それでは重ねてお尋ねしますが、もし核兵器が沖繩にあり、それから現在核弾頭を載せて飛び得る優秀なジェット機も沖繩に集結しておる、こういう状況のもとにおいてベトナムの状況が緊迫を告げたときに、アメリカの軍人軍属が自分の本土に疎開する、そういう事態が起こったときには、どういう準備をお考えでしょうか。この問題は、防衛庁の敗戦のエキスパートの諸君は、自衛隊をやろうかというような失言をしまして世のひんしゅくを買いましたけれども、こういうことはあり得ることですから、総理はどのようにお考えでしょうか。
それでは重ねてお尋ねしますが、もし核兵器が沖繩にあり、それから現在核弾頭を載せて飛び得る優秀なジェット機も沖繩に集結しておる、こういう状況のもとにおいてベトナムの状況が緊迫を告げたときに、アメリカの軍人軍属が自分の本土に疎開する、そういう事態が起こったときには、どういう準備をお考えでしょうか。この問題は、防衛庁の敗戦のエキスパートの諸君は、自衛隊をやろうかというような失言をしまして世のひんしゅくを買いましたけれども、こういうことはあり得ることですから、総理はどのようにお考えでしょうか。
沖繩の島はいま平和な島ではありません。ベトナム戦争でくたくたに疲れた黒人兵や負傷兵で満ち満ちておりまして、士気は退廃し、そして平和な島ではありません。硝煙のにおいは空に満ち、耳をつんざくほどのジェット機が飛び、ごう音を立てて戦車のキャタピラは走っておる風景です。こういう状況のもとに、あす一触即発の危機が来たときに、沖繩は希有なる軍事的価値、こうアメリカ軍は認識している。そして、ベトナムの問題が平和になれば初めて日本国民の一般的世論にこたえることができる。こういうときですから、きょうの朝の新聞を私は見て、エスカレーションの拡大がいよいよ中国の国境に迫ったということを聞いて、沖繩のことを心配しておるのです。それをあなたは平和な島だ、安全
それはアメリカが北ベトナムの国境を越えないという安全保障があってです。ベトナムのエスカレーションをこれ以上やらない。もちろん総理もそれを望んでおるでしょう。日本国民はだれしも望むでしょう。しかし、総理はまあまあという態度をとって、北ベトナムのエスカレーションも時と場合には、ある条件のもとではやむを得ないという考えをとっている。したがいまして、中国といえども突然出てくることはありませんけれども、がまんできなくなって出てきた例は、鴨緑江の場合にあるわけです。あのときに、アメリカは、マッカーサーは、鴨緑江から出ない、こう信じていた。しかるに中国は出ました。そして最後に、老兵は去るべきのみという悲劇をもたらしました。いまの状況は朝鮮戦争のあ
これも総理の信仰で、ものを信ずるということは悪い趣味ではありません。しかし、現在、政治家の特色は懐疑的精神を持っていること、何事も一応疑ってみること、いろいろな角度から考えて、野党の意見もよく聞いてみること、そしてその野党の意見、国民の世論を納得させ得る力あってこそ初めて国を守る気概もでき、そして民族としての自尊心もできるわけですから、私どもはただいまの総理のおことばに承服することはできません。しかし、総理が言うまでもなく、私どもと皆さんとは残念ながら時局認識を異にしておりますから、われわれ野党が必ずしもばかであるわけでもなし、皆さんと学歴上は同じでありますし、一千万以上の同胞の投票も得ておりますし、ひとつ野党の言うことを十分念頭に
時間の都合がありますから、あとで政府に質問します。 私はわざわざ遠くから来られた沖繩の労働者諸君を代表している皆さんの御意見を伺って、胸の痛む思いがいたします。根本は、沖繩が植民地扱いをされておって、東京では紳士で沖繩では諸君を奴隷に扱っておる。奴隷に扱うならば、ファシズムの元凶はドイツであるから、もし敗戦ファッショ国への報復というならば、ドイツで同じようなことをもっとひどくやれる論理なのに、わが沖繩については植民地扱いのほかに、人種的差別、さきほど門司君が指摘した人種的偏見の観念まで加わって、他国民に対し平然と宣誓なるものが強制されているものと思いますけれども、私はこの状況を聞いていて、一国会議員としてのみならず、市民として、
お尋ねしたいのですが、アメリカの軍人は、われわれの皮膚が黄色いのでニグロの次くらいの扱いをするという潜在観念がある。アメリカの職業軍人の教養はあまり高くないことは、ゆうべテレビで「軍事裁判」という、あのなつかしいゲーリー・クーパーの登場した映画を見まして、私、非常に感銘しました。この問題はあとで総理府に、ゲーリー・クーパーを例にして質問いたしますからよく準備しておいてもらいたいが、いまから放送局に電話をかけて筋書でも聞いておいていただきたい。 警察に対して、われわれは日本の警察をたよりにせねばなりません。ところがMPがあらわれたり軍人があらわれたりして、道路でビラをまく、呼びかけをしたくらいのことで、何よりも一番大事な身分証明書
最後に一つだけ。その場合にMPなりアメリカの軍人が法を破っておる。たとえば問題が起こったから釈明に来た、通訳に来た、心配して援助に来た、そういう者までつかまえて身分証明書を取り上げる、すなわち法に反したことをアメリカ軍がやったときでも、その法を守る意思と良心と正義感は、慣例的にもはや日本の警察からなくなっているような痛ましい現状ですか。
最後に、そういうような場合には、警察が心配して中に入って、条文をはずれているおそれがあり、またあいまいなことで人を逮捕する権利はありませんから、あいまいなことのときには警察があっせんをして、これはあいまいなことだから、しばらくこちらに預からしておいてくれというくらいのことを——私は、頼むのは日本人は日本の同胞だけですからね、言えるような警察であってほしいと思いますが、ただいまの御答弁で、なかなか圧力が強く、そういうような実情になっていないということを伺って、あながち警察だけを個人的に攻撃するわけにまいりませんが、そういうことのできない現在の制度を非常に嘆かわしく思いますが、こういうことは政府がやはりお考えにならなければならぬことです
ただいまのところは問題が多いのですが、委員長の御助言もあるので、一応次回にお譲りいたしますが、それは法律の客観的な権能の解釈と当面の運用の方針とを混乱して御答弁になるから問題になるのですが、時間もありませんので、私はただいまの参考人の意見の御開陳について結論的意見を申し述べたいと思います。特に長官がおられませんから、副長官に聞いていただきたい。恐縮ですが、根本は沖繩に自治権がないということ、自治権がないということは、昔のことばでいえば、他国の属国だということです。守ってやるからといって、そして自治権を奪ったという例は、朝鮮でも過去の満州でも台湾でもそうなんです。必ず、守ってやると言わずに、おまえに暴行を加えるぞといって、そしてその国
完全なる自治権がない国に対しては、自治権を回復するための運動は国際連合によって奨励さるべしという国連満場一致の決議、ただし棄権した国が三つばかりありましたが、国連総会でもそのようになっておりますから、きょうの参考人の諸君は国連によって表彰され、奨励され、エンカレッジされねばならぬ。要求すれば、国連から助成金が出ていいくらいの、きょうは御発言であったと思いますが、自治権回復のための運動は奨励さるべしというあの決議が国連で通っておることを御承知でしょうか。
承知しておいていただいて、ほんとうにしあわせです。私は沖繩祖国復帰運動の胸のバッジにはそのことを英語で書いて、みんな胸をこう然と張って歩いたらよかろう、こう思っております。この国連の決議に対しては、アメリカ軍当局も敬意を表さねばならぬと思っております。 それから第二には、私が観察いたしますのに、アメリカ軍というのは、やはり職業軍人でございますから、先ほど申しましたが、「軍事裁判」という、例のゲーリー・クーパーの出た——ゲーリー・クーパーという俳優は、その風格は最もアメリカ人らしいアメリカ人です。私はヘミングウェイとゲーリー・クーパーに会いたいと思いまして、そしてキューバに行きましたら、ちょうどヘミングウェイがなくなった、自殺した
きょうのような心組みでひとつ努力していただくことは、せっかくきょう数時間費やしましただけの価値のあることで、ひとつせっかくの御努力をお願いいたします。また先ほど「軍事裁判」というアメリカの映画のことを申し上げましたけれども、職業軍人というものはまことに教養の低いものでありますから、一般的にはつき合いにくい。アイゼンハワー元帥などは、大学の総長にもおなりになった方で、そういう人は例外中の例外で、話しやすい、しかしまた、話しにくい相手であります。しかし、弁務官殿に至ってはあなた方よりちょっと教育水準は低いわけでございますから、たとえば、自治権回復の運動は奨励さるべしという国連憲章のことばなど御存じないと思います。また、国連憲章の序章、ま
わかりました。——総督府を置いたときと同じであります。高等弁務官などというから錯覚を持つのでありまして、あれは総督でございます。総督というのが適当な訳でありまして、決して高等ではございません。これをやまとことばに直せば、沖繩総督、こう翻訳すべきものであって、駐留軍のいる、施政権を奪われた状況は、沖繩は属国になっておる、こういう状況です。そのくらいのことがわからぬので、私は時間を取って、残念なのですが——これはどうも歴史の教科書が悪かったせいか、親のしつけだけではなくて、学校の先生のしつけが悪かったのではあるまいかと思われるのでございます。私がこの委員会でこのようなことを申さねばならぬということは、まさに断腸の思いがするのでありまして
鯨岡団長は私どもの最も尊敬する同僚の一人でございます。よくおまとめになる御苦心に対しては敬意を払うことは同僚諸君と同じですが、いらした方々の間に、それは意見の相違ではなくて、視察した客観的事情を議院に報告することでございますから、多少連絡の不十分がございますから、もう一ぺん審議していただいて、そして完ぺきなものにして御報告を願いたい。これは鯨岡さんの御努力に対して敬意を失するものではございませんから、そのようにひとつお計らい願いたい。人生は短く、時間は貴重でございますから、その辺をよろしく……。
きょうは穂積君も欠席しておりますし、野党からということで、永末さんに報告を願いたいと思っております。
皆さま御承知のように、沖縄は、人口九十五万、わが日本民族の同胞でありながら、しかし、日本憲法、すなわち、一国の民族の行き方で一番根本をなす憲法から切り離されて他国のようになり、そして日本国民として正当に取り扱われず、他国の軍政下に置かれている状況に対して、与党、野党を問わず、国民一人として心を病めないものはありません。これは敗戦の結果、アメリカが勝れとしてふるまっておるためでしょうか、それもございましょうけれども、同時に、その言明を見ますと、防衛上の必要、特に自由主義圏の防衛、もっと端的に言うならば、アメリカ上院外交委員会の質疑応答録を見ますと、アメリカの防衛のために沖縄は手放すことのできない場所である。そのためにまた、住民諸君の施
現在の自衛隊の中での職業軍人のパーセントということです。幹部級でけっこうです。
私は、沖縄の問題を考えるにあたりまして、日本民族、日本国民の利害から考えねばならないと考えております。すなわち、特殊の職業上の利害、職業上の偏見から、その面からだけものを見たならば民族の大計を誤る。これは過ぐる大東亜戦争の経験もそのことを物語っておりますが、さらに、今日アメリカとともに共同防衛の構想を練っておられるようですけれども、アメリカの利害と日本の利害とはまた異なるところが非常に大きい。これはかりに経営者として経営いたしてみましても、私はかつて財界におりましたから、大きな企業と小さな企業とが一緒に経営いたしましても、利害の触れ合うところと触れ合わないところと非常にたくさんありまして、そのために大きなほうの企業は目的を果たすけれ
ただいまの御答弁は、それはそれとして、私は、岡の安全保障ということは、その国の安全を守る立場と同時に、安全保障ということばの概念の内容を正確にすることが必要である、こう思っておりますから、そのことにつきましては、あとで意見も述べ、政府当局の意見も確かめたいのですが、きょう質問するにあたりまして、久方ぶりに孫子の兵法を読んでみました。クラウゼウィッツの戦略論等は、皆さんも若いころお読みになったと思いますが、それらと比べまして、私は、孫子の兵法は、やはり兵術を考える者にとってのバイブルというほどの英知の集積されたものであることを一そう深く痛感いたしました。孫子の最初の井き出しに、「孫子曰く、兵は国の大事なり、」まことにそのとおりです。「
きょうは防衛庁の専門家にお尋ねしたいというのが、きょうの私の質問の目的でございます。防衛庁の方にちょっと申し上げておきますが、質問ということばは慣用語でありまして、別に私があなた方の生徒になった意味ではありません。質問ということばは間違っておりまして、問いただし、国民の意見を強く述べる、そうして政府のいうことを問いただして、政府が何を考えておるかを国民の前に示し、正しい点は支持し、あぶない点はこれに対して警告を発する、こういう意味ですから、帆足計が質問したから、あれはおれの弟子になったかなどという錯覚を抱かないようにひとつ申し上げておきます。 そこで、まず第一に、過去をさかのぼって、先ほど私は、職業的軍人の方が何%おられるか――