美嚢川は最近非常な大出水に伴いまして大被害をこうむつている河川でありまして、その災害防除として、ただ單に災害復舊というような點ではおつつかないような状態になつているのでありますから、今年度の濟害の復舊と同時に、全川の改修をするというように、今折角災害復舊の方に入れて、そういう方針のもとに進めつつある状態であります。
美嚢川は最近非常な大出水に伴いまして大被害をこうむつている河川でありまして、その災害防除として、ただ單に災害復舊というような點ではおつつかないような状態になつているのでありますから、今年度の濟害の復舊と同時に、全川の改修をするというように、今折角災害復舊の方に入れて、そういう方針のもとに進めつつある状態であります。
利根川今次の出水は既往に類似のないような大出水でありまして、栗橋上流に大決壞を生じたのを初めといたしまして、各所に相當の被害を受けたのであります。これに對しまして政府は緊急に復舊を要するために、一億四千萬圓の經費をすでに支出して、その復舊に努力いたしておりまするが、なお今後におきましてもさらに經費を追加増加いたしまして、少なくとも來年の出水に萬全の策を論じたいと、鋭意努力をいたしておる次第であります。
表六甲河川の水源地帶の砂防工事の重要性は、政府といたしましてはつとに認めて、その推進に努力いたしておるのでありますけれども、何分工事の性質上セメントその他の統制重要物資を要する關係上、今日まで非常にその進捗の度合いが進まなかつたことをおわびする次第であります。しかしながら國といたしましては重要地帶である關係上、できるだけ速やかにこの工事を促進したいという關係から、來年度以降においては大幅な工費を計上いたしまして、ここ両三年の間には完成したいというように努力したしたいと考えております。 〔委員長退席、守田委員長代理着席〕 なおこの際申し上げておきたいことは、あの昭和十三年における大水害のために、神戸市内竝びに阪神沿線の町村
神奈川縣は、御存じの通り大正十二年の關東震災によつて相當山岳が荒されましたので、大正十三年から相模川とか金目川とか、あるいは多摩川、早川、酒匂川の各流域に對して、いわゆる震災復舊砂防工事を起しまして、大體昭和十三年度で一應完了したのでありますけれども、その後まだ山岳地帶が十分安定しないために、なお十八年度から再び工事を起して、大體工事費が四千萬圓の豫定をもつて直轄工事を施行しつつあるのであります。二十三年度におきましては、大體七十五萬圓をもつて直轄工事を繼續していくという豫定になつておるのであります。また一方縣の災害工事といたしましては、昭和二年から神奈川縣は各溪流河川の砂防工事に著手しておるのでありまして、本年度におきましても大體
北海道における本年度の災害につきましては、ただいま永井君からお話になりました通りの状態でありまして、この點につきましてはすでに緊急に復舊を要する、また測量を促進しなければならぬという意味から、政府におきまして、もすでに今日まで一億五千八百萬圓の金を支出して工事を促進さしておるのであります。しかしながら地形的に見まして、北海道は大體にこの十一月ないし十二月で工事が雪のために阻まれるというような關係上、北海道廳といたしましては、本年度中に大體三億圓くらいの工事をやりたいという希望をもつておるので、現在支出している金が一億五千八百萬圓ありますので、なお一億二千萬圓の工事費は、今後の追加豫算によつてこれを支辨するように極力今盡力中であります
宮城縣の今囘の八月竝びに九月の水害の激甚であつたことは、今お話の通りでありまして、それにつきまして、できるだけ急速に復舊をさすために、政府におきましてすでに七千萬圓の國庫補助金を支出し、その上になお二千萬圓の融資の方法を講じて、できるだけ迅速に緊急の箇所の復舊に努めるようにしておるのであります。なおこの被害の激甚な箇所につきましては、根本的に計畫を定めて復舊をしていくように査定をしておるのでありますから、今後におきましては從來のようなこうやくばりのような復舊は、ほとんど激甚な箇所においては認められないと考えております。なおこの根本對策としては、復舊は申すまでもありませんけれども、やはり水源地帶の砂防工事も合わせてこれを考えるように、
白雪川の水源地帶の荒廢しておることは、つとに政府においてもこれを認めまして、ただいまお話の通りに、昭和十六年から本川の砂防工事を始めたのでありますけれども、戰争中經費が節減せられたために、一時中斷して現状に及んでおるのであります。そのために今囘の水害においては、白雪川流域はお話の通り非常な被害をこうむつたことは事實であります。これに對しては、やはり砂防工事の完璧を期すれば當然これが防止せられるというような意味合から、私どもの方で調査した結果によりますと、この白雪川の砂防については今後なお千二百萬圓の工費を要するようになつておるのでありますけれども、これが被害の激甚に鑑みまして、できるだけ急速にこの砂防工事を促進したい。こういうように
荒川改修は、大正七年から今日までほとんど三十年になんなんとして工事を進めておつたのでありまして、現在荒川本堤の殘つておるところは熊谷附近の一部分であります。しかしなお工事費としては一億數千萬圓を要するのでありますが、なおこの改修に伴いまして、今お話のような田間宮附近のみならず、沿線においてなお殘つておる改修樋管が十數箇所もあるのであります。これが何ゆえに堤防の築堤と同時に改修をしなかつたかということを、この席で一應申し上げてみますと、直轄河川については、どの河川についてもそういう惱みが非常にあるのです。というのは、河川改修に伴うところの樋管の改修工事は、その樋管の管理者である町村が三分の一の負擔をするということに基因をしておるので、
お答え申し上げます。久慈川の改修工事の緊急性につきましては、政府におきましてもつとにこれを認めまして、昭和十年からこの久慈川改修工事を始めておるのであります。お話の通りに久慈川は相當急流河川のでありますけれども、沿岸田畑というものは相當の豐沃に地域で、いわゆる茨城縣における穀倉地蔕の一環をなしておるような状態でありますのと、またその急流なるゆえに頻々と起る水害のために、でき得る限りこの改修工事を促進したいという考えをもつておるのでありますけれども、何分にも復興財政が窮乏のために、われわれの意に滿たずに今日まで遷延しておることは、非常に遺憾と感じておるのであります。現在われわれがこの久慈川の改修につきまして考えておることは、今後五箇年
利根川水系における九月の大水害につきましては、その復舊及び緊急工事の應急施設として、おのおの工事を進めておるような状態であります。この災害工事に對するただいまのお話になりました全額國庫の支辨という點につきましては、この席でしばしば申し上げました通りに、内務省といたしましては、やはり災害復舊費の補助というものは、ベースとして三分の二を支出する、これは既得權でありますけれども、それ以上の高率については、やはり縣財政と、被害の状況等をにらみ合せて、高率になるというような方向を大藏省とも協定して進んでおりますから、この點は縣の財政と被害の状況を十分御調査の上において、御提出願えば審議して、できるだけ御希望に副いたいと考えております。しかしな
日立市の災害復舊につきましては、全額國庫補助というお話でありますけれども、本年度における全國的な水害はひとり日立市のみならず、各町村が甚大な影響を受けておるため、各町村の方々はやはり全額國庫補助の御希望が十分おありのことと思うのであります。しかしながらこれは御希望に副うように努力をしたいことは山々でありますけれども、やはり國の財政というような點も勘案いたしまして、全額國費ということは、しばしばこの席で申し上げる通りに、ほとんど不可能な状態でありまして、できる限り市または町村の財政をもにらみ合わして、御希望に副うように高率な補助にもつていきたいと考えております。
御請願の河内川の改修のことにつきましては、すでに内務省におきましてもつとにこれを認めておりまして、昭和八年の土木會議においては、全國の中小河川の中にこれを加えておるのであります。しかしながら縣の財政の關係が、まだ中小河川の計畫として申請もないために、今日まで荏苒見送つたのでありますけれども、御請願にお述べになりましたように、震災あるいは水害によつて相當に荒れておる状態でありますから、もし中小河川として縣が申請をした場合においては、國においても極力この仕事の促進をはかるようにいたしたいと考えております。
那賀川の改修工事は昭和四年から始めまして、直轄工事としてこれを取上げまして、ほとんど大部分は現在において完成はいたしておるのであります。今御請願の地區の古毛と大野の地區だけが現在殘つておるので、その改修の結果、相當その箇所だけがだんだん侵蝕されたり、あるいは床が下つているというような事實があるので、來年度におきましては至急多額の工費を投じて、那賀川の改修を一段落したいというように政府の方でも考えております。
兵庫縣の今年度における災害は、やはり前年度から引續いての關係から、相當の被害を受けておるのでありまして、この復舊工事につきましてはできるだけ早くやつてもらいたいという意味から、政府におきましてはすでに今年度の補助として七百萬圓を支出しておる次第であります。特に今お話の有馬郡は相當の被害をこうむつておるのでありまして、その復舊につきましては、すでに復舊の工事の設計計畫を促進して、そうして來年度の作付に間に合うように工事を督勵しておる次第であります。ただ高率の補助という點につきましては、兵庫縣全體に關係する事情がありますので、ただ單に有馬郡一郡のみについてこれを云々するということはほとんどできないことでありますが、しかしながら關東あるい
天龍川流域は相當荒れておるために、この砂防工事は昭和七年からすでに改修をいたしておるのでありまするが、府縣の補助工事といたしまして、昭和七年度以降大體三百萬圓近くの工事費をつぎ込んでおるのであります。また一方直轄砂防工事もこの天龍川流域には施しておるのでありますが、何しろ相當荒れておる關係上、直轄河川においては今後なお四千五百萬圓くらい、それから府縣の補助の砂防工事といたしましては、これを完璧を期する上においては、なお天龍流域においては四億八千萬圓という巨額な工費を要するように見積つておるのでありますが、しかしながらそれほど水源地が荒れておる關係上、できるだけ急速にこの砂防工事を完成いたしまして、そうして今お話のように、天龍川の上流
鬼怒川上流の堰堤につきましては、鬼怒川改修の根本政策の一環になつておるのでございまして、これは洪水調節が主目的でありますけれども、從たる目的として灌漑、發電をするという一石三鳥といいますか、こういう目的でぜひやらなければならぬというので、すでに鬼怒川改修工事の計畫の中にははいつておるのでありますが、地質が相當もめておる關係上、今日まで愼重に調査をしておつたのであります。しかしながら今囘の利根川の水系の出水に鑑みまして、やはりこの水源地帶をできるだけ早く完成して工事調節に資したいという關係から、先ほど申し上げました通り、利根川方面のみならず、鬼怒川の上流地方においても、この堰堤の工事にできるだけ早く著手したいというように考えております
五ヶ瀬川は昭和七年から中小河川として今お話のように著工をいたして、現在まで繼續いたしております。また今お話の祝子川は二十一年から著工いたしまして、大體今後五箇年で支流も完成を見る豫定になつております。しかしながら今仰せの通りに、延岡の市内から下流附近が大體において、厄介な河川でありまして、これがまだ未計畫に屬しております。從つて上流部の五ヶ瀬川とこの祝子川との改修を見ましても、下流部を完成しなければ目的を達せないが、政府においてもこの下流部における北川とかあるいはまたその他のものについては、總合的に計畫改修を進めていかなければならないと考えております。しかしながら最も急を要したこの上流部分を一應完成して、それから後漸次下流部に及ぼす
ただいま御願の延岡と土々呂港との區間の國道改修は、すでに一部改修に著手したのでありますが、その後戰爭中中止しておるのであります。この區間は政府においてもできるだけ早く改修したいというので、一應すでに計畫はでき上がつておりますから、二十三年度以降において、國の財政の許す限り速やかに著手したいというように考えております。
魚野川の流域は仰せの通り荒れはてておる關係上、昭和二年から府縣の補助砂防工事として取上げて、今日まで工事を進めておるのでありまして、昭和二十一年度までに大體百五十萬圓弱の工事費を注ぎ込んでおる、また二十二年度においては大體七十五萬圓くらいの工事費をもつて魚野川の左岸の改修に主力を注いでおります。しかしながらそういうような遲々たる工事では、この荒れはてた魚野川を一氣に完成することができない關係から、最もひどい魚野川の本流及び右岸の支流については昭和十二年から直轄の砂防工事として取上げて、今日まで大體六十萬圓くらいを二十一年度まで支出し、二十二年度においては百六十五萬圓を支出しておるのでありますが、しかしながらこのわずかな金では治山をな
利根川の決壊箇所における閉切工事の進捗状況について一應御報告を申上げます。閉切工事は先月の二十一日ごろから漸くその著につきまして、大体あそこの閉切は第一閉切と第二閉切の二つの段階に分けて工事を始めたのであります。そうして第一閉切は予定が大体本月の三日を以てこれを終り、そうして第二閉切は本月の十五日を目途として工事を進めつつあるのであります。今日までの大体の進捗状況を申上げますと、第一閉切は本月の二日に完了いたしました。そうして二日に完了いたしまして、三日より一日早くできたのでありまして、大体第一閉切は荒水を止めまして、そうして決壊口に流入しておつた全量を、殆んど大部分を利根川の本川の方に持つて行こうという目途の下に計画いたしたのであ