国務相の説明だけを承つておれば、そのままでしよう。がしかしこの管理令をつぶさに見て参りますと、実際問題としては、今国務相が言明されたようなわけになかなか行きかねる事情があるように見受けられます。当然独立後に国籍を離脱して行く。しかし日本に永住したい者は、まんべんなくできるだけ、向うへ送り返すばかりではなくて、永住を認める。言葉の上ではそういうことになりますが、実際問題は、たとえば管理令の第二十四條に広汎な規定がある。この第二十四條を見ると、今日本におります朝鮮の人々は、ほとんどこれに該当せざるなしというように、実際問題はそうなつている。そうすると、いやおうなしに、日本の政府の考え方いかんによりましては、根こそぎこれを追い出すというよ
