それでは長官にひとつ御所見を伺いたいのだが、いまお聞きのとおりです。とにかくわれわれの食ぜんにのぼる多くの魚はどちらかというと浅海魚で、回遊魚で、それがしかも大衆魚です。ところがこれは太平洋を東、西、南、北、自由に回っている。十二海里以上のところをどんどん回っておる。そういうところで原子力潜水艦が非常に濃厚に汚染されたイオン交換樹脂を捨てていく、それをその辺の小魚なりプランクトンなりが食って体内に入れる。またそれらを大きな魚がえさにして、だんだん濃縮化されていくわけです。それがわれわれの食ぜんに供されてくるということをそのまま放置するということは、放射能対策本部長としても重大な関心事でなければならぬ。今日までそれが放置されておったと
