経理については事実の調査と並行して進めております。ただ、今細かい数字については、私よりも堀井の方が詳しいので、堀井君から御説明申し上げようと思ったわけでございますが、いずれにしても、お金の問題というのは非常に重要でありまして、これは受信料を直接使うわけですから、その大事さを我々は身にしみて感じなければいけないと思っております。 そういう意味で、経理についても克明な調査をし、もし不審なところがあれば、これは直ちにそのことについて厳密な処置をとるべきだと思っております。
経理については事実の調査と並行して進めております。ただ、今細かい数字については、私よりも堀井の方が詳しいので、堀井君から御説明申し上げようと思ったわけでございますが、いずれにしても、お金の問題というのは非常に重要でありまして、これは受信料を直接使うわけですから、その大事さを我々は身にしみて感じなければいけないと思っております。 そういう意味で、経理についても克明な調査をし、もし不審なところがあれば、これは直ちにそのことについて厳密な処置をとるべきだと思っております。
先生も御存じかと思いますが、番組をつくるということは非常にいろいろなケースがありまして、例えば今のディレクターでありますけれども、クリエイティブのときにクリエイティブで仕事をしており、こちらにも移ってまいりまして、また、そのときからずっと継続していたもの、例えばインド取材であります、こういうものをずっと調査をし、それからそれの渡航に向かって準備をしていた。これがいよいよ実現という段階で、向こうの政情不安からこれはできなくなった。そして、前から並行して、十余年間と言っていますが、温めておったムスタンの方に切りかえたということで……(中井委員「済みませんが、お答えだけいただけますか」と呼ぶ)はい。 そういうわけで、一人のディレクター
テレビをやる、制作をする者は、決してみずからが一般の人よりも高い位置にあるとかいうふうに思ってはいけないと思うのです。それが一番初めに持つべき制作者の心構えではないかと思うのです。そのことをまず研修の際に徹底的に私はやりたいと思います。それから後は、実際にチームの中に入っていろいろな仕事を覚えていく段階できちんとした研修的なことが行われなければいけないと思うのです。それが、私に言わせると、少し現場研修というものが足らなかった。現場研修の中で、単に技巧の問題じゃなくて精神の面を多く入れなければいけないと思っておりまして、そういうことからまず始めます。
おっしゃられた中で、現場の長の役目というものが非常に大事だということを私も痛感しております。つまりは、現場の長がどのように部下を把握し、そして番組のでき上がるまでの過程を把握しているかということが、実はここで非常に大事になってまいります。そういう現場段階の長の位置づけというものについて、私はさらに心してまいりたいと思います。現在、育成リーダーとか育成トレーナーというものにおきまして既にいろいろなことをやっているのですけれども、さらに責任を持った体制をつくり上げなければいけないと思っております。
先ほどちょっとお話をしかけてやめたんですが、BBCでこういうことがありました。「キティ アウシュヴィッツにかえる」という番組で、キティさんという六十年配の女性が、その昔アウシュビッツに捕らえられていた子供のころを、そこの現場に行って思い出を語るという番組でございました。これは非常に迫力のあるすばらしい番組だった。 それをつくったモーリーさんという人に私は直接聞いたんですが、これをつくるときに彼は三つのごとをはっきりと自分に課したと言っているのです。一つは、向こうに行って、そこの行動なりしゃべりたいこととかは全部キティさん自身の考え方に基づく。一切これ強要しない。それから二番目は、カメラは必ずキティさんの後ろにいる。前から撮ってや
今おっしゃいました事実が私どもには非常に重く響くのですが、例えば、昭和二十八年から三十八年十年間の演出と現在のテレビのやり方は違わなければいけないと思うのです。それは、見ている人がいろんなことを御存じだ。いわゆるやらせ的なことをやっても、それは軽く見透かされてしまうというふうな時代になっているにもかかわらず、番組制作者の意識がそこに届いてないということがあります。私は、現代の人たちに向かって一番納得できる、説得性のある番組をつくるということが一番大事であろうと思っております。私以下職員の末端に至るまで、そういう意思を徹底して、御期待にこたえたいと思います。
ただいま議題となっております日本放送協会の平成元年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びに監事の意見書の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、一般勘定の当年度末の資産総額を財産目録、貸借対照表で見ますと三千七百九十億八千六百万円で、この内訳は、流動資産七百三十五億一千百万円、固定資産二千八百六十億八千九百万円、特定資産百九十四億八千六百万円。このうち固定資産の内容は、建物七百五十五億六千七百万円、土地二百二十一億二千二百万円、機械及び装置八百五十億三千二百万円、放送衛星三十億六千五百万円、その他の固定資産九百九十三億三百万円でございます。 当年度末資産総額を前年度末と比較しますと、二百二十四億五百万円の増加となってお
御承知のごとく、ハイビジョンはNHKが約四半世紀にわたって開発いたしまして、今実用化に向かって大きな役割を果たしてきている最中でございますけれども、この技術特性の非常にすぐれた高品質のメディアであるハイビジョンというものを、次世代の放送メディアというふうに広く視聴者に提供するためには、引き続いてやはり私どもが先導的役割を果たす必要があるというふうに思っております。 現在は、ハイビジョン推進協会による試験放送ということで、それに参加し協力する形で行っておりますが、積極的な普及、それからハイビジョンにふさわしい番組の開発をする、それからさらに制作体制の整備を行うということがどうしても必要になってまいります。そういうことを進めながら、
国民の知る権利にこたえるというのが報道機関の基本的な姿勢でなければいけないと思っております。私、会長に就任して以来まだ一年になりませんけれども、この一年間、終始職員一同とともに国民の知る権利にこたえる、あるいは国民の十分な御満足のいただける放送内容にするということを心がけてきたつもりでございます。 特に、報道に当たりましては、当然のことですが、不偏不党であり、公正中立を守るということがNHKのよって立つ基盤でなければいけないと思っております。したがいまして、今回のPKO法案についてもさまざまな立場からの論調がありましたけれども、それをできるだけ多角的に取り上げたつもりでございます。今後とも私は報道の自由というものについていささか
NHKは受信料というものを基本にして運営をしております。したがいまして、この受信料に頼っていくという形を基本に据えながら業務の運営についてはさらに努力をしていかなければいけないと思っています。したがいまして、五カ年計画というものがあるわけですけれども、時代の変遷とそれから情勢の変化、NHKが置かれている現在の細かい分析をいたしまして、少しでも先に延ばしていく、つまり五カ年計画で終わりというふうなことには満足をしないで、現在の受信料体制をできるだけ長く保っていくような形をとらせていただきたい。そして、その中でNHKがやるべき仕事は的確にやっていくということを心がけたいと思います。 一つは、国際情勢の変化に伴う報道体制の整備、それか
まさに尾辻先生御指摘のとおり、今多メディア・多チャンネル時代へ向かって、特にアメリカとヨーロッパと日本でありますけれども、そういう傾向が非常に進んでおります。間もなく日本でも、今CSが二つ上がっておりますけれども、このCSの普及がさらにふえていって多メディア時代、多チャンネル時代ということに目の前でなっていく、そういう情勢にあります。 私は、国民の皆さんに対して多様な情報が提供され多彩な番組が提供されるということは、これは非常にいいことだと思います。ただその一方で、そういうことによって一方的な、例えば視聴率競争とかあるいは商業化とかというふうな傾向に走る嫌いはないだろうか。そうなりますと、多メディア時代の中で公共放送のNHKが占
NHKが持つべき責務といいますか、私は大きく分けて二つあると思うんです。一つは、国内的に受信者に対してどのような放送内容を提供するかということだと思うんです。それは一つは、的確な情報の提供ですね、知る権利というものに対する的確なこたえ方をするということがまずあります。それから次は、日本の文化あるいは芸術というものに対する放送としての使命を果たすという役割があろうかと思います。そしてもう一つは、これはスポーツとかエンターテインメント等でありますけれども、豊かな生活をする、豊かな精神生活を送るというために、そういう内容のものをできるだけ数多く多様に提供するという使命がまたあろうと思います。そしてもう一つは、放送というものは非常に新しいメ
吉岡先生御指摘のとおりNHKは受信料で賄われている公共放送でございます。したがって、受信料を基本にして運営をすべきだということは私も全く同じように考えております。ただ運用の段階で、受信料は二カ月以上の前納になるわけです。ですから前受金という形でもって入ってきますので、ある程度そのお金を有効な形で運用するというのもまた受信者に対するある一つの形ではないかというふうにも思えますが、ただ、今の先生の御質問の中で非常に重大なことも含まれているというふうに思いますので、今後は十分に参考にさせていただきながら、受信料の運用については誤りなきを期したいと思います。
確かに、先生のおっしゃるような意味で民間放送連盟からも批判をされたという事実はございます。私は去年会長に就任してこの問題は非常に大きな問題であるというふうに受けとめました。したがって、去年から関連団体のみんなに言っていることは、あくまでもNHKというものが本体にあって、それを関連の中の事業で支えていくという役割である、収入等はNHKにとってはまことに付加的なものであって、いわゆる副次収入という形で一応計上しますけれども、本体が四千数百億ある中で八十二億ということでことしも予算を立てましたけれども、余りそちらの方に重点を置くような運用は絶対しないと思っております。 今後も、関連団体の問題は非常に大きい問題でありますから、私の会長と
関連団体を設けた理由というのは、NHKの仕事を効率的にしようという面もあるんですけれども、もう二つありまして、一つは、放送番組というのはやっぱり非常に多様で多彩でなければいけない。NHKの中だけでつくっておりますとどうしてもいわば単彩になってしまうということがありますので、関連団体が外部の血を入れることによって番組の多様化を図るというふうなねらいもありました。 それからもう一つは、NHKで長年にわたって培ってきた一種のノウハウ、そういうものを外部に還元するという、そういう社会的意義というのも当然あったわけでございます。そういうふうなことがあわせてNHKの関連団体の設立の趣旨になっているわけですけれども、私は、その一番目のNHKの
足立先生の御質問のとおり、一種の空洞化が進んだという認識を実は私はいたしました。空洞化というのはどういうことかといいますと、三百人が四百、四百が八百というふうに外部関連団体に出向する者がふえますと、いわゆる働き手がNHKの中から出ていきます。そうすると、これはざれごとですけれども、父と子の何とかかんとか、ひところそういうことが言われたぐらいに、高齢者と若手の新入社員というふうなものだけで番組をつくらなければいけないというような状況もあっちこっちで起こっておりまして、それが一種の空洞化を招いて、かえって番組制作には大きな障害になるというふうなことが起こっていたように思います。それは私は最も警戒するべきことであって、関連団体をつくったと
足立先生の御質問に対して私ちょっと不正確な表現をしましたので訂正いたします。 出向者の数の問題で、制作の空洞化をさせないために出向者をふやしませんということを申し上げました。これは制作についてはそうなんです。ただし、出向者全部というのは、営業関係の営業サービスというのがあります。それから技術の関係があります。こういう人たちについては若干の出向者の数はふやさざるを得ませんでしたので、それだけは一つ訂正しておきます。
御指摘のように、字幕制作を委託している字幕制作機構の制作体制の強化とか、それから手話通訳者の確保、こういうものはNHKだけではとてもできません。したがって、関係者が力を合わせて将来取り組んでいかなければなかなか解決しない大変難しい問題だと思っております。ただし、先生おっしゃたように、私どもはみずからの問題としてもこれは真剣に取り組んでいこうと思っております。 それから、多重放送の受信装置を内蔵した受像機の生産の問題というものにつきましても、字幕放送の制作を行っている放送事業者の立場からすると、メーカーにこの取り組みをうんとやってもらいたいということを慫慂したいと思います。NHKとしては、関係各方面と緊密な連携を図りながら、身障者
下村先生おっしゃるように、この問題は非常に複雑で難しい問題を抱えております。私どもが実現していくにもまた難しい幾つかの障壁を抱えておりますけれども、あえてやっぱり乗り越えなきゃいけないと思います。そのために、おっしゃったような細かいことを今五者会議でいろいろ連絡をして早く結論を出したいというふうなところにきておりますから、今年度末をぜひお待ちいただきたいと思います。
ただいま議題となっております日本放送協会の平成四年度収支予算、事業計画及び資金計画につきまして御説明申し上げます。 平成四年度の事業運営に当たりましては、激動する国際情勢など、放送の果たす役割が増している状況のもと、視聴者の期待と要望にこたえ、調和のとれた多様で豊かな放送を行って、より一層視聴者に信頼される公共放送を実現してまいる所存であります。 業務の推進に当たりましては、経営財源確保のため、受信契約の増加と受信料の確実な収納に努め、あわせて経営全般にわたり効率的な運営と活性化に努めてまいります。 平成四年度の主な事業計画について御説明申し上げます。 まず、建設計画につきましては、衛星放送の継続的、安定的実施に万全