外務省の機構、人、予算について御意見を伺いました。まことにごもつともな御意見でございます。そこで外務省の従来の欠点としまして、一つは二重外交、第二には霞ケ関の遊離した外交というお話がございましたが、この第一点の二重外交の点は、ただいま北澤委員が御指摘になりましたように、この法案にもそういうような趣旨が出て参つておるのであります。在外公館として、外務省以外の公館は設置しないという政府の方針を、堅持しておるわけであります。ただりくつを申し上げますと、この外務省設置法で、ほかの省の事務所ができるのを禁止するというようなことを書くのは無理なわけでありまして、参議院でも、そういうような御質問が出たのでございますが、その点は困難でございますので
