物価上昇を基礎にして引き上げたのは百円だとおっしゃっておるわけですが、一体基礎が非常に低い。それに物価上昇という率を、一般並みのようなことばで考えられて言われておるわけですけれども、出発がいけないから、いまおっしゃっておる物価上界の率というものも、まことに不愉快に聞こえるわけですよ。一体物価上昇とおっしゃいますけれども、どのくらい見られて百円の算出をなさったわけですか。
物価上昇を基礎にして引き上げたのは百円だとおっしゃっておるわけですが、一体基礎が非常に低い。それに物価上昇という率を、一般並みのようなことばで考えられて言われておるわけですけれども、出発がいけないから、いまおっしゃっておる物価上界の率というものも、まことに不愉快に聞こえるわけですよ。一体物価上昇とおっしゃいますけれども、どのくらい見られて百円の算出をなさったわけですか。
昭和三十八年にできました老人福祉法の中の「目的」に、いわゆる老人の心身の健康の保持、生活の安定をはからなくてはならないのだと書いてあるわけですね。いま私が申し上げたようないろいろな劣悪な条件の中で苦しんでおる多くの老人に対して、この一月千七、八百円という年金の金額で、この老人福祉法に定めた健康の管理と生活安定を保障していくという精神にどのように合致しておるのか、きわめて私は遺憾なんですよ。せめてこの千八百円を五千円なり一万円なり支給することが、老人に対する福祉法に基づく一群当面の適切な方法であろうと思っておったわけですけれども、何と、出された金額は、きわめて微々たるものでございますし、しかも、物価上昇ということで五・九%は百円に相当
努力をするということは、毎回御返事をいただいているところなんですね。私が申し上げているのは、努力をいただきたいということをお願いしておるわけではないのです。当初出発が、国民年金の半分であった。これで出発をしてきて、今日国民年金のほうは八千円で、福祉年金は千八百円。あなたはその中で、物価上昇を考えてスライドしたのだとおっしゃっているわけですね。そうして千八百円。国民年金は保険システムであるから、保険料がふえていけば金額が上がる。福祉年金は一般会計から出すから物価上昇だ。私は、老人の福祉、老人の生活安定をはかるという福祉法のたてまえから考えていけば、この年金の開きというのは、あなたのおっしゃっているおっしゃり方では理解できないわけです。
一般財政で払うわけだから財政の負担が重くなるので、保険システムと違って急に引き上げていくことはできない、こういうおっしゃり方のようですね。 大臣、いま国家予算に対比して、老人対策の予算というのはどれくらいを占めていますか。
総予算の一%とおっしゃいましたが、正確には〇・九%強ですよね。さっきの質問でわかりましたが、現在約六百億でございますね。百円上げて三十億程度ふえるわけですが、一体この無拠出の福祉年金というのはやがて将来はなくなるわけですね。きわめて財政計画としても立てやすい状態なんですね。一体いつごろまでピークが続き、いつごろから下降線をたどるか、それをひとつ述べていただきたい。
昭和五十一年ピーク時はどれくらいの数になりますか。
そういたしますと、昭和五十一年がピークでございますので、三百二十万——私のほうの推計では三百十万となっておりますが、これは二十万でけっこうですけれども、いずれにいたしましても、いわゆる老齢福祉年金を無拠出で受けていく層というものは、もう限られております。こうした人たちに対して一般財政から出すのであるから、財政負担がふえるときわめて困るから、百円なんだ、こういうおっしゃり方は、さっきから私がるる述べてまいりました老人福祉政策の重要性から考えていきますと、きわめて冷淡な気がいたすのです。しかも、一般財政の中に盛っているこうした老齢者政策はわずかに〇・九%、一%弱である。少なくともこれほど高度に発達をしてきた国で、しかも厚生省自身の昭和三
せめて私は、この老人の無拠出の人たちに対して、年齢的にも入れないわけですからね。だから国としては、おまえは子供の世話になれ。ところが、昭和二十二年以来民法が改正をされて、大家族がくずれていって、今日ではいわゆる老人一人の所帯が四十四万人もある。それでおまえ食えなくなったら生活保護になりなさい、病気になったら医療保護を受けなさい。あとはチリ紙代である。さっき私もちょっと触れましたように、国から千七百円でも年金をいただいておればありがたいという何人かの老人がおります。片一方では、生活保護を受けるなら死んだほうがいいという老人もいるのです。共通性があります。国からそういう援助をしてもらうということが、当然の権利として自分の体内に消化をされ
あなたのおっしゃっていることは、私もよく承知しているのです。承知をしていて福祉年金を引き上げる一つの根拠として私は申しているのですよ。だからあなたのおっしゃっているように、四十六年から支給される分については千六百何がしだ、それが国庫負担分であるならば、やはり老い先短い人生を貧困の中で苦しんでおる人たちに対して、国としてそれにどれだけプラスをしていくかという限界を、片一方の一つの法のたてまえから見れば、そういう制度も将来に広げておるのだから、当面気の毒な老人に対しては二千六百六十六円差し上げてもいいじゃないか、こういう立場で申し上げているのです。あなたのような割り切り方をなさいますと、日本の老人福祉というものは無拠出の人たちは救われま
少ないと思うが百円にした、こんなのは答弁にならぬですよ。少ないと思うが百円にした、来年は二百円にしよう。それは日本で非常に不遇をかこっておる老人に対してしてあげる答弁にしては、私は非常にいけないと思うのです。いろいろ自殺をしたりする人も多い昨今ですからね。しかし、この問題については、まだまだこれから審議が続行されます。私の申し上げたことの中には、何とかして今日の不遇な老人にこたえてあげたい、その立場から生まれた福祉年金ですからね。その福祉年金というものを、国の政策として喜ばれる価値あるものにしていきたい、こういう気持ちから私は申し上げたわけです。 これから審議が続きますので、十分ひとつ御検討いただいて、少なくとも老人福祉の中で、
昨日、東名高速の安全状態の視察をいたしましていろいろ感じ取ったこと、改めなければならないことなどの気づきがありますので、東名高速安全対策の問題から質問に入りたいと思います。 お伺いいたしますけれども、五月二十六日に東名が全線開通をいたしまして今日まで十五、六日になりますが、新聞などでも伝えられておりますように、非常に事故が多い。しかも山北−御殿場間は工事自体もむずかしかったようですけれども、この間にあります都夫良野隧道、吾妻隧道、トンネル内事故もきわめて顕著である。こういうふうな状態をどのようにしてこれから無事故に向かって片づけていくのか、重要なことだと思います。したがいまして、全線開通以前、部分開通の当時からの事故の状態、全線
日本における代表的な高速道でありますし、東名、名神、中央高速道とこれ以外に高速道はまだございませんし、それだけにドライバーも高速道になれていないということもわからないことはありません。しかしながら、こうした高速道になれていないのでこれを熟知徹底をさせていかなければならない。たとえば事故の原因調査の中で、タイヤの不良だとか、あるいはガソリンの不十分なタンクの状態だとか、そういうことによる——これは人体損傷事故には直ちに結びつかないにしても、事故がある。これも一般ドライバーが高速道路に無知なるがゆえに生ずる一つの損害、傷害だと思うのですね。こういうものに対してどのような教育、どのような理解を深めるための措置をなさっておるのか、お伺いをし
それが今日不足をしておるために——一般ドライバーはだれも事故をやろうと思ってやる人はおらないのですから、そういうことのPRなり教育が不徹底なるがゆえに起きている事故、こういうものが多くあるわけですから、いまおっしゃっているように教習過程で教育する。すでに免許証の所持者に対しては自動車工業会なり高速道路の管理者なり、それらの手を通して十分徹底するようにしたいと思うのでなく、早急にしなくてはいけません。大体きのう聞いてみますと、一口に八件ないし十件の事故がいま起こりつつあるそうです。それほど余裕のある徹底のしかたではいけないと思いますから、すみやかにやる、具体的にどうするというお考えなら、すみやかにやるという立場でもう一度答えていただき
ひとつ早急にやっていただきたいのですが、さらに私が申しましたように、事故が多いのですから、たとえは新聞その他によっていわゆる高速道路を走行する場合のドライバーとしての心がまえ、車体としての具備すべき条件を申し上げております。タイヤとかガソリンとかこうした問題は発生している事故の類別を見ますと明確でございますから、そういう事柄をピックアップして、新聞などによって十分ドライバーに徹底できるような方法を、最近ラジオを聞きますと交通事故情報というのをやっておりますけれども、起こった事故からお互いが自戒をして事故を起こさないようにするという方法もあるでしょうけれども、事前にラジオ等を通じて高速道路に入っていくドライバーに呼びかけていく、こうい
それでは、それはひとつ早急によく徹底できるようにやっていただきたいと思う。 あなたのおっしゃるように、事故の類別の中で、高速道路に未熟なるがゆえに起こる事故というのが多く占めておるとおっしゃっているから、それを防ぐためには、いまのようなことを十分ひとつ透徹せしめていくという立場を、まだ不十分だからそうなんでしょうから、徹底していただくように重ねて強く要望いたしておきます。 それから、いまのは高速道路に未熟なドライバーが起こす事故だと、責任がそちら側に転嫁をされて言っておるのですが、きのう路線を見せていただきました。路線自体に問題は全然ないかという立場から見たら、私はそうは言えないと思います。特に大井松田−御殿場間を見まして、
線形については、地形のこともありますし、財政的なこともあったのじゃないかと思いますけれども、これが非常に計画的なカーブを眠けざましにおつくりになったというふうなうわさも飛んでいるわけです。これは発想は別としても、線形はよくない。このことだけはあなた方も御理解いただいておるのじゃないかと思いますね。ただ問題は、線形が不十分だから、道路構造、道路設計は八十キロまで、だというふうに押えられていると聞くわけです。だから問題は、八十キロをこえると線形の現状から事故が起きる。こういうことは当然道路の施行者としてもいえると思うのです。だから、こうした状態の中で、ドライバーが速度厳守をするように注意を求められるという気持ちは、私はわからぬわけではな
いろいろと曲線が多い。あるいはスリップをする、そういうふうな事故が八十キロをこえた場合は非常に起こる可能性が強い。そういう線形である。そういう地形の中につくられた高速道路である。これが道路施行者のあなたの立場、私はそれはそれでいいと思いますよ。そのことは端的にいえば、少なくても山北−御殿場間というものは、高速道路一般の概念から見る高速道路として見たくないですよ。いまあなたのおことばの中に私は少し気になるのだけれども、八十キロをこえて走っても事故を起こす、そういうふうな道路設計ではない。しかし起る可能性はきわめて強い。全くでたらめだと思うのですよ、道路施行者としては。事故が起こる可能性がきわめて強いということは、八十キロ以上スピードを
ところが事故が非常に多いのですよね。あなたのほうと建設省との相談の中身が非常に机上的であった。実際に全線開通して商売を始めてみると、きわめて事故が多い。二十六日から六月三日までの九日間で、この間の事故というものは二十九件に達しておるでしょう。全体で八十二件、この区間に事故が集中されておる。それは何かというと、道路の設計上道路構造に見合わない速度で走っておる。しかも都夫良野にしても、トンネルというのは道路の勾配の上がり切ったところに大体あるわけですね。勾配を上がっていくのに八十キロという速度で上がっていって、上がり切ったところで百キロ出すというドライバーは私はいないと思うのです。そしてトンネルの中でスリップをしてトンネルの壁にぶつかっ
いまあなたのおっしゃった隧道内の舗装ですね。これは建設省のミスですから別に取り上げるのです。 いま私が申し上げておるのは、道路設計、道路構造と制限速度の関連さして聞いておるわけです。きのう現地を見まして、ああした構造では、いわゆる速度許容が八十キロしか道路設計がない、それを越すと事故を起こす可能性がきわめて強い、こういう道路上の走行に対して八十キロ、限界一ぱいの速度制限を許可しておるということに、そぐわない問題がある。だから、道路設計上、道路構造上から制限速度というものを再検討する必要があろうというのです。これを聞いておるのであって、いまの都夫良野隧道なり路面上の舗装については、これはまたあらためて後ほど聞きますから、いま私が申
道路局長のほうは、道路設計、道路構造上八十キロを越えると事故の起こる可能性が非常に強いという立場を建設省としてこの国会で述べておられるのですから、それをあなたのほうもやはり受け取っていただいて、その道路構造に見合う速度制限をやる。これはやはり、申し上げたように、まだきょうはどれだけ事故が起こっておるかわかりませんけれども、きのうまでは一日平均十件程度起こっておるのですよ。やはりこういうきびしい現実を直視していただいて、私は国会で理論論争をやろうとは思いません。交通安全というものは、個々の発生する事案をどう解消していくかということのほうが中心なんです。そういう意味では、道路構造が、八十キロを越えたら事故を起こす可能性がきわめて強いとい