アンケートの調査は私ではございませんで、島前会長の時代にやったと聞いております。
アンケートの調査は私ではございませんで、島前会長の時代にやったと聞いております。
必ずしもそのまま踏襲しようとは思っておりません。それはこれから後の多メディア時代、多チャンネル時代というものに向けてNHKがどういう放送をやっていかなければいけないかという基幹的な部分と関連するからでございます。その中で衛星放送はどういうステップを踏むべきか、あるいはハイビジョン放送というものがどのような形で実施されるべきかというようなことについても、これから真剣に討議をして決めていきたいというふうに思っております。
GNN、グローバル・ニュース・ネットワークという構想は私も知っておりました。ただ、今会長になりまして細かく点検をしてみますと、必ずしもすぐできるものではないという感覚を非常に強く深めております。 それは、現在考えておりますことは、島会長が考えたことは、日本とアメリカのABCとヨーロッパのEBUという三つの組織が中核になって、アジアとアメリカとヨーロッパのニュースを相互に八時間ずつ送っていこう、それをお互いにネットワークをつくって、そしてそれを的確に各国の放送局がとるような形にするというふうな構想であろうかと思うのです。その中で、それが果たして企業として成功する、利潤が上がる、そういう見込みはあるのかとか、それからそのニュースの集
かつてはNHKというところは自己完結型といいますか、自分のところですべて製作をし、それからすべて放送をするという形でございました。時代の進展とともにそれだけではとても仕事をしていけないということになりまして、そして外部に関連団体をつくってそこで製作をするというふうなこともやってきたわけです。その形は今後ともある程度は続けなければいけないだろうというふうに私は思っております。むしろそのことによって新しい活力が、新しい競争力ができればそれは非常にいい形になるんじゃないか。ただ、これは一歩間違うと非常に危ないことになる可能性が十分ありますので、例えば組織面で、運営面で、人事面で、いろいろなところでこれまで以上に工夫をしていかなければいけな
今のようないわゆる疑惑につきましては、直ちに執行部の中に経営の規律に関する点検委員会というのをつくりました。そういう問題のすべてを残らず洗ってみよう、そして、疑わしいものは徹底的にうみを出そうというふうな姿勢で今やっております。ちょうどその中間のところでございます。特に海外の総支局につきましては、非常に大きな金が動くということと、それからいわゆる領収証そのほかなかなかとりにくいといった海外の事情もありまして、ともすればそういうところがないがしろになる可能性があります。したがって、そこのところを今度は徹底的にきちんとした形で点検をしようということで今現に点検中でございます。間もなくその結果が出たらまた御報告を申し上げます。
ただいま申し上げました経営の規律に関する点検プロジェクトというものを中心にして、きちんとこれに対応していきたいと思っています。当然このことがこれからのNHKに対する信頼感を生むか生まないかということの境目であろうという強い認識をしております。
申すまでもなく、表現の自由を守り不偏不党で公平中立というのは、これはNHKの守っていかなければいけない大道であると思っています。したがって、私は、自分の会長生命を賭しでこのことを守り続けることをお誓いしたいと思います。
私が就任する前から、このことについては非常に心を痛めておりました。一連の報道が国民の、受信者の心の中にNHKに対する非常に大きな不信感を生んでいる。同時に、NHKで働く者たちが非常に心の動揺をいたしまして、それで自分たちの生きていく場所、仕事をしていく場所が、地盤がだんだん揺らいでいるようじゃないかというような印象を私にもたらす者もおりました。その中で私は会長に就任をしたわけでありますから、当然のことながら、まず外に対して、受信者に対してNHKはこんな団体ですということを率直に申し上げよう、仕事はこういうことをしたいんですということを申し上げようと思いました。したがって、今私がほとんどどの雑誌、新聞あるいはNHKのテレビにも出ており
まさに世論はそのような目で私ども見られたと思います。それは私どもの非常に大きな心の痛みであります。
私は会長に任命された者でありますから、経営委員会のあり方については私自身の意見は持っておりますけれども、それはここで申し上げるべきではないと思います。ただし、会長の任命はあくまでもやはり純粋なものであってほしい、そうでなければいけないというふうに思います。
率直に会長に就任するまでの間の気持ちを申し上げたのが、NHKは非常に暗いというイメージだというふうに申し上げたのです。それはもちろんあの事件が非常に大きなポイントとなっているのは当たり前でありますけれども、そのほかにも例えば人事の問題とかあるいは組織の運営の問題とかいうことについて、いろいろ内部で不満、不平のようなものもうっくつしていたことは、これは実情だろうと思います。そういう意味で多分に、先ほども申しましたけれども、求心力のある職場というふうにはなっていなかったところがあるのではないか、それが私が暗いと感じたイメージであります。
考え方がいろいろあろうと思うのですけれども、例えば島会長の一つの方針で、組織はなるべく早く一つの仕事をやってすぐかわって新しいフレッシュたちを入れた方がいいというふうな考え方もあったように聞いています。そういうことが非常に悪い形といいますか、いびつな形で出てきた人事が非常にテンポの速い人事の異動ということになったんじゃないかというふうに思っています。
そもそもユナイテッド・ステーション・オブ・NHKという言葉をつくられたのは堀総局長でありました。それはどういうことかというと、NHKの中だけで、自分のところだけでつくっているとどうしても夜郎自大といいますか、みずからの周りのことしか見えなくなる。だから多分に競争原理を導入した方がいいんじゃないか、それで例えば関連団体のところで番組をつくる、その番組のつくり方が本部の番組のつくり方と例えば非常にいい形の競争になるというふうなことがいいのではないかというのがそもそもユナイテッド・ステーション・オブ・NHKという堀さんの発想だったと思うのです。それは島さんの場合に非常に多くの関連団体を生みまして、それでそちらの方の数が非常にふえたという時
肯定的でもあり否定的でもある。それはなぜかといいますと、まず肯定的な面で言いますと、その形が今ある以上はそれを生かして使おうというふうに思います。何とかそれをいい形に持っていこうという考え方があります。したがって、これは肯定的。ところが一方では、やはり受信料を中心にした、受信料基盤のNHKというものを大事にしたい。放送というのは文化を創造する場だというふうなことからいえば、そこは絶対に譲ってはいけない線だと思うので、そういう面から言うと多分に否定的な面があるわけです。だからつまり、現実の中で私が今考えているのは、外部の団体の制作力、創作力というものを何らかの形でうまく包含できないか、そしてその中で新しいものが生まれてくることをむしろ
恐らく大河ドラマのことをお指しになっていると思いますけれども、あれについては私はもともとは反対です。それはやるべきじゃないと思っていました。ただ、今既にもう行きまして同僚がいろいろな形でもって創作を始めているわけです。その苦心惨たんしてここまでたどり着いたものを、ある時期ぱっと私が来たからといってもとに返すということは、これはしてはいけないと実は思っています。それと、今申し上げました外部でつくることの意味をもうひとつつまぐ生かしてみる手はないだろうか、それならば現在やっている者が次の作品ぐらいまではやって、その成果を十分に点検して、返すならもとに返してもいい、それぐらいに思っています。
受信料の問題につきましては八月十六日の全局長会議の冒頭に私ははっきり言いました。NHKは受信料をもってまずその基幹とすべきだ、その上で足らなくなったら値上げをしてもらおうということをお願いじょう、そのことがやはり基幹になければいけないんだということをはっきり申し上げております。したがって、このことについては、私も受信料に頼るNHKというものをできるだけ長く続けたい。ただし、これから先のメディアの展開によってはどういうことが起こるかもわからないし、それから受信者の変化によってもある変化が起こってくるかもわからない、それはそのときに対応していけばいいじゃないか、とにかく受信料を基本にしてやろうということは、おっしゃるとおりでございます。
早く視聴者の信頼を回復するということがもう何よりも私に課せられた第一の命題であります。したがって、そのためには何をするのかということですが、まずは私がNHKの窓になって、そしてNHKが今何を考えているのか、どのようなことをしたいのか、あるいは受信者の方々は何をお望みなのかを受けとめる、そういう対話の姿勢をまずははっきりとさせたいと思っております。 それから、この前、営業の第一線に働いている人たちに話をしたのですけれども、営業の第一線に立っている人が会長に成りかわってNHKのことを受信者に訴えるということをぜひやってくれ、そのときには、志は高く、姿勢は低くということをお願いする、謙虚に受信者の方に向かい合う、そういう姿勢を忘れない
NHKが現在所有している波といいますか、放送している波は、文字放送等を入れると九つもあるんですね。その九つの波を一放送事業体で全部やるというのは電波の独占ではないかというふうなことをよく言われます。そのことについては、NHKが今まで果たしてきた先駆的役割をぜひ思い出していただきたい。NHKが先に立ってFM放送をやり、あるいはテレビ放送をやり、それで衛星放送をやった、そういう先駆的役割を果たしてきたことの役割を認めていただきたいというふうに思うのです。 ただし、これから後はやや私の私見になりますけれども、この後衛星が八波になって、八つの波を持つようになって、そこでハイビジョン放送も行われるというふうな、非常に多くのチャンネル、多く
経営本位あるいは番組本位という言い方は、実は私の場合はどうも当たらないんじゃないかという気がするのです。それはやはり両方をうまく兼ね合わさないといけないんじゃないか。つまり、番組本位、いいものが出ればいいんじゃないかということだけで乗り切るほど現在の放送の世界というのは生易しくありません。したがって、どこかできちんとした計画を持って経営のための指針を次々と出してそれを実行していかないとなかなかうまくいかない、そういうことを基本に置いて経営をしていきたい、と思っているわけで、ただし、それをまた一生懸命やり過ぎますと、今度は、番組はどうでもいいじゃないかというような形になります。そこのところは非常に難しいのですが、私は、まず番組ありきで
第二点について私の思っておることを申し上げます。 会長の国会答弁をめぐって、それがうそであるというふうな形でもってまず信用をなくしました。そして、その後、いわゆる内部のいろいろな混乱というものがそのまま外に報道される、あるいはそのことによって内部の混乱がそのまま露呈してしまったというようなことがございます。私は、先生おっしゃるように、本当にこれは非常に残念なことで、NHK自体がもっと求心力を持っていればそのような形にはならなかったと思います。一番大きな原因は、やはり一人の人に権力が集中し過ぎていたということ、そのために、例えば補佐もままならない状況があり、あるいは全局内的に言って、トップダウンの形の指示が多かった、したがって内部