それではもう一点大蔵大臣に聞きますが、見返資金の問題をちよつと脱するのでありますが、この際ちよつと重ねてお聞きいたして置きたいことは、見返資金は日本政府のものだと言われまするが、併しながらこの金額に相当するものは、日本とアメリカとは債権債務の状態にあるのとは違うのでありますかどうか、この点をお聞きしたい。
それではもう一点大蔵大臣に聞きますが、見返資金の問題をちよつと脱するのでありますが、この際ちよつと重ねてお聞きいたして置きたいことは、見返資金は日本政府のものだと言われまするが、併しながらこの金額に相当するものは、日本とアメリカとは債権債務の状態にあるのとは違うのでありますかどうか、この点をお聞きしたい。
どうも変なところへ引つ掛つて申訳ないのですが、援助物資が債務であるということであるならば、援助物資がいつまでも日本にストックされても無駄でありまするから、当然これが国民によつて換金されておる、その物資に相当する金額、即ち見返資金というものは從物資の裏書しているものでありまするから、当然援助物資が債務であるならば、それによつて生ずる国民換金である相当金額というものは、アメリカの紐の付いた債務であるべき筋合いのものだと思いますが……
資金は日本政府のものであるが、その資金は天から降つて湧いたのではなくして、やはりアメリカの援助によつて生じた資金であつて、從つて物資が債務ならば、その物資の裏付けされるものは、当然資金の使用ということについては、日本政府の責任であるし、或いは司令部の了承を得るのが順序であろうと思うのですが、建前としてはやはり見返資金はアメリカよりの債務であるという解釈をどうしても我々はとらざるを得ないと思います。この点もう一度伺つて置きたい。
よく分りました。でもう一点だけ、お急ぎのようですが、お聞きしたいことを漏したのは、今度地方税の改正等に伴つて、こうした日本人の約一万二千戸に亘る接收住宅の家賃と申しますか、補償費と申しますか、こういつたものを相当程度直されるとおつしやいますが、どの程度直すかという御構想の程を承わりたい。
これはその税に関連する分がスライドするのであつて、実質上は不当な低廉価格でありますから、税に関する問題はそれぞれスライドするのは、これは当然でありまして、特に家賃を上げるとか、補償費を直すという問題とは実質上違うと思います。実質上上げる措置についてのお考慮がおありのように承わりますが、如何でありますか。
大蔵大臣に対する質問はこれで打切ります。 今度は調達庁長官に伺います。現在日本人の住宅約一万二千がまだ接收されておりますが、この接收されておりまする法律的根拠はどれによつてやつておるのですか。
そのスキャッピンとは即ちポツダム宣言によりまする強制接收の條令を意味するのか、スキャッピンによつて日本の法律によつて接收されたのでありますか。
日本の法律によらざる接收であるわけでありますが、事実上は今私が申上げました通り、進駐軍が殆んど直接日本の住宅に來られて、そうしてこれを買うのだ、或いはこれを動かしてはいけない、或いは机を動かしてはいけない、額を動かしてはいけないと言われる。そこで、こうした特例によるものに対して、政府は家賃の裁定、地代の裁定その他什器等の借り賃の裁定はどれによつて裁定の基礎とされておりますかを伺いたい。
日本の法律による地代家賃統制令によつてやるならば、こうした家の賃貸者は相互契約によつて、それに準拠した方がこの法律を施行する上において常識であろうと思います。ところが前段において申上げた通り、進駐軍に接收されておる日本人の住宅は強制的であります。例えば明後日入るから明日中にのけというような、その他いろいろの條件を申しますと長くなりますが、極めて辛辣なる接收方法であります。こうしたものは当然地代家賃統制令によらざる、又こうした住宅については特殊のそれぞれの装置があり、或いはそれぞれの庭園があり、又樹木があり、いろいろの施設が相当完備されておるものに対して、現在の地代家賃統制令によつてこういう相互契約、納得づくの随意契約でなくて、強制契
これは余りにも從來不当に扱つたものの値上と、地方税法の改正に伴うスライドでありまして、実質上は依然として根本的には変らないのは私が先程申した通りであります。先程大蔵大臣が申された日本の国費で造るという進駐軍住宅の新設分の家賃と、前から日本人の住宅を追い出して使つておる強制接收のものとの比較が余りにも甚だしいのでありますから、こうした問題につきましては政府は特別の措置を以て地代家賃統制令以外の別個の補償費的性格を持つた援助措置、救済措置を講ぜられる考えはありませんか。重ねて承わりたいことが一点と、それからこれらの住宅は売ることもできなければ、担保に入れて金を借ることもできないので、多数の方は非常に困つておる実情でありますが、こうした措
売れる方法とか、担保になる方法について途を開くお考えはないかどうか。
もう一点お聞きします。接收解除後におきまして措置を講ずるために新たに審議会を設置されたそうでありますが、この際審議会の委員にこういう被接收者の代表を是非入れて呉れという強い要望がありますが、その審議会にそういう方を入れるお考えがありますかどうか。
特別調達庁に対する私の質問はこれで終りましたが、あと本多国務大臣にお尋ねしたいと思いますが、質疑を続行いたしますか。
今承わりますと、農地の固定資産税は時価の二二・五倍とおつしやつたのですが、あれは……
極く二、三点掻い摘んで農林大臣に質問いたしたいと思います。成るべく重複を避けたいと思うわけですが、今回の超均衡予算というものにつきましての農林大臣は、将來人口がますます増加いたしつつある現状に鑑み、将來に考慮いたしまして、大体農業計画或いは食糧計画と申しますか、特に食糧需給計画についての問題に関連いたしまして輸入食糧というものを相当大きなウエートとする。国内生産増強というものをやや軽んじておるような点が現われておるのであります。 超均衡予算の内容につきましての諸般の検討は相当各方面で盡されたと思うのでありますが、農林大臣はこうした人口増加、或いは自立経済への目標といたしましての国内の食糧自給態勢を確立せねばならないという見解をし
二合七勺を目標としての需給観に立つて生産目標を立てておるということがありますが、然らば日本の農業経営、こうしたことは後でお尋ねしたいと思いますが、現在の国際農産物価はもとより農産加工品等すべて、或いは蚕糸につきましても、林業につきましても総まくりに現在の農業経営というもので果して農村の経済維持というものが、昨日和田委員も指摘されましたが、果して維持できるかどうか。将來の農業経営の目標は主食というような方面に重点を置くのか、或いは貿易という観点で、農民がこれにも相当大きな役割を以て進むという農業経営の方針を立てるのか。現在主食につきましてはパリテイー計算その他諸般の実情から現在の政府の供出価格、收買価格では再生産にも十分でないような状
お説は、話が辻褄が合うのか、合わないのか、ちよつと私も疑問を感ずるのですが、問題は二合七勺が、まあ三合か、とにかく自給度を高めて行くという、主食の自給範囲の指導できるものはしようと思うのだが、併しながら国際貿易上必要なる例えば養蚕であるとか、園芸、果樹とかいつたような、農村工業品等をやるのが有利な場合には、そういう方法も採りたいということで、まあ二兎を追うておるわけでありますが、これは或る場合において、二兎を追わざるを得ないことも考えられるのでありますが、問題は、農業経営というものは、食糧の自給点というものを重点的に指導育成して行くのか、或いは農村の経済採算主義と申しますか、採算主義に指導して行くのか、從つて主食の耕地割当の問題等に
もう一点だけこの点について伺つて置きたいのは、農産物資の価格政策を当然考えなければならんということは、関税の問題と不可分な関連がありまして、誠に重大な問題でありますが、農産物の価格を統制せねばならんという政策と、現在自由党が採られておる一定のものは統制するが、一定のものは自由にする、或る時期においては、全部自由にしようという政策というものにつきましては、どうも終始一貫……九原則に基いて関係方面から農産物価の価格を統制強化して、供出も強化せねばならんというものと最近の自由党の政策というものとは、まあ自由党の公約もあるかも知れませんが、相当最近矛盾を生ぜるような態度をとられておるのであります。然らば、政府が食糧を管理する、或いは農産物価
農林大臣は二本の手や足で、簡單に言えば原始的な農業体制をできるだけ改善して行かなければならん、或いは助成をしなければならんということで、農業には厖大な資本の必要もなければ投資の考えも必要がないというような御意見でありますが、どうしても日本の農業経営なり食糧の自給度を高めて行く上においては、蓄力、機械力、或いはその他技術のいろいろな発展、導入改善と共に、一面それだけ余つた労力によつて農村工業を発展し、或いは畜産加工等の製品をできるだけ多くして、国際物資といたしましての農村生産品を増強して、少しでも現在の主食面においての……、政府の、将來価格を統制しよう、管理しよう……農家から買入れる価格というものは現在ですら相当抑圧されて、再生産が困
現在政府はまあ我々から見れば、必要以上のストックを持つておると思うのであります。戰前におきましても五、六百万石の、端境期持ちで十分国内操作ができておつたのであります。もとよりその当時は六千万人くらいの人口で、今日は八千二、三百万人くらいの状態等から見まして、或いはそれ以上に需給操作の方面に手持の必要があるかも知れませんけれども、とにかく我々の推定では、恐らく約二千四、五百万石の手持になるのではないかと思うようなことは、恐らく我が国始まつて以來の厖大な食糧手持であります。これがために現在もう農林大臣も御案内の通り、津々浦々の倉庫まで一杯食糧が詰つて、相当の金利もかかれば、保管料もかかるし、非常なロスも生じておつて国家的に金額に現わしま