いや、私は、公のものじゃない、もう少し国会で少しは語れるというものを聞きたいのですが、どうですか。
いや、私は、公のものじゃない、もう少し国会で少しは語れるというものを聞きたいのですが、どうですか。
まあ、最初からそういう答弁をされると思っておりましたがね。私は、グアム島会議の内容は、いま総理のお話のように共同コミュニケの範囲しか知りません。共同コミュニケの中心は、私はやはり武力平定に力を置いていると思います。あのコミュニケを詳細に検討してみると、いろいろのことば、表現は使っておりますが、やはり武力平定、この点が一番強調されているような気がしてならぬ。これは私の思い過ごしかもしらぬが、私はそう認識しております。なぜ私はそういう認識をしておるかということは、グアム島会議のその後の状況を見ると、やはり私どもの認識が間違っていない、こういうふうに思うわけですね。御承知のとおり、グアム島会議の直後、B52がタイに移動集結しておりますね。
総理のおっしゃることも一つの理屈なんですよ。ところが現実は、SEATO提案をした翌々日に始めているのですよ。あなたは、相手がのまなかったからと言うけれども、これほどの重大な問題を、二十四時間や五十時間で、すぐ回答がこなかったから始めたんだ、やむを得ず始めたんだという解釈は、現実的には成り立たない。 それから、もう一つの問題は、いわゆる平定をする、平和解決をする一方法として爆撃が始まったんだ、こういうことをあなたはおっしゃった。いまそういうことをおっしゃったですね。そうすると、やはりアメリカは拡大する方針ですね。方法論であろうと何であろうと、ともかく拡大する方針ですね。
それじゃ総理、もしアメリカが拡大しないとするならば――今後もそういう方針だというつもりでおっしゃってみえると思うが、そうすると、アメリカが拡大しないためにこれから手控える問題はどういう問題がありますか。手控える場所、手控える方法、手控える手段、拡大しない手段、方法、言うならば、どこどこを爆撃するという計算がちゃんと立っているから、それを手控えよう、拡大しないというなら、その手控えるところはどことどこで、どういう方法があるか、これはひとつぜひ参考のために伺っておきたいと思う。
私はそんなことないと思いますがね。だてや酔狂で防衛庁長官ができておるわけじゃないし、だてや酔狂で、べトナムまで行ってわざわざ自衛隊の隊員がいろいろな調査をしているわけじゃないし、だてや酔狂であの周辺に日本政府が大使館を持っておるわけじゃないし、いわんや、サイゴンに大使館を持っておる、外交機関を持っておる、それが、アメリカが戦争を拡大しないとするならば、一体今後どういう場所、どういう方法は手控えるのかということがわからぬことはないと思います。しかし、まあしいて申しませんが、その調査によると、総理、これはもし手控えようとするなら、ハイフォン港の封鎖があると思う。それから、川に機雷を投下するという問題があると思う。それから、対空防衛司令部
いまの総理の後段の答弁はあまりよくありませんが、前段はやや前向きだと思います。少なくとも、これは先ほど私とあなたとでやりとりをして平行線になっておりますから、私はこのことは二度と触れておりませんよ。要するに、どちらが先に浸透、侵略したかという議論、このことはすでに先ほど平行線で終わっておるんですね。そこで私は、今度は現実をとらえて申し上げておる。あなたの答弁の前段は、やはり戦争拡大の心配もある、そういうことじゃないですか。だから、アジア戦争、米中戦争あるいは世界戦争をも含んで、そういうことばを使われた。世界戦争をも含んでおる。そういう心配が全く否定はできぬというようなことを言われたわけですから、その点では、私も、きょう初めて総理がそ
私は、国会の答弁で、各大臣がたまに言いそこなったり、あるいはことばが足りなかったり、これは原稿を持つわけじゃないのだから、そういうことがたまたまあるということは知っておりますよ。あとからあわてて政府の統一見解だとかなんとかいって、法制局長官あたりを呼んで、いろいろと悪知恵をやられることも知っておりますよ。知っておりますが、三木さんがやった演説は、原稿を持ってやっておるのですよ、約一時間近く。一国の外務大臣が、その最高責任者である総理の意図に反するようなことは言っておらぬと思うのです。やはり総理の意思と、表裏一体になってものをしゃべっておると思う。それをあなた、しゃべっておらなかったら首にしたらいいのだからね。しゃべっておるに間違いな
わかりました。政策の面でということばをお使いになったが、政策というものは、少なくとも政府が実行するのですから、あなた、実行の伴わない政策ならおやめになったほうがいい。そういう意味で私は理解します。 そうすると、三木さんの最後のくだりに、十七度線で南と北に分け、この安定の中で将来を冷静に考える、こういうことを言っておられるわけですね。御承知のとおり、これは私が説明するまでもない、釈迦に説法です。ジュネーズ協定が、当時、ベトナム人民軍とフランス連合軍との再集結地という形の危険を考えて、南北に一時的に分けられたことは間違いない事実だと思います。しかし、この状態は、ジュネーブ協定が示しているように、二年後の五六年の統一選挙によって自動的
総理、そんなむずかしいことを答弁なさらなくてもいいんですよ。問題は、日本政府としてそのジュネーブ協定を完全実施する――その前に問題がありますよ。その前に、要するにアメリカ側はアメリカの案がありましょう、それから南の政府は南の案がありましょう、それから民族解放戦線は民族解放戦線、北ベトナムは北ベトナムの案がありましょう。ありましょうが、そのことは、まずここでちょっと別にして、いかなる形でくるか知らぬが、その案がかりにまとまったとすると、そこで結局ジュネーブ協定を実施するということについては、この点は総理、もう間違いないでしょうな、そういう意見は。総理、ジュネーブ協定を完全実施しようとするにはもちろん会議を持つんですよ。したがって、それ
それでは、私は具体的にお尋ねしましよう。いまのはちょっと抽象的でしたからね。ジュネーブ協定の完全実施ということばは抽象的でしょう。ということは、そういう会議が持たれる前に、ジュネーブ協定が半分なり三分の一なり実施されているのだし、形は多少変わっても実施されてくるのだ、あるいは各国の意見に多少異論があっても、実施されてくるという段階を通すのですから、それはそのとおりです。ただ、私がさっきから御質問しているのは、十七度線で分けておるのは、これは五四年のジュネーブ協定が、フランス連合軍とベトナム人民軍との、いわゆる危険地域として、そこから分けたんだ。それでいま両方に分かれているんだ。しかし、五六年の総選挙によって、それは自動的になくなるん
いいです。あなたの答弁で十分だ。ほかの人の答弁を受けたってしょうがない、責任のない者の答弁なんか。 それでいいんですよ。要するに、もし和平会議が持たれれば、それはあるいはジュネーブ協定にプラスアルファが出てくるかもしらぬし、そのときの客観情勢によって、さらに和平に必要な、発展する議論がされるかもしらぬし、それはそういうことがあり得るということを私は認めますよ。しかし、少なくとも、あなたも半ば認められたが、私が主張しているように、二つの国でない、ベトナムは一つの国なんだということだけはあなたが認められれば、それでいいんですよ。何もほかの人の答弁なんか私は要りませんよ。 そこで、私はこの機会に、これは私の主観かもしれませんが、総
総理の御答弁の中で、人道的な立場から、早期にこれを片づけなければいかぬという点では、私は一致したと思います。その他のつけ加えられた意見は、ちょっとまぎらわしいところがありますが、その部分だけでは一致したと思います。私はこれは、私どもがベトナム戦争をもし平和的に片づけようとするなら、それはやはり先ほどから申し上げておるように、まず北爆を停止することが先決だ、それから外国軍隊を撤退させなければいかぬ、全面的な戦闘停止をやらなければいかぬ、それから会議には民族解放戦線を認めて、その代表者を加えなければいけない、それから、かねがね私が言っているように、民族自決、この原則も認めなければいかぬ、同時に、先ほど申し上げたように、ジュネーブ協定の完
いま総理はウ・タント事務総長の提案は歓迎し、支持する、そういう御答弁をなすったわけですが、私は初めてきょうここでお伺いしたのですけれども、御支持なさるなら、ウ・タント事務総長の提案にかかわらず、日本政府がそういう提案を支持すると同時に、日本政府がアメリカに向かって、条件をつけなさんな――あの条件は、それはあなたはアメリカは承認したとおっしゃるけれども、私はいかなる文書を読んでみても、やはりアメリカはあのまま承認しておらぬのですよ。南の政府の代表を予備会談に加えなければいかぬ、こういう条件をつけている限りは、あなたはひとつ一そう勇気を持って、その条件をやめなさい、そうしてウ・タント事務総長の案をそのまま承認してはどうですか、こういって
総理、私はどうもそこを納得しかねるのですがね。おれはこう言ったから、それは近代のマスコミの発達からいけば当然相手にも伝わっておるだろう、それと、アメリカに向かってあなた自身が機関を通じて提唱することとは全く違うと思うのですよ。後者のほうがもっと力強いと思うのです。そういうことをあなたは言われるなら、それをアメリカに提唱したらどうですか。アメリカに、こうしてはどうですかと言ったらどうです。それを、いまここで私は答弁をいただこうとは思いませんよ、思いませんが、せめてもウ・タント事務総長が来たら、そういう点について少し決意を固めるような前向きの態度をとらぬと、日本政府はいつまでも疑われると思いますよ。いま私の知る範囲では、日本政府は相当疑
どうも、そういう問題になると、例によって、平和に徹するということばで簡単に片づけられるのですが、私は、総理は、今後もっと真剣に、その種の問題については日本の総理大臣として取り組まれる必要があると思うのです。まあ、しかし、それ以上ここであなたと議論してもしようがないでしょう。 そこで、きのうたしか私どもの淡谷委員がLSTの問題で質問いたしておりますね。あの五人の死傷者を出した問題、これは、政府側の答弁を聞いても、千三百何十名か、約千四百名近い者がLSTの乗り組み員としていま乗っておる。これは、政府の答弁によれば、職業の自由選択であり、本人の自発的な意思であるから、これはなかなかそういうことを国として押えるわけにはいかぬ、こういう答
くどくはやめますが、いま総理のお答えによると、本人の自由契約、本人らの雇用契約によって行なわれておるのであるから、政府はそれに介在することはできなかった、そこで、そのけが人、死んだ方々の補償は、ひとつできるだけ強く要求しよう、今後も危険のない保障を取りつけるようにしよう、さらに、いまは直ちに変えようと思わぬが、将来にわたっては検討してみよう、こういう答弁にまとまっていると思うのです。私は、ここでやや意見らしくなりますが、本人らの自由意思による雇用契約であるけれども、外国船に乗るLSTの乗り組み員は、政府の旅券がなければ乗れないでしょう。そうすると、政府が介在しないことはないのです、介在するんですよ。しかも、その旅券の規定でいけば、危
どうも、自民党の皆さんからも早くやめてほしいという御要求もあります。やはりたまには御要求も聞かぬと、今度こちらが要求することがありますから、そういう意味で質問をはしょります。私、実はまだ中国の国連加盟の問題だとか、それから天津における展示会の問題等ありますが、これは省きます。次の何らかの機会にまたお尋ねしたいと思います。 そこで私は、まずさっそく中国問題を少しお尋ねしたいと思いますが、できるだけはしょる意味で簡単に申し上げます。中国と日本とは、もうすでに戦後二十二年になっているわけですが、法律的には依然として戦争状態が続いている。いわゆる日中間における決済がされていない。この事実は間違いないことです。そこで先般、佐々木委員長がこ
中国問題については、私はほんとうは、たくさん資料を集めておりますから、もっと御質問したいのです。一時間くらいかかります。そこではしょりますが、いま総理もお認めのように、今日アジアにおける諸課題を処理するに、中国を無視してはこれは事実上不可能だと私は思います。やはり中国をなるべく仲間に入れるという前向きの姿勢でやらなければいけない。いまの文化大革命についての総理の御意見は、まあ、総理の御意見の中ではいいほうだと私は思います。 そこで、具体的な問題に入ります。中途を飛ばして入りますが、モンゴルの問題がいま出ておりますね。このモンゴルの問題については、三木外務大臣が国会の答弁で、将来の課題として前向きに取り組むことは当然である、取り組
そうすると、モンゴルには前向きで国交正常化に取り組む。中国もやはり前向きに国交正常化に取り組みますか。
またそういう答弁が出るから、私は時間がほしかったのですよ。私とあなたの間に一時間もやりとりすると大体わかると思いますが、はなはだ私は残念な答弁だと思います。そんな日本と中国の関係をなまやさしく考えてはいけない。国連の承認を受けてないからモンゴルとは違うのだ、こういうことばもどうかと思います。それはあなた、国連の加盟問題は、私きょうはずしましたが、日本政府が国連加盟を妨害しているのじゃありませんか。たとえば核兵器の問題だって、中国だとかフランスを入れるのももっと意義がある。そういう際にも、あるいはベトナム戦争の終息についても、アジアの経済の問題についても、やはり対中国問題というのはより必要な問題だ。したがって、日本自身が国連加盟に対し