私は、何もよその国の意見についていけということは一言も言いませんよ。そんなサゼスチョンは申しません。むしろ、日本が進んで中国との国交正常化に前向きで取り組んではどうですか、こう言っているんです。だから、一言でいいんですよ。今後前向きに取り組まれるかどうか。あなたが、たしか第一回の組閣のときに、中国問題を前向きに進めていきたいとおっしゃった。そのことばはいまでも記憶にあるんですが、今後前向きに取り組んでいかれるのですか。
私は、何もよその国の意見についていけということは一言も言いませんよ。そんなサゼスチョンは申しません。むしろ、日本が進んで中国との国交正常化に前向きで取り組んではどうですか、こう言っているんです。だから、一言でいいんですよ。今後前向きに取り組まれるかどうか。あなたが、たしか第一回の組閣のときに、中国問題を前向きに進めていきたいとおっしゃった。そのことばはいまでも記憶にあるんですが、今後前向きに取り組んでいかれるのですか。
現状のままでということはどういうことなんですか。
私が心配しているのは、ベトナム戦争がいわゆる拡大した場合は別として、幸いにベトナム戦争が平和的に終息する、そうなれば、アメリカといえども、中国問題については、従来と異なった態度を出してくるに間違いない、だから、そうなると、日本は置いてきぼりを食うんじゃないか、それじゃ、日本政府はアジアの諸国から信頼を失ってくる、そういうこともあるんですよ。だから、前向きというのは、流行語で使っているのじゃなしに、前向きとはどういうことか、中国の国連承認の問題であるとか国交正常化の問題、いろいろ外交上むずかしい点があるけれども、そういう点に前向きで取り組まれるかどうかということをお尋ねしているんです。実はもっと長く言わなければならないのだけれども、結
そういう決意ならよろしいです。そういう決意ならよろしいが、意見として申し上げるのは、もっと国連加盟あるいは正常化についての方針をきちんと立てて、その方針に向かって取り組んでいかれるということを私は希望しておきます。 では、具体的に一つ問題を提起しますが、日中貿易ですね。日中買切はいま約六億ドルですか、詳細な金額は知りませんが、約六億ドル。そのうちの七〇%が友好取引あるいは配慮物資とでも申しますか、友好取引が七〇%、LTはごくわずかですね。日中貿易を本格的に拡大していくには、当然私は政府間協定が必要だと思います。しかし、いまその議論はやめましょう。現状に立ってものを言えば、少なくともLTというものを拡大しなければ、日中貿易がこかれ
そうすると、あれですか、LTをひとつ伸ばしていきたい、もちろん友好だっていいんですよ。いいが、本格的に貿易を拡大するのはやはりLTだ。この点は私もあなたも意見が一致していると思う。LTを伸ばそうとすると、LTの障害はあの吉田書簡がまた出てくるんですよ。そこで、いま私は、あなたに吉田書簡を破棄しろなんて言いませんよ。言いませんが、私の見 解で言えば、吉田書簡なんというものは、もはや 古証文で時効にかかっておる。したがって、これを乗り越えてLTを拡大する、そういう御意思ですかどうか。
アジアの平和という妙なことばを途中で使われたので、いよいよおかしくなったのですが、その点はやめましょう。やめますが、吉田書簡は乗り越えるというわけにいかぬ、古証文ではない、それにはかかわらずにケース・バイ・ケースでやっていきたい、ここは正直に受け取りましょう。そうすると、LTを拡大するためには輸銀問題ですよ、吉田書簡に関連する輸銀問題。これはやはり拡大するという方針でケース・バイ・ケースで考える。そうすると、この問題も近く御検討なさる予定ですね。
長期は使えませんか。
わかりました。 それでは、いよいよ最後になりますが、いま日本と中国とは政府の制限を受けておるとはいいながら、経済の交流、文化、人事の交流をやっておりますね。ところが、中国へ日本から行こう、北京へ日本から行こう、北京から日本に来よう、そうすると、どうしても三日かかる。飛行機で三日かかる。中国と日本とが航空協定ができておると、これは三時間か四時間で行くのじゃないですか。私は専門家じゃないからわからないが、行くでしょう。そうすると、制限を受けておるとはいいながら、少なくとも人事、経済、文化の交流をやっておるのだが、この際やはり航空協定という ことを考えてはどうか。もう一つダウンしてものを言うと、航空協定が政府間でむずかしければ、貿
要するに、その時期でないということですね。まだその時期でない。そうすると、政府が、その時期でないから、その時期を早くつくるような努力をしなければならぬ。そこで、私は一つ案を出すのですが、どうですか、議員間でひとつそういう相談を始める、政府のその時期でないという時期を早くつくる、そういうことをやってみたいと思うのですが、どうですか、その点は。
国会議員がやるんですよ。国会と政府とは立場が違いますよ。国会議員が自主的に話し合うことがなぜいけない。そんなばかな話はないですよ。しかし、議論はもうやめましょう。そんなばかな話はないですよ。あなたは、少なくとも国会議員を十何年やっておって、国会対策委員長までやって、そんなこと知らぬということは、だめですよ。私は時間がありませんからもう二点だけ。(「まだやるのか」と呼ぶ者あり)それはしょうがない。総理の答弁が悪いからしようがない。 それで、核の拡散防止条約について伺いたい。一つは、どういうことかというと、三木さんが核拡散防止条約に日本を参加させる前に、十五日でしたか、各野党の代表と会われたですね。そうして三木さんは、いかにも意見が
私は、かなり弾力的にものを言っているのですよ。政府が、かりに野党側の意見が最終的に聞き入れられないにしても、政府のこの案は動かせぬものだということで会議をやってもだめですよ。野党側の意見に取り入れられるものがあるなら取り入れるという姿勢で会議をやりなさい、私はこう言っているのですよ。あなたは人の話をよく聞かなければだめですよ、そのことを言っているんだから。したがって、何でもこれは動かしませんというようなものをつくって野党に呼びかけても、それは限界がありますよ。こういうことを言っているから、その点は十分ひとつ今後の運営に注意をしてもらいたいと思います。ほんとう言ったら野党の意見としてもっと言いたいことがありますよ。私に言わせれば、なぜ
私は、だからそれを前段に言っているのですよ。そういう言明をしていらっしゃるなら、よりこれをりっぱにするために宣言をなさってはどうか。そこで、あなたは、もうおれはさんざんやったんだから、経緯上からもその必要がない、こうおっしゃる。それなら、ひとつ国会で、各党間でそういう決議なり宣言なりをやるために話し合いをしてみたいと思いますが、どうですか。それはいいでしょう、国会と政府と違うんだから。
よろしゅうございますね。わかりました。それじゃ、最後に一つだけ、二点と言ったんだから。 これは私とあなたとが決済ついてない問題なんですよ、わかっていますか。朝鮮の貿易技術団の 入国の問題ですが、池田内閣当時に、大平外相、それから賀屋法務大臣、私との間にいろいろ意見の交換があって、国会で、その結果統一見解が出た。その統一見解は、純経済的な問題として、できるだけすみやかにこれを処置する、こういう統 一見解が出ている。そこで私は、たしか昨年の四月か五月ころあなたにお会いして、そうしてその経過を説明したら、あなたもたいへん御理解があって、いや、全くそのとおりだということになって、ひとつ関係大臣にも私から話そうという御答弁であって
済んでいませんよ、あなた。あなたはだれにいま知恵を授けられたか知らぬが、民間で入って来る人が入って来なくなった、そんなことはありませんよ。本人はまだ取り消していませんよ、全然そういうことは。取り消しするということを法務省に言っておりませんよ。そんなことは断じてない。そのまま残っておるのだ。それは、商人というものは、あなた御承知のように、政府がしかったり、融資を受ける銀行からいろいろ言われると、かなり腰が弱くなることは事実ですよ。しかし、ほんとうの腹の中は、あんな有利な取引はないのだからやりたいのですよ。したがって、法務省に具体的に断わっていない。だから、私が決済は済んでいないと言うのは――閣議決定であなたは決済したと思っちゃだめです
そんな答弁はだめですよ。私は一年間この問題に当たっておるのだから、余人はいざ知らず、私にはそんな答弁は通用しません。それはちゃんと民間のほうは手続したけれども、拒絶された。代理手続をしたのだけれども拒絶された。そんなことは事実のことですし、私自身が法務省と交渉したのだから、間違いないことです。だからあなたは、政府の段階においては、閣議決定は、おまえとの約束は守ったのだ、しかし、あなたのところの機関が手続を受けなければ、約束は守っていませんよ。それは、借用証書だけ出して、期限がきても金を払っておらぬのと一緒だ。それと同じことだ。(「不渡りだ」と呼ぶ者あり)だから、不渡りでなしに守ってもらいたい。これだけを私は特に念を押しておきます。こ
冒頭に質問をやらせていただいて恐縮です。皆さんにお礼申します。私が御質問申し上げるのは、この前の建設委員会で岐阜県の根尾川筋におけるダム建設についてそれぞれ手抜きがあるということで御質問申し上げて、その後建設省から約二十日前後にわたって調査、検査を願ったわけです。 〔委員長退席、井原委員長代理着席〕 そこで率直に申し上げると、昨日砂防部長からその報告書をちょうだいいたしました。したがって私はあまりくどい御質問をしないで、主としてこの報告書に基づいてきわめて簡潔に御質問を申し上げたいと思うわけです。 この前も申し上げたように、結論から申し上げると、岐阜県には私どもが心配するような砂防工事、ダム工事、そういうものがたくさん
そうすると、いまの二つの堰堤の結論による両ダムの補強工事をおやりになる、そういうことですね。その場合の費用はどれくらいかかるのですか。
さらに二、三お尋ねしたいのですが、いまの要約した報告書によれば、これは明らかに不良工事であった。まあ形容詞はどう使いますか、不良工事であった。それから手抜き工事であったと認めていいのですか。
部長としてはなるべくきびしくないことばを使っているわけですけれども、私が見て全体として仕様書には沿っていない。逆に言うならば、仕様書に反している、こういうふうに思うわけですが、その点いかがですか。
そうすると、先ほど申し上げたように、この工事は仕様書どおりにできていない。明らかにそれは仕様書に反しているのですから、正しい工事でなかった。いわば一部手抜きがあった、こういうふうに認めて決して差しつかえないと思います。それからもう一つは、この工事を完成させるまでには、一期、二期、三期、四期とそれぞれ県が立ち会って検査をいたしております。この検査がきわめて無責任な検査であった、こういうことが言われると思うのですが、その点はどうお思いでしょうか。