ただいまの津名郡一帶は昭和十三年に非常な大災害が起つたのでありまして、それに鑑みまして、この淡路を横斷している各小さい河川は、砂防工事以外にはないという斷定のもとに、昭和十四年から淡路一體に砂防工事を縣の方でやらすようにいたしまして、これに對して政府は相當の補助を與えておつたのであります。しかし日支事變以來土木事費が非常に縮減せられたために、昭和二十年度までに大體四十二萬圓餘を支出するに止まつておりますから、當初計畫したものよりも、相當工事はまだ遲れているという現状であります。それで昨年の十一月の調査によりますと、津名郡一帶の砂防工事は今後五千五百萬圓くらいの工費を要するのでありますから、われわれといたしましては、できるだけ早く豫算
