どうも池田大蔵大臣の考え方は、前の大蔵大臣石橋さんと違うのだと思つたけれども、意外なことを私は聞いた。生産が上つておるから通貨の量がふえてもよろしい、これは石橋財政の考え方と同じになるのです。それと違つた方向で来ておるのが池田財政だ。どうも今の話を聞くと、何か対蹠的な立場にあつた石橋湛山の財政の考え方と大体同じようなことになつちまう。どこに池田大蔵大臣の特色があるのだか、その面においてはちよつと見当のつかないような御答弁を承つて、まことに奇異に感じておる。いずれにいたしましても、時間がなくなりましたので、この程度で私の質問を終りますが、またさらにわが党の他の委員から、時間が許されますれば、明日補正予算をめぐつての財政経済に関する質問
