お答え申し上げます。石油は御承知の通りほとんど大部分が輸入でございます。しかし日本に資源がないわけではございませんから、今後これをできるだけ開発しまして、幾分でも内地の資源によつて供給したいと思いまして、五箇年計画を立てまして、約百万トンを目標にしまして来年度の予算にはこの助成金を要求しております。
お答え申し上げます。石油は御承知の通りほとんど大部分が輸入でございます。しかし日本に資源がないわけではございませんから、今後これをできるだけ開発しまして、幾分でも内地の資源によつて供給したいと思いまして、五箇年計画を立てまして、約百万トンを目標にしまして来年度の予算にはこの助成金を要求しております。
先の国会におきまして昭和二十九年度予算の編成等に関する意見の御説明をいたしますようにお申出がありましたが、予算編成につきましては経済審議会の結論も出ましたのでここに御説明申上げます。 昭和二十九年度予算編成につきましては、最近の我が国経済の現状から、国際収支の逆調の状況、引続く災害などによる国費の巨額の負担、国際物価に対する国内物価の割高、消費物資中心の価格の高騰などの物価の不健全様相等、極めて重大な時期にあることに鑑みまして、通貨価値の安定と輸出の振興とを図り、経済の定安と自立とを期するため、特に財政の健全性を強く貫くことが期せられねばならないことと考えるのでございます。 即ち中央地方を通ずる財政におきまして、安易な財源調
お答え申上げます。新聞に出ておりますのは我々もやはり通産省なり経審に関連がございますので、いつも管理庁長官に質問しているのでございますが、まだああいうものは想像の域を脱しません。非常に極祕裡に作業を進めているようでございます。まあ方向といたしましては先ず事務整理をし、それから機構の改革をし、そうしてその上で相当な整理ができる、こういうふうな見込で塚田君はおると言つておりますが、併し各省格別に詳しい方策を練りまして、そうして各省に検討を願う。ところがそのところまでまだ参つておちん。こういうことでございますから、新聞に出ておりますのはそれは大体想像が主じやないかと、こう考えております。
実は私経済審議庁の長官としましては、これは米価なんかは消費者価格は上げないほうがいい、これは原則として考えております。ただ問題は今の情勢が非常なインフレ気がまえになつておりまして、それでこのインフレはどうしたつて阻止しなきやならない、こういうことが原則として大きく打出されるわけであります。そこで生産者米価というものが相当上げられておりまして、そうして若し米価をそのまま六百八十円を据置きますというと、相当の財政資金を出さなきやならない。そういたしますというと、その財政をここにも今申上げました通りに、うんと緊縮するという方法で以て行かなければインフレは防げない、又財政の規模を、均衡予算にいたしまして十分切詰めて行くということになれば、イ
お答え申し上げます。まことに残念なことでございますが、英仏独とかいう方面では、朝鮮動乱後三割くらいしかしりませんが、日本では五割くらいの物価騰貴になつておりますので、そういうこと等のために、実のところ外国への輸出がなかなかできません。ことしわれわれといたしましては相当輸出を望んでおつたのでありますが、その輸出の伸びない原因は、これは申し上げれば長くなりますけれども、結局物価の高いということが一つの原因であります。それからまたスターリング地域におきまして輸入制限をしたこと、また東南アジア方面をわれわれは非常によい市場と考えておりましたけれども、世界的の物価の低落のために、その地方で産出する原料の値段が下りまして、その購買力が非常に落ち
お答え申し上げます。物価が高いにかかわらず、米の値段を上げてみたり、運賃を上げたり何かして、物価を下げる方向に逆行しておるのじやないかというような御説でございました。これはむろん形式から申しますとそうなるのでありますが、しかしベース・アップにいたしましても、鉄道関係にいたしましても、これは法律上井上さん十分御承知の通りの事情で、ああいう勧告なり裁定が出ております。われわれはこれを法律的な形式論から申しましても何とかしなければならぬというふうにも感じますし、同時に実質的に見ましても、やはり裁定とか勧告というものにつきましては、ほかの企業などと比べてつり合いを保つという意味におきまして、これ一つ考えましても、ただいまの状態といたしまして
お答え申し上げます。今食糧のために御説の通りに五億ドルぐらい使つております。この点は非常に措しいことだと私は思つております。しかし一面考えてみますと、食生活というものは、これはすべての根源でございまして、これがなければわれわれは何らの活動もできない。その意味におきまして、食糧を確保することだけは、どんなに苦労をしましてもしなければならぬ、こう考えております。それからなぜ国内でこれを増産しないか。これにつきましては、井上さん御承知の通りに、食糧増産につきましては、農林関係におきまして非常な努力をしておりまして、政府資金もこれに相当多額の投資をしております。それなら投資をしてもちつとも実効は上らぬじやないかと仰せになるかもしれませんが、
お答え申し上げます。低物価政策と一概にいわれておりますけれども、物価を引下げることはなかなか困難であります。一番の問題点としては、外国に比べて非常に日本の物価が高くて、輸出を振興しようと思いましてもうまく行かない。いろいろほかに輸出を阻害しておる原因はたくさんありますけれども、その一番大きなものがやはり物価が高いということでございます。これを下げることにつきましては箱当われわれも努力いたしたいと考えております。
ただいまのところはその通りでございます。
経審で差上げた数字を取上げたと思いますが、その通りであります。
これは見込み違いと申しまするけれども、それだけ国内需要が非常に旺盛でございまして、生産がふえていることになります。それから国民所得のことでありますが、経審といたしましては、当初に本年度の見込みを五兆八千二百億と見ておりました。しかしことしの生産高は今仰せのように非常に伸びたものでございますから、多少動きまして、修正を今検討しておるのであります。それによりますと、大体今の見込みでは五兆九千五百億円くらいの国民所得になるのではないか、こういうことであります。これはいつも毎年当初の数字を、その年度の経済界の進行ぐあいによりまして補正しているわけでございます。多分ただいまの見込みでは二十八年度は五兆九千五百億くらいになる見込であります。二十
最近の通商産業省の施策について御説明申し上げます。 最近におけるわが国経済の動向において、その注目すべき傾向としては、正常貿易において金額的、地域的に著して輸出入のアンバランスがあることと、輸出が増大しないにもかかわらず、鉱工業生産は活況を呈し、国内需要また旺盛で、高物価を維持しているということであります。すなわち輸出貿易は、不振であつた昨年下期より幾分回復いたしましたが、三月以降毎月一億ドル程度で横、ばいを続けております。また輸入は本年当初以来昨年の月平均を上まわり、四月以降は毎月二億ドル前後の額に達し、正常貿易においては九月までで八億四千万ドルの輸入超過を示しておつたのであります。これは戦後最高の数字でありまして、その結果特
不熱心であり、またふまじめで、チヤランポランな答弁をするということでありますが、私は至らない点はあるかもしれませんが、ふまじめに考えておるとか、ふまじめな答弁をしておるということは自分で自覚しておりませんが、もし今後答弁の最中においてそれはふまじめだという点がございましたら、そのときにひとつ私をしかつていただきまして、反省を促していただきたいと思います。それから委員会によう出ておらぬではないかということでありますが、しかし御承知の通りに、できるだけの努力はして出ておる次第でありまして、私は故意に委員会を避けたという覚えはございません。それから私は通産行政にタツチしましてから、今日の経済自立に対しては、非常な苦労をいたしておりまして、
あまり陳情ばかり聞いておつてはいかぬではないか、経済審議庁の長官もしているのだから、大所高所から国の経済政策を研究したらいいではないかという仰せであります。これは陳情があまり俗事に入りやすいものでありますから、印象として陳情ということが頭にお残りになつたかと思いますが、私は経済審議庁長官として国策を検討するために、審議庁の役人からほとんど毎日講義と申しますか、話を聞きながら、いろいろな情勢を判断して相当に指示もいたしている次第でありまして、そういうようなことに時間をとられますのと、それからやはり陳情も一般の業態も聞きわける意味におきましてそういう事情に通じなければなりませんから、できるだけお話を伺つておりますが、今世の中に言われてい
おそらく山手さんの言われることは計画を立てて、それに財政資金も、市中の金融とかいうものも、またいろいろな施策とかいうものも、きつちりと設計図をつくつて、そうしてこれを強力に推進しろ、こういうような御趣旨に私は考えます。しかし私の考えるところによりますと、ただいまのところではいわゆる国家経営とか、もしくは戦時中に起りましたような、まるで個人の創意くふうも、個人の意思も、個人の欲望も全部抑圧しまして、国がある目的のために、産業界をその方に、設計図の通りに率いて行く、こういうふうにやることがいいか悪いかにつきましては、私はそうすべきものではなくて、やはり八千五百万の国民が――八千五百万のうちには老人もございましようし、子供もございますが、
お答え申し上げます。過去五箇年間の吉田内閣の施策に対して御指弾がございましたが、これはいろいろ議論もございましよう。インフレを高進させておいてけしからぬではないかという仰せでございますが、しかし吉田内閣はおそらくその点においては逆ではないかと思つております。と申しますことは、御承知の通り私いつも言うことでございますが、第一次大戦後に私はドイツにおつたことがあるのであります。そのときに私は、戦争の勝負は対外的の武力戦争と対内的の経済戦争と二つあると感じました。すなわちドイツは、第一次大戦のときには、対外的には完全に武力で負けてしまつて降伏した。同時に、国内施策、戦後の計画を誤つて、あの悪性のインフレーシヨンを高進させて、まつたく経済的
言葉が多過ぎてまたおしかりを受けました。国務大臣としてどういう考えであるかというお言葉でございましたから、私申し上げた次第であります。通産行政につきましては、先ほどるる申し述べたのが私の考えでございます。なお詳しい予算の細目につきましては、政府委員から御説明申し上げると思います。(「それはおかしい」「根本方針を聞いているのじやないか」と呼ぶ者あり)根本方針は最近の通産行政の施策について申し上げた通りでございます。
お答え申し上げます。なるほどインフレの高進を防ぐという意味にき奉まして、金融を強化するということは一応理論的には私は是認しておる次第でございます。ただ通産省の所管といたしまして、今お説のごとく中小企業者が非常な苦難にあつて、しわ寄せがその方に寄せられておるのではないか、これも御説の通りやはり私は承認いたします。そこでわれわれといたしましては、中小企業というものは、先ほども申し上げましたように、輸出産業並びに日本の内地の必要物資の供給者としまして、非常に日本の経済に重い地位を占めておるところの業者でございます。これがばたばたと倒れて行くということは、経済上におきましても許すべからざることであると同時に、また社会問題としましても相当考慮
そういうふうなことがございますので、一般の金融の引締めに対しては何と申しますか異端者のごとき立場をもちまして、大蔵大臣並びに日銀の方にも当りまして、そうして日銀の方では市中銀行に対してある程度の指令を出しまして、中小企業に対しては相当優遇するというようなことも言つておるように私は伺つております。その点は中小企業金融公庫あたりは出発早々でございますので、あるいはその手続に遺憾の点がないとも限りませんが、しかし事情をよく皆様方から伺いまして、それをできるだけ中小企業育成並びに保護という方面に施策を施して行きたいと思いますので、事情はよく事務当局からも調べさせますが、お気づきの点がございましたらこれをお教え願いたい、こう存ずる次第でござい
お答え申し上げます。織物消費税につきましては、ただいま仰せのように業者としては絶対反対、また業者の品をかりましても一般消費者に負担をかけるというようなことを言われて、これこそ陳情を受けております。ただ問題は今後日本の財政をいかにして行くかという点につきまして、いわゆる税収の点におきましていろいろ考えられる点があるんでございまして、この織物消費税あたりもあるいは問題になることになるかと思いますけれども、私どもといたしましては、とにかく大きな立場から見まして、税収という方面がいかに扱われるかということによつて判断をしたいと思つて、ただいま政府部内におきましてはまだ研究中の域を脱しておりません。