんのおられたときは防衛庁だけれども、防衛省からの資料には二十万ガロンの数字というのが事前のブリーフィングの中に全くないんですよ。だから、寺岡さんはブリーフィングされて、それで答えた、こういう認識をされたでしょう。
統幕議長に渡した資料の中にはその二十万ガロンとかあるいは給油の話というのはなかった、こういう説明ですね。
これは防衛省から出てきた資料ですけれども、「「国政調査権に基づく資料要求(二〇〇七年十月三十日)」について」という資料があるんです。その中で資料三というところに統合幕僚会議の議長さんへのブリーフィングの資料がある。その中で二カ所。一カ所には「以上の他、有事法制関連、キティホーク給油等に関する報道があった。」という説明をしているわけです。最後の方に、今度は参考資料として「キティホーク給油関連」、どういう資料であったかこれは出されていませんけれども、しっかり書いてあるわけですね。 だから、防衛課長として怠りなく仕事はされていたと思いますよ。当然、大事な話として認識されていたんですから。部下に命じられて、きちっとした資料をつくっておけ
その班長というのは、寺岡さんの時代、先任と呼ばれていたわけですか。
統幕議長による記者会見の後、寺岡さんが記者ブリーフをされた。そして、そのときに、記者さんから相当きつく、二十万ガロンではちょっと少ないんじゃないか、補給艦に給油するにしてはえらく少ないんじゃないか、こういうかなり鋭い質問が出ていますね。 私も全部あの記者会見のことは一字一句読ませていただいて、もうほとんど頭にたたき込んでいるんですけれども。統幕議長のときにざわざわした割には、急に出てきたということであれば、鋭い質問、ほとんど軍事について極めて正確に把握しているような質問が何発も何発も行われています。そのとき、どういう感触を持たれたんですか。
翌日九日に、二十万じゃなくて八十万だったという報告がありましたね。石川統幕議長と寺岡さんとは旧知の仲で、海幕を通じても先輩後輩で目をかけていただいた。その先輩に二十万ガロンということを言ってしまった寺岡さんだったから、それですぐ統幕議長のところへ行かれたんですね。
だから、統幕議長にすぐ行かれたという、そういうタイミングだったですね。
なぜですか。
防衛省から出ている資料の中に、十五ページというものがあるんですけれども、そこにペコスとポール・ハミルトンと、そこだけが浮き彫りになった資料が出てきているんですね。そこに書き込みがあるんです。これは寺岡さんの字ですね。
したがって、当然、この数字の話の持つ意味は大きいわけだから、二十万ガロンだから一日で使っていたので、そんなに遠くまで、イラクに近いところまで行けるわけがないという論理構成でやっていたから、それがもしも八十万ガロンだったらもう少し違う論理構成にしなきゃいけないかもしれない。そういうことで、ここに寺岡さんは約二十二万ガロンだと書き込まれて、欄外に、ペコスからキティーホークに八十万ガロン、一日の消費量として八十万ガロンだと、何かそういう書き込みがあるんですね。ペコスが八百十二で、ポール・ハミルトンが三千。補給艦に八百十二でポール・ハミルトンに三千、プロフェッショナル中のプロフェッショナルとして、少しおかしいと思わなかったですか。
ということは、書き込まれたのは燃料班長から指摘を受けた後ということですか。
この二月二十五日ですね、どちらも二月二十五日に行われている。二月二十五日には、ほかに数字はありましたか。
五月の九日にこの資料を見られた。ということは、間違いだったと指摘されてから書き込まれた、こういう順番になりますね。
八日の日ということは、ジャストインフォメーションで石川統幕議長に言われた、そのときにこれを書き込まれた、こういうことを今おっしゃっているわけですね。後で私もそれをしっかりと精査して考えてみます。 この八日の、その内局の防衛政策課が作成した対外応答要領については、当然、内容あるいは論理構成について承知されていたわけですね。
もちろん、「海・防」と書いて合い議先にはなっているんです。なっているんですけれども、これは当然、事の重大さからして課長決裁だったわけでしょう。
ああいう仰々しい対外応答要領、かなり仰々しいですよね、今もう一回見てみても。ということは、事態は相当大変なことなんだなという認識は持っておられましたね。
そして、寺岡さんが石川統幕議長にジャストインフォメーションで二十万ガロンとお伝えになられたことが、実は一夜にして誤りだったということがわかった。どういうふうに思われましたか。
そういう場合、普通どういうアクションになりますか。