ただいまの御答弁はおおむね六十点をちょっと切れておるようですが、学校はどこをお出になりましたか。参考のために、経歴のごく一端を、三十秒ばかり……。
ただいまの御答弁はおおむね六十点をちょっと切れておるようですが、学校はどこをお出になりましたか。参考のために、経歴のごく一端を、三十秒ばかり……。
東京大学としてはあまり秀才でなさそうですけれども、そうすると、きょうは戦略の専門家に来ていただきたいという私の要望に対して、委員長はそれに応じなかったわけですか。戦略の専門家に私は聞きたいというのが……。
それはうかつなことで、あなたにたいへん失礼を申し上げました。 一問一答でいきましょう。 安全保障といえば、何の安全保障を考えているのか。犬の安全ですか、ネコの安全ですか、アメリカの兵隊さんの安全ですか、それとも、紅衛兵の安全を主としてお考えでしょうか。安全の対象をごく簡単に……。
国民の幸福並びに国土の安全とするならば、その安全を守るためには、いま子供の死亡率の一番大きいのは交通事故です。これに相当の努力をしなければなりません。私どもにとっての安全保障は、ガンと高血圧、ダレス氏もガンで倒れ、池田さんもガンでなくなりました。ダレスは、中共兵に殺されたのでもなく、ベトコンに殺されたのでもありません。ガンに殺されたのです。したがいまして、病気と自然の脅威、これに対して人の命を守ること、これが第一の安全保障、台風等に対して国土の安全を守ること、これが安全保障、そして戦争――その戦争は過去の概念と全く違って、あなたも東大をお出になったらおわかりでしょうが、もう小銃、機関銃、連隊旗の時代ではございません。ロケット、人工衛
これまた落第。こういう方に国の安全保障をまかしていることがいかに危険であるかを国民が知ったというだけでも、きょうの委員会は非常に価値のあることであります。国防上の安全にとって重要な条件は、日本の立地条件です。この孫子の兵法をもう一ぺん読むことは差し控えますが、これは値段は安いのです。岩波文庫で、星二つですから、百円です。立地条件が大事です。私は沖縄の問題に触れるためにこれを言うわけで、決して冗談で皆さんの眠りをさまそうとしているわけではありません。それから、もちろん戦争の軍事技術の進歩、それから食糧、原料――最も必要なのは食糧ですけれども、食糧、原料、それから世界の大勢の流れ、それから民心の把握、人の心をつかまえることです。おおむね
ただいまの御答弁もこれ落第です。というのは、ただいまのような問題は客観的な条件でございまして、人それぞれの意見に従う趣味の問題ではありません。私はシュークリームが好き、君はチョコレートが好き、そんな問題ではないのです。客観的な問題で、その中の二、三の問題はもう決定的な、デイサイシブな問題なんです。ですから、それを申し上げるわけです。それが沖縄に関係しているからです。 その次に申し上げますが、防衛庁はアメリカの戦略の大綱を心得ておりますか。それから、アメリカの沖縄に対する戦略の立て方、状況を始終通達を受けておりますか。アメリカのベトナムに対する一触即発の危機にあるその戦略の大綱を、同盟国として、しかも日本がこれにある程度タッチする
そうすると、つんぼさじきに置かれておって、この重大な問題について、日本の一つの県、九十五万の同胞をつんぼさじきの御主人に、預けておる。しかもそのつんぼさじきの前ではきょうにもエスカレーションするかもしれないときに、立川から来たジェット機が、沖縄で一息ついて、そのままベトナムに行って爆撃するならば、やがてひとつエスカレーションすれば、沖縄は報復爆撃を受けねばならぬ、こういうことを心配するから、私はいまあなたにお尋ねしておるわけです。 そこで、その次にお尋ねしますが、それでは自衛隊は沖縄に対してただいま主としてどういう関係を持っておりますか。
これは驚きました。すると全くつんぼさじきであって、沖縄戦跡の調査というのは、ひめゆりの塔にワニの涙を流して――これは失礼でございました。ひめゆりの塔に悲涙を流してお帰りになった、それだけでございますか。
沖縄で合同演習をなさったことがありますか。
日本海では合同演習を現在なさっておるわけですか。
私は最初に孫子の兵法を朗読いたしましたときに、「兵は国の大事なり」このことばから質問を始めました。この国の大事について、ほとんど連絡らしい連絡も受けないで、金魚のうんこのようにアメリカの戦略にくっついて回って、そして沖縄九十五万の同胞はそのために自治権も失って、少女が強姦されても――その事件はいま非常に多いのですが、これを訴える権能もない、治外法権です。背の上海の租界と同じです。こういう状況であることを残念に思っておりますが、自衛隊といたしましては、米軍または米市民の命のとうときと日本の国民の命のとうとさと、どちらが大事だと考えておりますか。
一視同仁――いつ、あなたはクエーカー教徒におなりになったのですか。クエーカー教徒はたしか軍部に入ることはできないはずです。日本の民族の命のとうとさもアメリカの市民の命のとうとさも同じであるという、その説法を聞きたいから言うたわけではないわけです。防衛庁の職員として、もしあなたがそういう思想を持っておられるならば、クエーカー教徒として私は尊敬します。セブンスデー・アドベンチュア・チャーチに御入信なさればいいでしょう。鳥田防衛局長の立場において日本民族の安全とアメリカ市民の安全とどちらかを選ばねばならぬときは、どちらを選ぶか、こう聞いたわけです。まことに情けないことですね、こういうことを聞かねばならぬとは。
それをおずおずと、しかも自然の感情とは何ごとぞや。人にして学ばざれば禽獣のごとし。自然ではなくて、教育を受けて大脳が発達してその理性によって理性的に考えたときに、あなたは防衛局長として日本国民の安全に対して重大なる責任を持っており、われわれも国会議員として重大な責任を持っておる。その安全の内容は、国土、生命、それからいまの狭義の軍事関係の脅威、こういうことで先ほどあなたと意見が一致したと思ったが、一致してない。これはアメリカの圧力が強くて、私は、こういう防衛庁に国の安全をまかして安心して寝られるとするならば、それは神経に異常がある証拠であることを痛感するのですが、しかし、話し合うことによってその欠点を互いに改めてもらいたいと思います
それでは次にお尋ねします。 いま、沖縄では単に施政権を失っただけです、こういうお答えがありましたが、かつてアルサス・ロレーンが百年前にドイツに取られました。アルサス・ロレーンは、フランス革命の洗礼を受けまして、当時フランスにもはや百年近くも同化しておりました。そのときに、アルサス・ロレーンは単に施政権をちょっと取られただけだと、フランスの軍部はそう言って済ましたでしょうか。そうではありません。悲憤の涙を流し、そのときのアルサス・ロレーンの祖国返還の先頭に立ったのは、アルサス・ロレーンの小学校の先生でありました。デンマークで緑化運動を起こしたのも、一人の戦いに敗れた退役将校でありましたが、剣を捨ててくわを取れと叫んだ彼は、グルント
沖縄の現状はまことに不満であるけれども、しかし、自由世界の安全上やむを得ないという御答弁でしたが、先ほどあなたは、立地条件というものは決定的なものの一つであるという答弁がありました。この地図でわかるように、もしソ連、中国がメキシコに軍事基地をつくって、この軍事基地なくしてはキューバの革命が広がるおそれがあるといって、メキシコとパナマに軍事基地をつくったとしたならば、その軍事基地はソ連、中国にとっては軍事技術的に都合のいいことでしょうけれども、それがパナマとメキシコにとっていささかの安全保障にでもなるでしょうか。そこまで言わなければわからぬから、答えてください。
立地条件について問うたわけです。立地条件の宿命によってそれは不可能ではないかということを聞いたわけです。簡単に答えてください。立地条件、困難なら困難と。
ただいま申し上げましたのは、沖縄の戦略価値を論ずるにあたって、あなた方が立地条件をなぜ考えないか。もしニューヨークの向こう側の場所に日本があって、そして、アメリカよ守ってくれというならば、それは私は立地条件上合理性があると思います。しかし、ソ連と中国の影の下の四つの島、その島のはずれのまた小さな島、その島は立地条件附にアメリカの前線基地、犠牲基地、中継ぎ基地、連絡基地、一言でもっとわかりやすく言えば、火葬場の前の湯のみ茶屋の立地条件になる。この事実は、どこを守るとか守らぬとかいうことでなくして、純粋に今度は将棋の名人として、立地条件として無理な条件の島である、日本を守るためには無理な島、そしてアメリカを守るためには犠牲基地、前線基地
顧みて他を言うとはそのことばであって、さらにことばを続けさせていただくならば、こう書いてあります。海綿が水を吸収するごとくソ連、中国の攻撃を吸収させる場所――このことばを聞いてりつ然たらざる者がおるでしょうか。これは善悪の問題ではありません。そういう立地条件にある。私は昨年西ヨーロッパに参りましたが、おおむね、南太平洋の小さなアッツ島と、多くの人々は思っております。そういう立地条件に置かれておるわけです。 そこで議論を進めますが、今度はアメリカの防衛によるとして、戦略を立てるとして、食糧、原料は何カ月持ちこたえることができますか。特に食糧です。一億の人口が朝のラッシュアワーにすら困るこの日本で――この前の戦争では、最後の日まで朝
私が理解しましたのは、防衛庁の方々は、個人としてはいい方々ばかりでありますけれども、ただ職業として就職なさったというだけであって、戦略を考えるにあたって、立地条件も深く考えず、食糧問題も考えず、原料問題も考えずして相互援助条約を詳しく結んだということは、私は軽率であると思いますから、防衛庁としても、三矢作戦のようなつまらぬことをなさらずに、食料問題の御研究でもなさることをおすすめしたいと思います。 次にお尋ねしますが、もしエスカレーションが起こりまして、紅衛兵の中国に火がつきまして、そのときに沖縄から――現石ベトナムを爆撃しておると思いますが、現在沖縄から海外出撃が行なわれておることをすべての新聞が伝えておりますが、そのとおりで
それでは、沖縄は軍需品、それから兵員――歩兵、それから飛行士その他、沖縄でもって訓練したレンジャー部隊、そしてそれが重要な前線の第一級の補給基地になっているということは存じておりますか。