これは日本人の癖ですが、戦争中は直立不動で、位が一つ違えば、私も兵隊に行きましたがほんとうに大へんなものです。ところが戦争に負けて自衛隊が出てくると、さっぱり会社員みたいな格好で、あまりにその変化が日本は激しい。これは瓜生さんがちょうど帰りましたけれども、戦争中は天皇は神様だった。このごろはそうかた苦しくせぬでもいいじゃないか、一般の人と一緒でもいいじゃないか。まるっきり神様から一般人に落ちてきたり、非常に変化が激しい。これは皇室のあり方もそうですが、自衛隊のあり方もあまり急激に……。それだから昔の人と若い者の調子がとれない。昔の人はやはり昔のような兵隊を考えておる。このごろの若い者は全然そういうことは考えておらぬ。もうわれわれは月
