かなり問題が多くなってきたということはお認めになるところですね。まあ確かに、民法が昭和二十二年に改正をされまして大家族主義がこわれて、そうして核分裂を起こしてまいりまして、小さな単位の家族になってきた。それが昭和四十年の調査で、一般家庭で三・七五人、老人の家庭で一・四七人。しかも昭和三十五年から四十年の間に六〇%も老人世帯がふえてきておる、百三万世帯、こういうことが厚生白書に出ておりますね。そうすると問題は、こういうことを客観的に動態をつかむということは、施策を行なっていくのにきわめて大事ですけれども、こうした老人世帯というものが、三十年、四十年、五十年と働き通してきて、安い賃金でどういう生活をいたしておるか、これをどのようにお考え
