私も、別にこの電源開発に新型転換炉をやらせろというわけでは何もないわけであります。ただ、これまでの科学技術予算に対する国の出しっぷりがきわめて渋いものだから、そうすればどこからでもできるだけ金をかき集めて資金的な協力を得る可能性があり得るのではないか。そういう点から見て、同じ新特殊法人という構想に私は賛成であるが、電源開発も特殊法人ならば、原子力研究所も特殊法人である。だから、そういう性格の似たものもやはりこれに大きく参加さしてやる、積極的に参加さしてやるくらいの腹づもりがあっていただきたいというのです。民間電力の恣意によって日本の原子力政策、動力炉開発という重要な国家的課題がゆがめられたり後退したりしないようにというような顧慮から
