御存じのように従来子供を産むときには、一般的にお産婆さんにごやっかいになる、これが日本の常識でありましたが、最近は圧倒的、全部といっていいほど、病院施設のあるところは病院で子供を産むというのが、一つの常識化されておる。従来の産婆さん、一般的には助産婦と言っておりますが、これらの方々が事実上子供を取り上げるという仕事は、もう都会地においてはなくなってきておると思うのです。その反面、家族計画の普及指導によって若干収入を得て何とかやっておるというのが、今日の産婆さんの実情ではないかと思うのですが、いま助産婦と称する職業に従事しておられる方は、何人くらいおありになるのでしょうか。
