その点はわかりました。しかし、いずれにしても、シッビングポートの原子炉が三十二本を二十本に減らしたということは、その十二本の制御棒にかわる、やはり制御作用を持つものを代替せしめることによって減らし得たということであることは、私は間違いないと思うのです。それから、前々から、ボロンを用いようとすることは、SL1の事故にも見られるように、まだ実験段階でも成功しておらないということ、これははっきり言えると思うのです。であるから、そういう事実を全然言わないで、シッピングポートを例に出して、原子力潜水艦は制御棒を持っておらないけれども、安全だという印象を与えるような中間報告というものは、科学者の立場から見て非常に良心的でないということを言いたい
