私は、日本社会党を代表して、昭和三十六年度予算補正第二号及び特第三号に対し、反対の討論をいたすものであります。 池田内閣の経済見通しの誤りと、産業設備投資重点、国内消費水準無視という、いわゆる高度経済成長政策の破綻は、もはやすべての国民の目にも明らかになり、この政策をのろう声がちまたに充満していることは、議員各位の知られるところであります。これは物価の異常な高騰と、国際収支の危機によく現われております。しかるに池田内閣は何らその責任を反省することなく、むしろ民間企業にその責任を転嫁しておるのであります。一方、公定歩合、預金準備率、輸入担保率等の引き上げ、一般勤労者の賃金抑圧等によるデフレ政策のしわ寄せを、勤労者、農民、中小企業者
