それならば現在も運輸大臣であるあなたにおきましては、この国鉄のいわゆる直営案なるものに対して、どのようなお考え方を持つておられますか。先ほど山口君の質問でもそのことにちよつと触れられたようでありますが、さらに私もこの点念のためにあわせて伺つておきたい。
それならば現在も運輸大臣であるあなたにおきましては、この国鉄のいわゆる直営案なるものに対して、どのようなお考え方を持つておられますか。先ほど山口君の質問でもそのことにちよつと触れられたようでありますが、さらに私もこの点念のためにあわせて伺つておきたい。
大臣として現在の立場におきましては、国鉄の直営案には、この問題に対しましては賛意を表しがたく、でき得れば現在のいわゆるコーポレーシヨンの形において、その中に内包する幾多の弊害、欠陥などは是正、強化して、むしろ公共企業体としての姿において育成発展を遂げしめることが、国鉄のあり方として最も望ましいのだという、こういう明確なお考えでありますかどうか。まことにくどいようでありますが……。
そこでお伺いいたしますが、去る一日の本会議の席上において、石橋氏が質問いたしましたのに答えました総理大臣、しかもあなたのところの総裁であり、また総理大臣であるところの吉田茂氏が、自分個人としては、国鉄のあり方というものはむしろ公共企業体あるいは国有という姿ではなしに、民営にすることの方が、事業の運営をより一層能率化し、円滑化せしめるゆえんの道であるという考え方を私は持つておる、こういうことを天下に声明したといつても過言でない答弁があつたのでありますが、そうすると、現在の運輸大臣の国鉄に対する基本的な考え方と、総理大臣であるところの吉田さんの基本的な国鉄に対する考え方との上において、きわめて重大な相違がここにあるという結果になるのであ
運輸大臣の最も率直な見解の表明があつたわけでありますが、これは今日の日本の輸送力の上に非常に大きな範囲においての任務をになつておりまする国鉄の現在及び将来にとつてきわめて重大な基本的な問題でございますので、私はくどくお尋ねをしておるわけでございます。今の大臣の見解によりますれば、必ずしも民営に賛成をしておらないかのごとくに、私は理解したのであります。むしろ大臣といたしましては、現在の公共企業体の姿の中に、先ほど申し上げますように種々の欠陥を内包しておることは認めておりましようし、私どももいろいろ幾多の点においてこれを認めざるを得ないのでございます。その内包いたしております欠陥を是正、強化しつつ、公共企業体としてのよりよき育成発展に方
大臣は大臣としての立場から、またわれわれはわれわれの立場から、財政上の問題のごときもいろいろのくふうがあります。しかし吉田内閣の性格としては、なかなかわれわれが考えておる方向ではないために、せつかくある財源が、財源として国民経済の向上に活用されておらない。こういう基本的な違いがあるのでありますからやむを得ませんけれども、大蔵大臣小笠原氏のごときは、財政経済のめどを通貨の安定に置くのだ、こう言明しておるわけです。通貨の安定に置くのだということになれば、何といたしましても物価政策が強くならなければならない。物価政策をそのまま手放しにしておいて、通貨の安定もへちまもないのであります。従つてその物価政策を強く推し進めて行つて、できるだけ日本
そうするとくどいようですが、大臣の今の御答弁によりますれば、運賃の引上げもあり得る見通しであるというふうに理解してよろしゆうございますか。
この問題は時間がありませんから、これ以上申し上げようとは思いません。また他の機会に御質問申し上げることといたしまして、最後にひとつ大臣にこの機会に伺つておきたいと思いますことは、いわゆる行政整理のことであります。塚田君は就任以来盛んに行政改革の問題についてとつ組んでいます。その努力の仕方は、はたで見ましても多とするのでありますが、その行政改革に伴つて、当然に運輸省並びに国鉄の問題にも触れておるように新聞は伝えております。ことに運輸省の中の自動車事業の問題を中心とし、あるいは海運の方の問題、その他それぞれの部面に改革案の触手を動かして、かなり思い切つた運輸省内部の行政整理案が並行的に考えられておるやに伝えられております。同時にまた後段
その問題について、もう一言尋ねておきたい。これは基本的な問題ですが、今大臣の説明によりますと、この行政改革の問題は、非常に極秘に立案され、計画されておるので、閣僚の一人としても何ら関知するような機会がないというお話であります。まことに私はこの言葉をふしぎに感じて聞いたのでございますが、事いやしくも行政改革、しかも政府が正面切つて国民に約束した問題の一つでもある。その重要な問題が、ひとり一大臣によつて、しかもどの省の大臣にも何らの相談もなく、何らの打合せもなく、さらに何らの連絡もなしに、極秘でこれが立案されて行くということは、はたしてそういう形が、政府におけるところの行政改革の試案をつくるにいたしましても、正しい姿であるかどうか、それ
私は私の党の立場におきましても、行政改革をするという大局的な目途については、あえて異議はございません。しかし吉田内閣の幾たびか唱え、幾たびか実施して参りました行政改革は、究極において、単に人をいじくり、そして首を切る、こういうことになつてしまつたことが再三であるのであります。そういう行政整理や行政改革は、私はほんとうの意味におけるところの改革ではないという考え方を持つておるのでございます。どうぞその意味におきまして、今やつております吉田内閣のいわゆる行政改革なるものが、現業の首切りや単なる機構いじりに終らず、大所に立つた行政改革であることを、私は国民の立場から強く希望を申し上げ、せつかく閣僚の一人である石井運輸大臣の健闘をこの際祈つ
そのことについて異議はありませんが、前国会の国政調査の場合に、何ゆえか、私には何の通知もなし、前もつての事前の話もなしに、委員会がかつてにきめて、私だけ除いて調査に出張しております。これは重大なことであります。しかしいまさらそれを言つてもしかたがないから、声を大にして言うわけではありませんが、どういう行き違いだつたか、委員長から何か釈明があるからというので私待つておつたのですが、本委員会が開会されてからもう三日目になりますが、何らの釈明もない。何ゆえに私だけを除いてその調査の発動をされたか、その釈明を求めます。
私は、日本社会党を代表いたしまして、この機会に吉田首相並びに関係経済閣僚に対し、当面重要と思われまする若干の問題につき質疑を行おうとするものでございます。まず私の問わんとする点は、何ゆえに今国会の召集をかくも遅延せしめたかということでございます。われわれは、さきに西日本、南近畿及び京都地方等各地方を襲つた風水害と、さらに全国に及んだ近来まれに見る冷害にかんがみ、さらに来るべき歳末を控え、公務員初め現業関係諸君の年末手当の増額支給、人事院の勧告、公共企業関係のベース・アップ、中小企業への強力な金融対策、さらには池田氏を特使とするMSA交渉と、これと不可分の関連にある防衛計画、電力の借款、日韓会談等々、国民のまさに聞かんとする重大事件が
まだ私は全般に続いての関係で、本日はまず堅頭に運輸大臣から若干の御尾形を承つておきたいと思います。この株式会社鉄道会館をめぐつて、ここに国会は一箇月にわたつて、決算委員会及び本委員会等において、種々論議が重ねられているのであります。この問題の中で、何といいましても問題の焦点は、鉄道会館になつておることと私は思つておりますが、この鉄道会館着工以前、あるいは着工するとき、あるいは以後でもけつこうですが、この問題について運輸大臣は、何らかの協議かあるいは相談を受けたことがあるのかないのか。その点をまずお尋ねをしてみたいと思います。
私は日本国有鉄道法その他の法令に基けば、この種の問題については、法律的には総裁が大臣と協議をするというような拘束的なものは今のところないように感ずるのでありますが、しかし事いやしくも国鉄が東京の中央の停車場であり、しかも民間資本が三十数億もこれに投入されて行こうという厖大な計画の問題に対して、総裁は、法律的には別といたし十して、政治的にはその監督者であるしころの運輸大臣と相談をし、あるい片事前の協議くらいはすべきであつたのではないかと思うのでありますが、二の点は現在の大臣はどういうふうに公考えになつておりますか。
相談があつたと言われておりますが、現在の大臣は相談をされておらないようであります。しかしその後における重要な報告等は、現在の大臣には、非公式であろうとも、あるのでありますか。
それでは重ねてお伺いしますが、こういう問題について、前大臣とは連絡協議があつてが、現在の大臣になつてからは、今の話ではほとんどない。私は少くともコーポレーシヨンといいながら、きわめて大規模な、しかも民間の資本が巨大な形において投入されようとする画期的な事業であります。少くともこういう事業を始めるからには、さらにまたこの事業を遂行するにあたりましては、やはりコーポレーシヨン独自の建前において、法律の根拠がないからといつて、運輸大臣というものをたな上げにして進んでいいという建前のものではない。そういう意味からいつて、大臣にその後においてはほとんど報告もなければ相談もない。そういう形において、大臣はそれでいいのだとお考えになつておるかどう
私は先ほど申し上げましたように、なるほど今日のコーポレーシヨンの立場、それから監督の責任にある運輸大臣、この関係においては法律的にはいろいろ截然と一応区別されておることだけはよく承知をいたしておるのであります。しかしその区別の問題にいたしましても、いわば事と次第によりけりではないか。先ほど申したような重大な事柄に対して、なるほど前大臣には協議あるいは相談を非公式にはいたしておつた、しかし新大臣に対してはそれつきりとだえてしまつた、こういうことであつていいかどうかということは、相当問題ではないかと思います。同時にまた、それだからといつて、新大臣がそれをそのまま見過して来たというこの問題に対しても、若干責任があるように私には感ぜられる。
まさにその通りでなければならぬと私は思うのであります。この問題のよつて来るところは広くかつ深い。私の知つております範囲によりますれば、従来の、あるいは鉄道院時代から、鉄道省に移り、あるいは運輸省に移り、いわゆるこういつた国鉄の黄金時代においては、他の省の政府関係の機関においては、いろいろと世上の指弾になるような疑獄事件、あるいは汚職事件、あるいはその他忌まわしい風聞を常にまいておつたのも少くなかつたのであります。しかしその間におきましても、国鉄に関する限りにおいては、世間の疑惑やあるいは問題を大きくするような問題というものは、あまり起つて来なかつた、こういうふうに私は考えて、堅実国鉄の隻というものに、国民の一人としてむしろ頼もしい姿
私もその点につきましては重大な関心を持つておりまして、これは何らかの形において基本的に再検討を要するときが来た、またその必要が当面緊急的に課題となつて、われわれに迫られているのじないかと思うのであります。 そこでさらに大臣にお伺いいたしますが、たとえば今日の駅あるいは駅に準ずるような施設の改善、拡充をやるにいたしましても、国鉄自身の今日の財政状況からは、そこまで手が及ばぬ、またそこのところに手を出すような段階でもない、それよりももつと国鉄自身がやらなければならぬ当面の問題が他に山積しておる、こういうところではありまするが、さりとて駅舎などの改造とか拡充といつた問題は、ひとり国鉄自身の要求ではなくして、第三者である旅客側あるいは地
大臣には今日まで相談がなかつたようでありますが、事この問題になつた以上は、その責任においても重大な関心を持たれまして、今後この種の問題の起らぬように、抜本的な再検討を監督者の立場においてされる必要を、私は強く主張しておくものであります。 そこで天坊副総裁にお尋ねをいたしたいのでございます。構内営業規則、これは昭和二十七年に最終的な改正が若干なされておりますが、この規則を最初から最後まで通覧をいたしましたときに、この規則に基いてはとうてい国鉄は東京におけるこの鉄道会館はもちろん、池袋デパートあるいは秋葉原アパートというようなものは、ほとんど想定されていなかつたという感じがしました。従つて鉄道会館の近代的な計画とこの規則とを照合いた
私は皮肉なことを言うわけではありませんが、国鉄は古色蒼然たる規則と時代の先行との巨大へずれ、いわば盲点につけ込んで、国も鉄道法の第三条にのつとつてこういつたような大事業がたくまれた。しかもそのたくんだのは、かつては国鉄の顕官要職にあつた人たちでありますが、野に下つて、今度はその事業の主体土となつておる。しかもその主体者と後任の総裁とが不用意な契約をされてこの問題が進行しておる、こういうこ六を一連として考えてみますると、実に規則の盲点を土台として、そして当日と顕官要職の人たちがなれ合いで何もかも進めて来た。いかにも東京駅の仙奥の美を高めようという、その趣旨はまことにけつこうでございます。その趣旨はまことにけつこうだと思うのでございます